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夏といえば何だろうか?もちろん、新型Galaxy Z Foldシリーズの発売に決まっている。
Galaxy Z Fold3を買ったのがちょうど一年前なのだが、もう新型が出ていたり。
今回発売された「Galaxy Z Fold4」は、目新しい進化はないものの、より使いやすく変更されている。
僕は韓国版をいち早く入手したので、本記事では使い勝手などをお伝えしていきたい。
Galaxy Z Fold 3 | Galaxy Z Fold 4 | |
発表時期 | 2021年9月 | 2022年9月(予定) |
SoC | Snapdragon 888 | Snapdragon 8+ Gen 1 |
RAM ストレージ | 12GB 256/512GB | 12GB 256/512GB |
メインディスプレイ カバーディスプレイ | 7.6インチ/120Hz 6.2インチ/120Hz | 7.6インチ/120Hz 6.2インチ/120Hz |
カメラ | メイン広角 12MP 超広角 12MP 望遠 12MP(2倍) | メイン広角 50MP 超広角 12MP 望遠 10MP(3倍) |
インカメラ | カバー 10MP メイン 4MP[画面内] | カバー 10MP メイン 4MP[画面内] |
防水防塵 | IPX8 | IPX8 |
Sペン対応 | ◎ | ◎ |
バッテリー | 4400mAh | 4400mAh |
サイズ | 128.1 x 158.2 x 6.4mm 271 g | 130.1 × 155.1 × 6.3mm 263g |
正直、Fold3ユーザーからすると大した魅力を感じないだろう。
今回はマイナーチェンジといったところで、特に目新しさはない。個人的には光学3倍に対応したのは嬉しいポイントだが、逆に言えばそれくらいなのだ。
Fold2からの乗り換えであればかなり進化を感じ取れるが、すでにFold3を持っている人は無理して手を出す必要はないだろう。
今回は「グレーグリーン」「ファントムブラック」「ベージュ」の3色展開。ただ、海外のSamsungオンラインストア限定で「バーガンディ」が選べるようになっている。
すでにGalaxy S22 Ultraで採用されている色なのだが、他の人とかぶりにくい色なのと、ラグジュアリー感漂うあの感じに触発されて選んでしまった。
早速外観を見ていこう。今回のGalaxy Z Fold4の内容は前回と変わらず。以下のとおりだ。
相変わらずしょっぱい。他社を見習ってせめてクリアケースくらい付けてほしいものだが、しょうがない。
こちらがGalaxy Z Fold4本体だ。バーガンディ色を選んでよかったと心の底から思っている。
美しく、高級感がありながら見るものを引き込む風貌。大人っぽく、セクシーで、エレガントなイメージを醸し出してくれる色で、とても惚れ惚れしてしまう。
WEB限定色なのが惜しい。実は、当初はベージュを買う予定だったのだが、コンセプト画像を見た途端に一目惚れしてしまった。Fold4をこれから買う人、少し手に入れるのが難しいけどバーガンディはおすすめだ。
Fold2→Fold3と使ってきたので、今更目新しさはない。開くと約7.6インチのタブレットに早変わり。
充電ポートはUSB-Cに対応し外部ディスプレイの出力、DeX(パソコンモード)にも対応している。
今回からフレーム部分はメッキ仕上げとなっており、非常に指紋や小キズが目立つ仕様となった。
前モデルのGalaxy Z Fold3ではマット仕上げ。持ったときに指紋が目立たないので好きだったのだが、この変更は少し残念に思う。
折り畳んだ状態の端末の横幅は67.1mmと、狭め。6.2インチのDynamic AMOLEDディスプレイを備えており、かなり縦長のディスプレイだ。
特殊な画面比率ではあるが、メッセージの返信やTwitterを見るくらいならちょうどいいサイズ感だし、何よりも片手で操作できてしまうのは最高に使いやすいと感じる。
細かな進化だが、Fold4 は3と比べてディスプレイの幅が僅かに広がった。
わかりにくいのだが、ヒンジがややスリムになり、フレームが細くなっている。
そのおかげで若干横幅が増しており、Fold3の圧倒的な縦長サイズが緩和されているのだ。
Z Fold4ヒンジ部のフレーム幅はFold3に比べて猛烈に細くなった!! pic.twitter.com/see8ZEDR8U
