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Vivoからリリースされた新型折りたたみスマホ「Vivo X Flip」を購入した。
パープルカラーの筐体デザインに一目惚れしたので即ポチったのだが、使い勝手はどうなのか。本記事ではVivo X Flipのレビューをお届けしていきたい。
ディスプレイ | メイン:6.74インチ有機EL 120Hz 2,520×1,080(WUXGA+) サブ:3インチ有機EL 60Hz 682×422 |
サイズ | 閉じたとき: 高さ:86.40mm 横幅:75.25mm 厚さ:17.56mm 開いたとき 高さ:166.42mm 横幅:75.25mm 厚さ:8.19mm |
重さ | 198g |
メモリ/ストレージ | 12/256GB 12/512GB |
カメラ | メイン:50MP(f/1.75/OIS) 超広角:12MP(106°/f2.2) |
生体認証 | 指紋 |
バッテリー | 4,400mAh、44W充電、ワイヤレス充電非対応 |
価格 | 5999元(約11.8万円)~ |
内容物は以下のとおりだ。
こちらがVivo X Flip本体。パープル・ゴールド・ブラックの3色展開だが、今回はパープルにした。
落ち着いた色合いで、気品さを感じるデザイン。背面のデザインで言えば、他メーカーの縦折りスマホよりだいぶ洗練された印象を受ける。
背面はレザー素材?触った感触的には硬めのレザーといった印象だ。ミシン目の模様が施されているが、これはフェイクではなくてきちんと盛り上がっている。
ボタン類は本体側面に集中。電源ボタン兼指紋認証センサーになっており、触れるだけですぐロック解除される。
サイドフレームは光沢感のあるメッキ仕上げとなっており、背面レザーの質感とも相まって非常に高級感漂う印象だ。
Type-Cコネクタの隣にはスピーカー。購入したあとで気づいたのだが、Vivo X Flipは「モノラルスピーカー」のようだ。
てっきりステレオだとばかり思っていたので、初めて動画を流したときは軽くショックだった。
ヒンジ部分。Galaxy端末のようなロゴは入っていない。ヒンジ部分はわりとスリムな形状で、大きく出っ張っているわけではない。
折りたたみスマホなので、当然折れる。一応、ある程度の角度調整はできるようで、そこそこ自由が効く仕様だ。
付属の純正ケースを装着するとこんな感じ。クリアケースだが、縁周りがメッキ仕上げになっているので、あまり安っぽさは感じない。
分厚くなるし、指紋も目立つのでケースはあまり使用したくない派なので、特に使う予定はなかった。
Vivo X Flipで一番最初に触れたいのはこれ。他の縦折りスマホより圧倒的に大きいサブディスプレイの存在だ。
他の縦折りスマホ、Galaxy Z Flip4の超小さいディスプレイと比べると雲泥の差。視認性が素晴らしく高く、ある程度の操作もできてしまう。
通知が来るとサブディスプレイにはこのような感じで表示される。矢印のマークを押すことで、通知の詳細をチェックすることが可能だ。
Vivo X Flipのサブディスプレイスタイルは変更可能。ただ、端末内に最初から入っているスタイルが数種類入っているくらいで、カスタマイズ性は乏しい。
Vivoテーマストアから追加できるか?と思っていたが、無理っぽい。
幸い、任意の画像をサブディスプレイの壁紙にできるので、プリセットのスタイルに飽きた場合は変えてみるとよいだろう。GIF画像を選択すれば、動く壁紙にできるので面白い。
Vivo X Flipは、初期状態だとサブディスプレイで使えるアプリには大きな制限がある。基本的には中国国内の一部のアプリしか使えない。LINEやTwitterなどは、そもそもサブディスプレイで起動できないのだ。
CoverScreen OS
IJP無料posted withアプリーチ
ただ、そんなクソ仕様をぶっ壊してくれるアプリを見つけた。
折りたたみスマホのサブ画面上で Android アプリのフル機能を利用可能にする「CoverScreen OS」というアプリがある。
CoverScreen OS をインストールすると非公式にサブ画面上でアプリの実行が可能になるが、Vivo X Flipにも対応したみたい。
とりあえず、Twitterを起動してみる。横に広いので文字は見きれず表示できるが、縦幅が終わっているので見にくい。
お次はLINE。上から二人まではメッセージ表示できるが、視認性が終わっているだろう。
