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折りたたむとコンパクトサイズになる、小型折りたたみスマホ「OPPO Find N」。
当ブログでもレビュー記事を書いたが、その後継機がついに発売された。前作で微妙だった点がかなり改善されており、使っていて非常に楽しいスマホだ。
実際に購入して使ってみたので、本記事ではOPPO Find N2の使用感レビューをお届けしたい。
OPPO Find N2はOPPOからリリースされた新型折りたたみスマホ。
前作の「OPPO Find N」の後継機で、SoCにSnapdragon 8+Gen1、メイン・サブディスプレイ120Hz対応、軽量化など、前機種でイマイチだったポイントがしっかり改善されている。
閉じると5.54インチの小型スマホ、開けば7.1インチのタブレットに早変わり。
折りたたみスマホとして認知度の高いGalaxy Z Fold4は、閉じると縦長の形状になり少々扱いにくさがあるが、OPPO Find N2は普通にスマホに近い感覚で使用できる。
その他、67W急速充電やカメラ特化NPU「MariSilicon X」の採用、強化されたカメラ性能など、かなり完成度は高い。
SoC | Snapdragon 8+Gen1 |
メモリ・ ストレージ | メモリ12/16GB ストレージ256/512GB |
ディスプレイ | 閉じた時:5.54インチ 120Hz 開いた時:7.1インチ、WUSXGA (1792×1920) LTPO,120Hz |
外カメラ | メイン:5000万画素 超広角:4800万画素 望遠:3200万画素 画像処理プロセッサ「MariSilicon X」 |
バッテリー | 4500mAh , 67W急速充電 , ワイヤレス充電非対応 |
オーディオ | ステレオ |
生体認証 | 指紋/顔 |
サイズ | 約132.2 x 72.6 x 14.6mm(折りたたみ時) 約140.5 x 132.2 x 7.3mm |
防水 | 非対応(生活防水程度) |
重量 | 233g |
価格 | 12GB+256GBが7999元(約15万7000円) 16GB+512GBが8999元(約17万6000円) |
同梱物は以下のとおり。
こちらがOPPO Find N2本体。今回は人気カラーの緑にしてみた。黒だとレザーが使われているらしい。
これだけで白飯3杯はいけちゃうくらい惚れ惚れするボディ。全身つや消しマット仕上げで、サラサラとした手触りだ。
ボディーのフチ(エッジ)の部分は、ダイヤモンドを用いた刃物(ダイヤモンドバイト)によって切削面の線をあえて残す加工方法「ダイヤモッドカット加工」が施されている。
この加工を施すと光をあてた時にきらびやかに反射するような仕上がりになるので、高級感が増すというわけだ。
すべてマット仕上げだとのっぺりとした印象になるが、この加工一つ加えるだけで全体の印象はかなり違う。神は細部に宿るとはこのことか。
真上から撮るとわからないが、よくみるとうっすらラメが入っているように見える。光の当たり具合でキラキラ光るので、非常に美しい。
開けば約7.1インチのタブレットになる。ベゼルは割と太く、普段からGalaxy Z Fold4を使用している僕には野暮ったく感じた。
画面左上にはインカメラを備える。3200万画素あるが、全く使うシーンがないので排除してほしい。
ディスプレイを折り曲げることで角度調整が可能。
ただ、Galaxy Z Fold4のようにどんな角度でも固定できるわけではない。90度までは割と自由が効くが、それ以降は結構ギリギリ。120度が限界ラインといったところ。
Galaxy Z Fold4と違って隙間なく折りたたむことが可能。Galaxy Z Fold4以外の最新折りたたみスマホは隙間をなくすことに成功しているので見習ってほしいが、防水とトレードオフなのでしょうがないといえばそれまで。
マグネットでピタッとくっつく仕様のようで、クレカなどは近づけないほうが吉だろう。
閉じると5.54インチのサブディスプレイが登場。
Find N2の縦の長さは、Z Fold4よりも1インチ(約2.54cm)近く短い。イメージとしてはiPhone 13 miniが近いだろう。
iPhone 13 miniと並べてみるとこんな感じ。若干Find N2のほうが横幅が広い。
