Xiaomi 12S UltraをBLU&Magisk導入で完全日本語チャレンジ【root化】

Xiaomi 12S Ultraを購入したわけだが、中国版Xiaomiスマホは日本語に対応していない。

euROMを焼けば日本語化できるのだが、あいにくまだ公開されていない。なら、「Magiskを導入して日本語化しよう!」というわけだ。

本記事ではBLUの流れ~実際にMagiskを導入し、日本語化してみる。ぶっちゃけeuROMリリースまで待ったほうが良いのだが、「こういう選択肢もあるよ」というのを知ってもらえたら幸いだ。

大陸版Xiaomi端末でBootloader Unlockするために必要なもの

  • PC
  • USB ケーブル
  • BLUツール(こちらからダウンロード)

Bootloader Unlockする前の準備

Miアカウントを作ろう

Miアカウントを作成するために、このサイトに飛ぼう。

「電話番号を使用して作成する」を押して新規アカウントを作成してほしい。

SMS認証がきちんとクリアできれば終了。MiアカウントはXiaomiスマホを使う上では大事なものなので、サクッと作っておこう。

Developer Option(開発者オプション)を有効化
  1. Setting(設定)→My device→「MIUIバージョン」を7回タップすると、開発者向けオプションが有効に。
  2. Setting→Additional setting→Developper optionへ移動。
開発者オプションからアカウントを追加

Developper Option(開発者オプション)から、「Mi Unlock status」の項目を探してほしい。その後は以下の流れで進む。

  1. 「アクセス許可が必要です」に同意する。
  2. SIMカードを挿入、Wi-FiをOFFにしデータ通信を行えるようにする。
  3. デバイスを探す、クラウド関連の項目は必ずオフ
  4. Add account and deviceを押す。Miアカウント追加してない場合はここでログイン画面が出てくるのでログイン。
  5. 正常に追加されると通知が出てくる。

ちなみに、電話番号を使わずにMiアカウントを作成してしまうと、アカウントの追加ができないのでダメ。

そういう場合は電話番号を追加登録すればOK。

3つの項目を有効化して終わり

Developper option内にある「OEM unlocking」と「USB debugging」「USB debugging (Security settings)」にチェックを入れて完了。

ADBコマンドを使えるようにしよう

ROM焼きを行うにはADBコマンドを使えるようにしないといけない。

環境構築のために、「Minimal ADB and Fastboot」をPCにインストールしよう。

「Download Version 1.4.3 Here」をクリック。するとDL先に飛ばされるので、8秒ほど待ってファイルをダウンロードしてほしい。

ダウンロードしたファイルは.exe形式なので、ダブルクリックで実行。あとはインストールウィザードに従ってインストールしよう。

インストールすると、コマンドプロンプトが立ち上がる。「adb」と打ち込んでエンターを押し、長い文章がずらーーっとでてくればOKだ。

BLUする流れを解説

アンロックツールを入手

Bootloader Unlockツールを入手するために、このサイトに飛んで欲しい。

緑色の「Download Mi Unlock」というボタンをクリックするとダウンロードできる。

Jiyoung
Jiyoung

Macですと、このツールが開けないので詰みます!

  • ダウンロードしたUnlock Toolを解凍。
  • 解凍したフォルダにある「batch_unlock.exe」をダブルクリックで起動する。
ログイン

batch_unlock.exeを実行し、アンロックツールを立ち上げるとログインを求められる。

ご自分のMiアカウントでログインしよう。

スマホをFastbootモードにし、ケーブルでPCと接続

Fastbootモードにするには、端末の電源をOFFにした後、ボリュームキー(-)と電源ボタンを長押し。

成功すれば「Fastboot」の文字が書かれた画面が出てくる。

アンロック実行

Fastbootモードのスマホとつなぐと、「Unlock」というボタンが押せるようになる。

警告を全部許可するとアンロックが開始される。エラーが出て失敗すると思うが、それが正常。

Bootloader Unlockには1週間時間がかかるので、時間経過後に再チャレンジしよう。

Jiyoung
Jiyoung

注意点は以下のとおりです!

