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OPPOの新型軽量ミドルハイスマホ『OPPO Reno10 Pro 5G』。
発売日に定価8万円→2.7万円投げ売りされた脅威のスマホだ。MNPなら一括4.980円で買えるので、発売初日からヨドバシアキバでは即完売したみたい。
初日に投げ売りされたことを考えると、定価8万円の価値はあるのか?実際に使ってみたので本記事でレビューしていきたい。
SoC | Snapdragon 778G |
メモリ | 8GB, LPDDR4X |
容量 | 256GB, UFS 2.2 |
画面 | 6.7インチ, 有機EL, FHD+(2412×1080), リフレッシュレート 120Hz, タッチサンプリングレート 240Hz, 最大輝度 950nits, 100% DCI-P3, 10bit |
カメラ (背面) | メイン:5000万画素+OIS 望遠:3200万画素(2x) 超広角:1300万画素 |
カメラ (正面) | 3200万画素 |
電池 | 4,600mAh, 80W SUPERVOOC有線充電 |
音響 | モノラルスピーカー, Dolby Atmos |
4G LTE | TD LTE : 38/41/42 FDD LTE : 1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/26/28 |
5G | n3/n28/n77/n78 |
生体認証 | 画面内指紋・顔 |
防塵防水 | IP54 |
FeliCa | 対応 |
Bluetooth | 5.2, |
寸法・重量 | 163x75x7.9mm, 185g |
本体色 | シルバーグレー, グロッシーパープル |
価格 | OPPO直販:税込86,400円 ソフトバンク:税込80,640円 |
まずはReno10 Pro 5Gの付属品から見ていこう。
今回購入したのは『グロッシーパープル』というカラー。光沢仕上げですべすべと舌手触りが特徴で、エレガントな印象が強い。
濃い紫の色合いと、背面の透明感あるガラスの組み合わせが非常にマッチしており、値段以上の高級感を感じた。
パープルとは別に『シルバーグレー』も存在。こちらはOPPO独自の背面加工技術『OPPO Glow』が使われており、マットでサラサラとした手触りで指紋がつきにくいという。
電源ボタンと音量ボタンの配置はiPhoneと同じ。
底面にはスピーカー、Type-Cポート、マイク、SIMスロット。
サイドフレームは光沢感強い仕様なので指紋汚れがかなり目立ちやすい。スレ傷や小キズも目立ちやすいので、取扱い注意だ。
SIMスロットは表裏で使用可能。eSIMにも対応しているので、nanoSIM×2やnanoSIM×eSIMといった使い方ができる。
トリプル使用はできないので注意。
カメラパンプの厚みは1円玉×2枚程度で、大した出っ張りではない。
Reno10 Proはエッジディスプレイを採用。縁がわずかにカーブしたディスプレイで、スワイプ操作がしやすい形状だ。
ベゼルはこの価格帯にしては狭いほうで、全体的にスタイリッシュな印象を受ける。
付属のクリアケースを装着するとこんな感じ。本体のデザインを損なうことなく保護できるので、このチョイスで良かったと思う。
『シルバーグレー』だと、付属のケースが黒のシリコンケースとなる。あちらはホコリが目立ちやすいし、せっかくの本体デザインを損なうケースなので非常に残念だ。
結論から言えば『OPPO Reno10 Proは原神を快適にプレイしたい人には全くおすすめできない』といったところ。
30分程度、画質設定『低』、最大60FPS、モンドでプレイしてみた。
平均41FPS前後で推移し、戦闘中は35~39程度といったところ。負荷がかかるシーンだともう少し下がる。モンドでこの程度なら原神を快適にプレイできるとは言い難いだろう。
端末温度もみるみる上昇していく。電力効率の悪いチップのためバッテリーの減少も早め。低画質ならまだプレイ可能だが、それ以上の設定だと処理落ち動作のカクツキが頻繁に起こるので、到底おすすめできない。
筐体の寸法はこの通り。ディスプレイサイズ6.7インチと大振りなスマホだが、エッジディスプレイや筐体の薄さもあり、持ちにくさは感じられない。
付属のクリアケースを装着するとよりグリップ力が増す。普段から重いスマホを扱っている僕だが、Reno10 Proの取り回しの良さが気に入ったのでサブ機として運用したいくらいだ。
Reno10 Proのディスプレイは6.7インチのFHD+。最大輝度950nit、リフレッシュレートは120Hz、10億色高精細有機ELということでディスプレイ性能は悪くない。
屋外での視認性はハイエンド機に劣るが、8万円切りのスマホというのを考えれば十分健闘しているだろう。色の表現がなかなか素晴らしく、非常に鮮明に表示できている。
手持ちのGalaxy Z Fold4と見比べても、大幅な差は感じない。