厚みとしては13 miniが1個半といったところ。
前作は13miniが2台分の厚さだったので、より薄くなっているようだ。(約1.3mm減少)
Find N2に付属する純正ケース。レザー素材に見えるが、緑だと若干安っぽく感じるのは気のせいだろうか。
とはいえ、Find N2は非常にサラサラしていて滑りやすいボディだ。ケース不要派の僕でも裸は少し不安。
OPPO Find N2の重さは、レザー製背面パネル採用モデルが233g、ガラス製背面パネル採用モデルが237gで、OPPO Find Nから軽量化されている。
ここまで軽量化できたのは「ヒンジの軽量化」のおかげだ。
「OPPO Find N2」に搭載されている第2世代Flexionヒンジでは、構成される部品の数が138個から100個に減り、素材もカーボンファイバーや強度の高い合金を利用することによって、耐久性を維持しつつ本体重量の軽量化に成功。
確かに、持ってみると前作より明らかに軽い。普段使っているGalaxy Z Fold4と比べてもだ。折りたたみスマホもここまで来たか…という印象。これはかなり評価できるポイントだ。
OPPO Find N2は、メインディスプレイに7.1インチのフレキシブルAMOLEDを採用。LTPO技術により、リフレッシュレートを1~120Hzの間で動的に調整することで、大画面高画質でも優れたバッテリー効率を実現している。
ディスプレイの折り目はほぼ目立たない。触るとほんの僅か凹んでいるのが分かるが、その程度。
これが1、2年使ったらどうなるのかは気になるが、見ただけで分かるくらい凹むことはないだろう。
ちなみに、Galaxy Z Fold4はこのとおり、見れば一発で折り目が分かる。
折りたたみスマホといえばSamsungのイメージが強いが、Find N2が牙城を崩せるのだろうか。
個人的には二世代目になったことでより扱いやすくなったが、多くの人はZ Fold4を選ぶのでは?と思ってしまう。
開いた状態はこんな感じ。
「開くと大画面でタブレットとして使える」ことを重視しているユーザーが多いように見受けられる。そんな中でFind N2はやや中途半端なサイズ感だ。
画面小さいことはコンテンツの満足感低下に繋がるので、よりコンテンツ消費を楽しみたい人はFold4のほうが良いかもしれない。
閉じたときの使いやすさはFind N2に軍配が上がる。Fold4は前作より縦に少し短くなったものの、リモコンのようなサイズ感で、正直使いやすくはない。
Find N2はiPhone 13 miniと同じようなアスペクト比で、厚みも前より抑えられており使いやすい。
リフレッシュレートが60Hzだったのが不満点だったが、それもしっかり解消されている。
動画の表示に関しては縦方向だとあまり変わらず。
横にした状態だとこんな感じ。YouTube視聴に関しては大きな差はない。
ただ、Find N2は向きによってはモノラルスピーカーとなってしまう。横にした途端に片側にスピーカー2つが寄ってしまうので、ステレオの意味がない。
Kindleの漫画閲覧はこんな感じ。表示はFold4のほうが若干広めだが、大差はない。
Find N2はパンチホールのラインが黒くなっているため、見栄えは悪い。片手で持てるFind N2のほうが利便性としては高いのかもしれない。
Mapのような情報量が多い方が役に立つシーンではFold4のほうが良さげ。
OSの作り込みは完全にGalaxy Z Fold4が上。タスクバーやサイドバー、3画面分割対応、フレックスモードの対応性などはFind N2と比べると素晴らしいとしか言えない。
頻繁にマルチタスク作業する人はFold4一択だろう。Find N2の7.1インチの画面だと少々しにくい。
Find N2は正方形に近い比率の端末。
原神などの横画面でプレイするゲームだと表示領域が狭くなってしまうので、非常にプレイしにくいという欠点がある。
僕がよくプレイするクラロワなどの縦画面ゲームだと、かなりマシにはなる。
ただ、クラロワの場合は全画面表示だとパンチホールが右上にくる向きでしかプレイできないので、そこが残念だ。
そもそもの話としてAndroidはタブレットに最適化されたアプリが少ないため、こういう事が起きてしまう。
せっかく高いゲーム性能と省電力性能があるのに、この点は残念だ。
