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10月に国内初のFEモデルである「Galaxy Tab S9 FE」が発売された。
『FE』というのはFan Editionの略で、廉価モデルという位置付け。今まで国内で発売されたのは上位モデルばかりだったので、ここにきてFEシリーズを投入したのは驚きだ。
実際に購入して使ってみたので、本記事では使用感レビューをお届けしていきたい。購入する際の参考になれば幸いだ。
メーカー | Samsung |
---|---|
OS | Android 13 |
ディスプレイパネル | Galaxy Tab S9 FE:10.9インチ液晶,解像度未公開,最大リフレッシュレート90Hz Galaxy Tab S9 FE+ 5G:12.4インチ液晶,解像度未公開,最大リフレッシュレート90Hz |
プロセッサ | Samsung製「Exynos 1380」 ・CPUコア:Cortex-A78×4(最大2.4GHz),Cortex-A55×4(最大2GHz) ・GPUコア:Mali-G68 MP5 |
メインメモリ容量 | Galaxy Tab S9 FE:6GB Galaxy Tab S9 FE+ 5G:8GB |
ストレージ | 128GB+microSD(最大1TB) |
アウトカメラ | Galaxy Tab S9 FE:約800万画素 Galaxy Tab S9 FE+ 5G:約800万画素(標準)+約800万画素(広角) |
インカメラ | 約1200万画素 |
対応5Gバンド | 未公開 |
対応LTEバンド | 未公開 |
対応3Gバンド | 未公開 |
無線LAN対応 | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
Bluetooth対応 | 5.3 |
バッテリー容量 | Galaxy Tab S9 FE:8000mAh Galaxy Tab S9 FE+ 5G:10090mAh |
連続待受時間 | 未公開 |
連続通話時間 | 未公開 |
USBポート | USB Type-C |
公称本体サイズ | Galaxy Tab S9 FE:254.3(W)×165.8(D)×6.5(H)mm Galaxy Tab S9 FE+ 5G:285(W)×185(D)×6.5(H)mm |
公称本体重量 | Galaxy Tab S9 FE:約525g Galaxy Tab S9 FE+ 5G:約628g |
本体カラー | Galaxy Tab S9 FE:グレー,ミント,ラベンダー Galaxy Tab S9 FE+ 5G:グレー |
Galaxy Tab S9 FEはアルミ素材のボディ。サラサラとした手触りで、あまり傷や汚れが目立たない印象。
カラー展開はグレー、ミント、ラベンダーの3種類。今回はグレーにした。
側面には電源ボタン兼指紋認証センサー、音量ボタン。
逆側の側面にはキーボードカバー用の端子。
底面にはスピーカー、Type-Cコネクタ。
スピーカーは逆側にもう一つ付いており、合計2つ搭載している。
10.9インチTFT液晶。Samsungのディスプレイだけあって色の描写がとてもきれい。
コストカットのためディスプレイ性能は落とされたが、それを感じさせないくらい鮮やかな表現をしてくれるのであまり不満はない。
Galaxy Tab S9 FEのAntutu V10のスコアを笑覧いただこう! pic.twitter.com/gwEkqDCtTx
— 重藤 六🐸月18万PVガジェットブロガー (@shigetoroku1010) October 22, 2023
Antutuベンチマークスコアは約57万点。これだけあればDeXモードでのマルチタスク作業、標準画質でのゲームプレイは容易に可能だ。
難しいとしたら原神の高画質・高フレームレートでの動作だろう。実際に30分ほどプレイしてみたが、温度はかなり上昇。
高画質・60fpsでのプレイはなかなか難しいといったところだ。場面によってフレームレートが急激に下がる事が見受けられ、端末本体もなかなかの熱さになった。
原神を快適にプレイしたいのであればTab S9/S9+を選択した方が良いだろう。標準画質でのプレイは問題ないので、多くを望まない方向けのタブレットと思ってほしい。
違いがはっきりわかるのはチップ性能だけではない。ディスプレイ性能はTab S9が有機EL AMOLED 2Xディスプレイだったのに対し、Tab S9 FEはTFT液晶とダウンした。
リフレッシュレートは120→90Hzにダウンし、画面サイズはわずかに小さく。TFT液晶でも十分綺麗と感じるが、一度有機ELの繊細な描写を見てしまうと明らかに差がわかる。