キーボードを表示してメッセージ返信をしてみたが、キーボードがサブディスプレイすべてを覆ってしまうので、絶望的に入力しにくい…。
YouTube表示。こちらはサブディスプレイの隅から隅まで動画が表示できるので、動画視聴はスムーズに行える。
ただ、違う動画を見たくなって一個前の画面に戻る等の操作はやりにくいので、あえてサブディスプレイで操作する意味はない。
PayPayに関しては、1回目挑戦したときはエラーで無理だったが、2回目トライした際はなんとか決済できた。
バーコードが読み取れればいいので、輝度調整だけしてあげれば大丈夫みたい。ただ、毎回CoverScreen OSを立ち上げる→PayPayを開くといった動作がいるので、スマートとは言えないかも。
サブディスプレイで便利だな~と思ったのは「自撮り」と「通知の確認」くらい。大きいサブディスプレイのおかげで通知の内容がより多く知れるのは素直に便利だと感じた。
また、折りたたんだ状態で自撮りする際は大きいサブディスプレイのおかげでプレビューが見やすかったので、とても使いやすかった。これはGalaxy Z Flip4とはまるで使い勝手が違う。
正直に言えばサブディスプレイを使う機会はそれくらいなのだ。いくらCoverScreen OSで色々なアプリが使えるとはいえ、3インチのスクリーンで何ができるだろうか?
当初は「メッセージ返信がやりやすそう!」と思っていたが、長いメッセージだと全部表示されないし、キーボードは超打ちにくい。
Vivo X Flipは縦折りスマホの中では大きめのバッテリー容量(4,400mAh)。
折りたたんでいる状態だと待機電力が少なくて全く減らないのだが、開いて使うとなるとゴリゴリ減る印象だ。
「かろうじて1日持つ程度のバッテリー」と思ってもらうといいだろう。朝の9時から使い始め、YouTubeやTwitter、LINEなどのSNSくらいしか使わなかったが、夜の20時を周る頃にはすでに残量30%程度だった。
折りたたみスマホにしては充電出力が高い(44W)ので、急速充電を使えば1時間かからずにフル充電できるのはメリット。
ワイヤレス充電には対応していないので注意です。
モノラルスピーカーだからしょうがないのだが、スピーカー品質はかなり低い。
低音は明らかにスカスカで物足りないし、クリア感なんてものはない。一昔前のスマホで聴いているような感覚で、Galaxy Z Fold4のスピーカーに慣れてしまった僕には一種の拷問のようだった。
音も小さいので、全体的な印象としては「悪い」という結論に。
こんな事を言っていいのかわからないが、「いちいち開くのが面倒」に感じることもある。
普段使っているときは特に気にならないが、音楽操作をしたいときや急いで操作しているときは、やはりワンテンポ遅れるのがストレスに感じる。
いちいち開閉する手間が省けるという点では、開いたままポケットに突っ込むのが合理的か?と思ったが、それではVivo X Flipを使う意味がないだろう。
コンパクトに持ち運べるのはたしかに便利だが、どんなときも開かないと画面にアクセスできないというデメリットが大きすぎるので、総評としては「折るメリットが大してないなぁ」という感じ。
Vivo X Flipのカメラ構成は以下のとおり。
Vivo X Flipでの作例をあげていこう。
カメラスペックは高くないものの、写りには定評のあるVivoらしく、高度な処理が効いた一枚に仕上がる。
実際の風景よりはだいぶ濃い目に撮れるが、いい塩梅で映えるので個人的にはこれくらいもアリだとは思う。
2倍ズームで撮影。これくらいであれば解像感がそれなりに保たれた写真になる。
専用レンズを搭載していないものの、十分な写りだろう。
たいして暗くはないシーンだが、白飛びはそこそこ抑えられておりノイズも少ない。
カメラ性能に力を入れていない機種の写りとしては及第点レベルだと感じた。
「デザインに惚れた」という一点で買ったのだが、総評としてはちょっと物足りなさを覚えた。
目玉のサブディスプレイは、巨大と言われても所詮3インチ。できることなんてほぼ限られているので、とくに使い勝手が良いとか、そういうことはなかった。自撮りはしやすかったが。
その他の点に関しても、結構クセのある印象だったので、デザイン性に興味を抱いた人以外にはおすすめできない。
僕はAliexpressで12.5万円ほどで購入したが、興味あればチェックしてみてほしい。
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