  • デバイスを使用せず電源を落とし1週間寝かしたままだとアンロックまでの待ち時間が延長される。
  • 1つのMi Accountで1か月に1度しかBLアンロックをすることができない。
  • データは全部消える

アンロックできない場合

僕は何台ものXiaomi端末をBLUしてきたが、以下のような不具合が起きた。対処法も交えて紹介したい。

  • ケーブルで繋いでも認識しない → 一個前のバージョンのアンロックツールを使うか、ケーブルを変える

Xiaomi端末にMagisk導入~パッチしたファイルを焼くまでを解説

必要なもの
  • Magiskアプリ
  • ADBコマンド環境
  • Boot.img(詳しく解説します)

手順 1. boot.imgを入手する

MIUIのバージョンを調べる

まずは自分の端末のMIUIのバージョンを調べよう。

今回はXiaomi 12S Ultraで行う。バージョンは「MIUI v13.0.4.0」だった。

ちなみに、バージョンは「設定」→「My device」から確認できる。

自分の使っているバージョンに合わせたROMをダウンロード

バージョンを確認したら、それに合ったROMをダウンロードしよう。

以下のサイトでダウンロードできるので、Fastboot ROMを選んで欲しい。ファイルサイズが大きいので注意。

ダウンロードしたファイルを解凍し、boot.imgを見つける

ダウンロードが終わったら、ファイルを解凍しよう。

どこかに「boot.img」があるので探し、見つけたらスマホ内部に移動しておく。

Magiskをインストールし、boot.imgをパッチ

スマホでMagiskアプリをインストールしよう。(アプリインストール先

インストール後、起動すると以下のような画面になる。

最新バージョンは執筆時点(2022/7/24)で25.2だ。

boot.imgをパッチする作業を行うため、「インストール」のボタンを押す。

「パッチするファイルの選択」のところで、さきほどPCから移してきたboot.imgを選択しよう。

最後に「はじめる→」を押せばboot.imgがパッチされる。

パッチ化されたboot.imgは「Magisk_patched~」のようなファイル名に置き換わっているので注意。

保存場所は、おそらくDownloadフォルダ内だと思うので、探してみてほしい。

Jiyoung
Jiyoung

パッチされたboot.imgはPC内にコピーしておきましょう!

手順 2. パッチを当てたboot.imgを焼く

Minimal ADB and Fastbootを立ち上げる

Windows検索欄に「Minimal」と打ち込み、Mnimal ADB and Fastbootを立ち上げよう。

スマホとPCを接続し、「adb reboot bootloader」と入力しEnter。

スマホがFastbootモードに移行すると思う。その後、以下のコマンドを実行しよう。

fastboot flash boot  magisk_patched_*.img(パッチしたファイルのパス)

最後にFastboot rebootで再起動し、無事起動すればOKだ。

Jiyoung
Jiyoung

fastboot flash boot   まで入力した後、パッチしたファイルをドラッグ&ドロップすると簡単です。

手順3. Magiskモジュールをインストール

AndroPlus氏の神モジュールを使わせていただく。こちらのページに飛び、「magisk-module-miui-cn2global.zip」をダウンロードしよう。

Jiyoung
Jiyoung

端末の内部ストレージに保存してください!

Magiskを開き、「モジュール」へ移動。「ストレージからインストール」を押して、さっきダウンロードしたzipを選べばOK。

あとは再起動して、言語選択画面を開いて日本語が選べるようになれば終了だ。

Magisk導入やroo化するのが面倒な人向けの簡易日本語化

カメラアプリが日本語化されている

完璧な日本語化ではないが、ADBコマンドを使える環境であれば以下のコマンドを実行するだけで日本語化できる。

  1. adb shell
  2. settings put system system_locales ja-JP

設定などは日本語にならないものの、アプリの言語は日本語になるので、これだけでも十分使えるだろう。

Magisk導入が面倒だと感じる人はぜひ試してほしい。

Root化する際の注意

root化すると、銀行系アプリなど、起動出来ないアプリがでてくる。その場合は、以下の手順を踏むことで回避可能だ。

  1. Magiskホーム画面右上の「歯車アイコン」→ 「Zygiskk」→ 「DenyListを適用」
  2. スマホを再起動させ、Magiskアプリを開く → ホーム画面でZygiskが対応の表示になってればOK
  3. Magiskホーム画面右上の「歯車アイコン」→ 「Magiskアプリを隠す」へ
  4. Settingを選択すると新しくMagiskアプリが起動
  5. Magiskホーム画面右上の「歯車アイコン」→ 「DenyListを構成」
  6. root回避して欲しいアプリにチェックを入れる

ちなみに、euROMを焼けばMagisk不要で日本語が使える

euROMを焼けば、最初から日本語が使えるのでわざわざMagiskを導入する必要はない。

Bootloader Unlockさえすれば、ROM焼きはすぐなので手間も少ない。なら、Magiskを導入するメリットって?となるだろう。

  • 今使っている端末でeuROMがリリースされていない
  • euROMリリース予定がない端末を使っている
  • アプデが遅れない大陸ROMが使いたい

こんな人にとってはMagisk導入での日本語化がうってつけ。

今の時点でeuROMが公開されている場合なら、Magisk導入は面倒なのでおすすめしない。

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