Reno10 Proを使っていて気になるのが『安っぽいバイブレーション』。
なんというか、3~5万円台の格安スマホに使われるような歯切れの悪いバイブレーションという印象。
他のスマホの場合は操作時のフィードバックがほしいのでバイブをONにしているが、Reno10 Proは不快でしかないので切ってしまった。デザインは素晴らしく良いだけにバイブが鳴るたびにギャップで萎えるので、この点は非常に残念だ。
バッテリー容量は4,600mAh。性能控えめなSnapdragon 778Gを採用しているだけあり、ゆるやかなバッテリー消費という印象だ。
YouTube視聴やSpotify、X、Instagram、ブラウザなどでしか使用しないが、朝8時から使い始めて21時頃には残量40%程度といったところ。この分だと『1日半』は持つ計算となる。
常にリフレッシュレート120Hzで使用していました。60Hzに落とせばもう少し伸びそうです。
Reno10 Proは最大80Wの『SUPER VOOC充電』に対応しているため、付属の充電器を使えば30分かからずにフル充電が可能だ。
約10分の充電でも半分近く充電できるので、充電し忘れて朝を迎えてしまっても出かける頃には満タン近く回復しているだろう。
よく聞く”神ジューデン”ってやつですね。
薄っぺらいサウンドがReno10 Proから聞こえるから、もしや?と思ったら実はこいつ『モノラルスピーカー』。
8万円のスマホとしては残念すぎる仕様だ。音量はしっかり出るが、籠もり気味なのでお世辞にも褒められるものではない。
OPPO Reno10 Proのカメラ構成は以下のとおり。
メインカメラにはSONYのIMX890センサーを採用。1/1.56型のイメージセンサーで50MP 光学手ブレ補正にも対応しており、価格を考えると良いチョイスだと思う。
光学2倍望遠に対応しており、ズームしてのポートレートもキレイに決まるので汎用性が高い構成になっている。
色合いは標準的か、やや鮮やか目に撮れる印象。IMX890のおかげで明るめに写るし、OISもついているので適当にシャッターを押してもバッチリ撮れる。
暗いシーンでもOISが効いてるおかげで手ブレが少ない写真に仕上がる。
一月になったのが、『シャッタボタンを押してから撮れるまでそこそこ時間がかかる』ということ。ここらへんはSoCの非力さの問題なのかなと思ってしまう。
OPPO Reno10 Pro 5Gは最大で20xズームできる。2倍望遠を備えており、2倍まではクッキリとした写真が取れる。
それ以降はデジタルズームだが、わりと粗さは感じなく十分実用的な性能だと感じた。
輪郭部分の処理が偶に甘くなるときはあるが、適度にボカしてくれるので適当に撮ってもサマになる。
また、背景の光を大きな玉ボケに変換してくれる機能も備えているので、最後の写真のような一枚も簡単に撮れてしまう。夜景シーンで使うとより効果的なので、Reno10 Proを所有している人は一度試してほしい。
Reno10 Proはヨドバシを始めとする家電量販店で、投げ売りされているという現状がある。MNPするなら一括4,980円、端末単体でも約2.7万円と、定価約8万円という値段から6万円も割引かれているのだ。
もたもたしてたら相場上がってきた
— オバラの自由研究🗽 (@goingon70361912) October 9, 2023
OPPO Reno10 Pro
一昨日、39000円くらいになっていたからもっと下がると思ったけど、一括施策の供給が切れてきたのか…
供給量少ないみたいな情報あったし、株式の価格変動とかと比べると凄いシンプルな理屈なのに完全に読み負けた pic.twitter.com/1Gfwz9zMvs
当然、買取相場もとんでもないことに。一時期は3万代後半まで落ちていたが、最近となっては4~5万円台を推移している。こうなっては定価で買うのはマヌケ以外の何物でもない。
この端末、8万円という価格で見れば手放しで褒められる機種ではないだろう。
ただ、2.7万円として見るならとんでもないコスパお化けだ。FeliCaもついているので、万人に勧められるだろう。発売初日で既に6万円の値引きを考えると、今後のOPPOの戦略には不安を覚えてしまう。
非力なSoC、所々見えるコストカットを考えると8万円で買うのは微妙すぎますね…。
4,980円、もしくは2.7万円で買えるのであれば細かい部分はどうでもよい。安っぽいバイブや遅いシャッター、貧弱なモノラルスピーカーにも合点がいく。
ただ、定価で買うのであればまずおすすめできない。家電量販店で購入するのが難しいならメルカリなどの未開封品を狙うほうが賢い選択だろう。また、『スマホ乗り換えドットコム』を使えばネットから実質24円で買えるので、わざわざ高い値段を払う必要はない。
2.7万円であれば非農地用のない機種だと言えるので、興味ある人はチェックしてみてほしい。
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