— あり4゛59 (@arijigoku459) August 11, 2022
超絶短時間だったのでちょっとしか写真撮れなかったがGalaxy Z Fold4とFold3の比較。(左のシルバーが3で右のグリーンが4) pic.twitter.com/sWlwJJsZCc
— あり4゛59 (@arijigoku459) August 11, 2022
また、今回よりサブディスプレイがフラット形状になっているので、保護フィルムの選択肢がより増えた。
メインディスプレイ。Dynamic AMOLED 2X(有機EL)を採用しており、リフレッシュレートは120Hz(1-120Hz)、最大輝度は1000nitだ。
別売りのスタイラスペン「S Pen」に対応しており、持っていれば自由に文字や絵を書ける。
画面下インカメラは、前作と比べてドット数が増しているようだが、特段変わっている印象はない。
ただ、この仕様結構優秀だったり。他社の折りたたみスマホだとパンチホールインカメラを採用しているモデルがあるのだが、表示領域が狭くなったりして結構邪魔なのだ。
画面下タイプだと、表示が狭くなることはないし、しっかりインカメラも機能する。両立できるのがこの技術の良い点だと感じるので、もう少し目立たなくなるのに期待したいところ。
このスマホの大きな特徴でもある、「スマホとタブレットを使い分けられる」という点。
電子書籍リーダーとしてはまさに最適。
漫画は、拡大表示すると単行本に近いサイズ感で読めるし、雑誌も大きい画面でしっかり読める。
iPad miniなどのタブレットと比べても軽いので、とても持ちやすくて長時間の読書も快適。
画面を「L」に折り曲げるフレックスモードだと、上下に分割された表示となる。
YouTubeなどの動画コンテンツは、フレックスモードにすることで自動的に上の画面に動画を表示して下の画面に情報を表示するなど、自動的にアプリの配置を調整してくれるのだ。
Galaxy Z Fold4は2画面表示だけでなく3画面表示にしてマルチタスクにアプリを使うことも可能。
3画面表示は脳がパンクしてしまうのであまり使わないが、2画面表示は結構有能。左右2画面の表示領域が広いので、かなり使いやすい。
ゲームにも最適。7.6インチの大画面みっちり表示してくれるので、視認性がかなり高く、没入感も段違い。
SoCがSnapdragon8+Gen1になったことで、よりゲームへの適性が高くなった。長時間プレイでもフレームレートを高い水準で維持できるので、Galaxy Z Fold4はゲーム専用機としても活躍するだろう。
Galaxy Z Fold4は、大画面に最適化された「Android 12L」を搭載している。
新たに追加された「タスクバー」。メインディスプレイ下部に表示させることが可能で、ここにアプリアイコンを置くことができる。
Galaxy Z Fold4 タスクバー pic.twitter.com/k2FB2yZXQQ
— jiyoung (@yukime_jiyoung) August 30, 2022
起動したいアイコンをタップすればすぐ切り替えられるし、画面分割表示もサクッとできるので、マルチタスクをしたい人にはうってつけだろう。
このタスクバー、常に表示させることもできるし、長押しで非表示にすることも可能。
表示されるアプリは、ドックにおいているアプリとなっている。ちなみに、サードパーティ製ランチャーアプリを使うと無効化されるので注意だ。
これは新機能ではないが、画面端からスワイプすることで「エッジパネル」を呼び出せるのは健在。
常時表示できるタスクバーか、スワイプで呼び出せるエッジパネルか、好きな方を使い分けられるようになっている。
ぶっちゃけ対して変わっていないのだが、指紋認証速度やバッテリー持ちなどは如何ほどなのか。
指紋認証 pic.twitter.com/eUlhuYNV9w
— jiyoung (@yukime_jiyoung) August 30, 2022
指紋認証は今まで通りの速度。全く不満ないのでノーコメント。
Galaxy Z Fold4
— jiyoung (@yukime_jiyoung) September 20, 2022
8時の出勤時にバッテリー98%、19時の今55%
休憩時間にYouTube見たり、常時スマートウォッチ接続。行き帰りの往復30分くらいYouTube流してる感じ。
Fold3のときと比べて変わってない気がする…?