画面2分割が可能。ジェスチャー操作での起動もでき、2本の指で下にスワイプすればサクッとできる。
起動している分割画面を保存していつでも呼び出せたり、位置を移動したり…ということも可能。
画面を分割して2つのアプリを使うのではなく、一つのアプリで2つのウインドウを開く「デュアルディスプレイ」や、「アプリレイアウトの最適化」は対応しているアプリのみできる。
残念ながら中国系アプリしか対応していないので、使う機会はほぼなさそうだ。
YouTubeアプリではフレックス表示が可能。
上半分で動画、下半分でコメントや関連動画の表示ができる。おそらくアプデで対応したと思われるが、アプデ前は微妙に動画が中央を超えてはみ出していた。
Find N2は、ここ最近使った折りたたみスマホの中でも優秀なバッテリー持ちだ。
Snapdragon 8+Gen1を搭載しており、消費電力や発熱が抑えられている。同じSoCを搭載したGalaxy Z Fold4よりもバッテリー持ちは優れていると感じた。
朝7時から22時までガッツリ使って残量49%。内訳は、YouTubeやParaviなどの動画視聴が半分、あとはTwitterやLINEなどのSNSという感じ。
Galaxy Z Fold4だと30%台だったので、明らかにバッテリー持ちは良いのだ。
Find N2であれば1日半は余裕で使えてしまう。
一つ不満を言えば、採用されたSoCが省電力性に優れたSnapdragon 8 Gen 2ではなく、型落ちのSnapdragon 8+Gen1だったのが残念。Gen 2であればもっと評価は良かったかもしれない。
バッテリーが減っても、67W急速充電を使えば40分ちょっとで100%まで充電できる。
前作は33Wという中途半端な出力だったが、今作ではしっかり改善。
ただ、ワイヤレス充電には対応していない。この点は残念だが、大して充電速度も速くなく、無駄に分厚くなるよりはマシだ。
「OPPO Find N2」は、メインカメラに5000万画素のIMX890、超広角カメラに4800万画素のIMX766、望遠カメラに3200万画素のIMX709をそれぞれ採用する、計3眼構成。
インカメラは、先代のIMX766からIMX890に置き換えられたほか、超広角カメラ・望遠カメラの画素数も向上している。
スウェーデンのHasselblad社によるチューニングが施された共同開発のMariana MariSilicon X NPUチップを搭載しており、よりリアルなカラーリングが特徴だ。
OPPO Find N2は色濃く鮮やかな写真を撮ることができる。
写真は全部AI補正OFFだが、ONにするとくどいような濃い感じになるので、個人的にはOFFにしたほうが好みだった。
夜景撮影に関してはノイズの少ないメリハリのある写真が撮れる。
都市夜景なんかは非常に綺麗で、解像感も申し分なく、適当にとってもそれなりの絵になる。
ズーム性能はそれなり。粗っぽさがないのはせいぜい5倍までで、それ以降はちょっと使いたいと思わない。
フィルターが色々選択できるのだが、「静けさ」というフィルターがなかなかどうして素晴らしい。
ノスタルジック感漂う絵が簡単に撮れるので、いつもはこの設定で撮影している。味のある雰囲気になって、ついついこのフィルターでばかり撮ってしまう。
まあ、メシウマには見えないが…。
京東などの海外ECサイトや、まめこmobileなどの海外輸入・販売業者で買うなどの方法があります。フリマサイトには中古品がたまに流れてくるので、それを狙うのも手です。
するだけ無駄なのでやめましょう。99%あり得ません。
しています。
ありません。
対応バンドはそこそこ豊富なのでどのキャリアでも使えるでしょう。
結論から言うと「買い」。
以前のFind Nは、色々削ぎ落として価格とのバランスを取った折りたたみスマホのイメージが強かったが、Find N2は「スペックとバッテリー持ちを両立したハイエンド折りたたみスマホ」という印象だ。
まあ高い防水性能やワイヤレス充電はないが、これだけスペックが充実していながらお値段17万円程度(日本から買う場合)なのは驚きでしかない。
日本版やグローバル版は期待しても無駄なので、買う際は京東やまめこmobileなどを利用するのが好ましい。
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