バッテリー持ちだが、Snapdragon8+Gen1になったことで良くなったかと思ったが、特段変化は感じられない。
発熱はGalaxy Z Fold3より優しくなっていると思うが、高負荷なゲームをしないならあまり恩恵はないだろう。
バッテリー持ちの改善を期待している人には申し訳ないが、雀の涙程度というのは伝えておく。
— Ice universe (@UniverseIce) August 19, 2022
今回からよりバッテリー持ちが良くなる「ライトモード」が実装されている。動作周波数が低く抑えられるも、ディスプレイの最高リフレッシュレートは120Hzが維持される…のだが、もう少し使ってみてから結論を出したい。
追記:ライトモードの設定で2週間ほど使用しているが、わずかに良くなっている程度。常時この設定でも不満はないので、原神などの高負荷ゲームをしない限りは、これで良いと思う。
大きくバッテリー持ちが良くなった!ということはないので、設定しないよりはマシ、程度に思ってもらえれば。
バッテリー容量が増えているわけではないですからね。
ライトモードで使ってるけど、特段変わった印象なし。
— jiyoung (@yukime_jiyoung) September 20, 2022
Fold3→4でのバッテリー持ちはあまり変わらないと捉えていいかも🥺 pic.twitter.com/xnLIE3eQCv
Galaxy Z Fold4はIPX8相当の防水性能を持った安心設計となっている。
僕は風呂のときによく持っていくが、ちょっと水に濡れた程度じゃまず壊れない。冬場なんかは室内と室外の気温の差で画面にダメージを与えるのではないかとヒヤヒヤして使っているが、今のところ問題なし。
Twitterではたまに「Fold3のメインディスプレイが壊れた!」というツイートを見るが、そう簡単に壊れるものではないのは抑えておいて欲しい。
こういった報告を見ると「折りたたみスマホはまだまだおもちゃ」「実用性は皆無」と言った意見が必ず出てくるが、触ってもないのによく言えるなと思っている。
僕はFold2の頃から長らく使い続けているが、破損したことは一度もない。メーカー非推奨の使い方はしていないからだ。
メインディスプレイのフィルムを剥がしたり、強い圧力をかけない限りまず壊れない。初代でリコール騒ぎがあったためか相当頑丈に作られているので、安心して検討して欲しい。
背面カメラは前モデルと比べて多少強化されている。カメラ構成は以下のとおり。
超広角 | 1200万画素/1.12μm/F2.2 |
広角 | 5000万画素/1.0μm/F1.8 |
望遠(光学3倍) | 1000万画素/1.0μm/F2.4 |
ソフトウェアと画像処理チップが優秀なため、オートで撮ってもそれなりの一枚となる。
青の表現が強めなので、全体的に映える写真が撮れるのだ。
こちらは3倍ズームでの一枚。解像度も申し分なく、色味も特に悪くない。
ちょっと寄りたいときや、物撮りなんかで重宝する画角なので、光学3倍まで対応してくれたのは嬉しいポイントだ。
10倍ズームは正直微妙。スマホなどの小さい画面で見るといくらかマシに見えるが、よく見ると塗り絵だ。
少し粗めなので、頻繁に使いたいとは思わない。今のFoldシリーズのスタイルだと、ペリスコープを搭載するのは難しく思えるのだが、今後に期待していいものだろうか。
夜景は見た目よりやや明るめに撮れる印象。自動でナイトモード判定で撮影できるので、非常に楽だ。
程よい明るさで暗部のノイズも抑えながら質の高い写真に仕上げてくれる。
以下、作例。
docomoとauが取り扱うことになり、日本でも発売されるGalaxy Z Fold4。
おサイフケータイに対応していたり、しっかりキャリアの保証が受けられるなど、メリットも多い。2年後に返却するお返しプログラムなどを適用すれば、半額になるので、アホみたいな値段もいくらかマシになるだろう。
ちなみに、「グレイグリーン」の一色しか発売されない。この仕様には心底がっかりだ。
普通に買うと25万円です。2年後に返却するなら半額。
正直、Galaxy Z Fold3(前モデル)を持っている人は見送っていいと思われる。以下の点が魅力的であれば買い替えてもよいだろう。
Fold2ユーザーや、新規でFoldシリーズを触る人であればトキメキを感じると思う。
買い替えのコストなどを考えると、あまり魅力的ではないのが本モデルの微妙な点だ。僕はバーガンディが好きなのと、光学3倍に魅力を感じて買い替えてしまった。
新しく搭載されたAndroid 12Lだが、こちらはFold3への配信もされるようなので、Fold4だけの特権ではない。
4代目となり、完成度はかなり高い一台だ。ゲテモノ端末の粋を超えており、十分メインとして活用できるスマホだと思う。
値段さえクリアできるのであれば、ぜひとも触って欲しい一台だ。
普通のスマホに飽きた逸脱者や、ミニマリスト的思考の人、最新技術を体験したい人はチェックしてみて欲しい。
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