約半分の価格差を実現するにはここら辺のコストカットは致し方ない。
リフレッシュレートが90Hzにダウンしたが、これはSペンの使用感にも影響してくる。120Hzディスプレイで使う方がペンの追従性が良いので、絵を描く場合はTab S9の方が適性はあるだろう。
ただ、Tab S9シリーズを使って本気でイラストを描く人が多くないのは容易に想像できるので、あまり深刻な問題ではないかもしれない。
Galaxy Tab S9 FEにはSペンが標準付属している。背面にマグネットでくっつく仕様。
充電要らずで使えるので、Apple Pencilと違ってバッテリーを機にする必要はない。
ペン側面にボタンがついており、押すことで『エアコマンド』が使える。
画面から若干離した状態でペンに付いたボタンを押すと、ポップアップが起動し、エアコマンドが使用可能。以下の操作ができる。
ショートカット | 概要 |
ノートを作成 | Galaxy Notesを新規作成します。 |
全てのノートを表示 | Galaxy Notesが起動し、すべてのノートが表示されます。 |
スマート選択 | Sペンで選択したコンテンツを収集することができます。 |
キャプチャ手書き | 画面をキャプチャし、キャプチャを編集、保存できます。 |
ライブメッセージ | 「ライブメッセージを利用する」 |
AR手描き | 「AR手描きを利用する」 |
翻訳 | 「翻訳を利用する」 |
PENUP | 作った作品を共有したり、他の人の作品を見たりすることができます。 |
追加 | エアコマンドメニューにアプリおよび機能を追加します。ショートカットは最大10個登録できます。 |
「Sペンに関する設定」 |
Galaxyのタブレットはワコムの技術を使っているため、ワコムのペンタブと同じような書き心地。
Apple Pencilにも劣らぬ性能なので、廉価版と侮ることなかれ。
Sペン使ってみた感じ、ペン先に粘りがあるので、ペーパーライクフィルムにする必要はなさそうです。
Galaxy Tab S9 FEにはSペンを保持できるくらいの磁力が備わっている。
iPad用のMagSafeスタンドで試してみたが、これが意外にもしっかり保持してくれたのだ。
VESAマウント対応の『MagFlow』と組み合わせることで、10インチモニターのように扱うことが可能。
キーボードとマウスを繋げればこれだけで作業環境が作れてしまう。便利だと思う人はブロガー・YouTuberくらいだと思うが、普段ブログを書いている僕からすると結構魅力的に映る環境だ。
タブレットといえば大きな画面を活かしたマルチタスクだろう。
攻略サイトと攻略動画を見ながらゲームをプレイしたり、複数のSNSを立ち上げて同時に情報収集。Sペンを使って勉強しつつ、わからないことあれば即検索…など、スマホよりもタブレットの方が圧倒的に快適だ。
Galaxy Tab S9 FEに搭載されている『OneUI』はマルチタスク性能が非常に高く、以下のことが行える。
実際に使ってみると、Galaxy以外にここまで自由度が高いものはない。タブレット一台で色々なことがやりたい人にはうってつけの一台と言える。
11インチサイズの最新モデルとして人気を分け合っているのが、シャオミの「Xiaomi Pad 6」とSamsungの「Galaxy Tab S9 FE」だ。
両者の価格差は約2万円ほどだが、スペックでいえばXiaomi Pad 6に分がある。
ただ、Tab S9 FEはスタイラスペン込みの価格なのを忘れてはいけない。Xiaomi Pad 6は別売りで販売されており、価格は14,800円。
ペン込みの価格で考えればライバルと言って差し支えないだろう。
どちらがおすすめかは一概に言えないが、Galaxy Tab S9 FEには『DeXモード』が備わっており、それがなかなか便利なのだ。
Samsung DeX モードとは、モニター(テレビ)と端末をケーブルで接続するだけでスマートフォンを PC のように使用できる機能
Galaxyスマートフォンとディスプレイを接続して、ディスプレイ上に複数のアプリケーション画面を同時に表示させたり、マウスやキーボードを利用して操作ができるようになる。
これにより、出先でも作業することが可能。Xreal AirなどのARデバイスを使えば外部ディスプレイ表示もできてしまう。
これはXiaomi Pad 6では使えないので、安価な作業マシンとして使うなら『Galaxy Tab S9 FE』が優れているのだ。
ただ、エンタメ用マシンの用途しかないのであれば、Tab S9 FEよりもXiaomi Pad 6の方が良いだろう。4機のクアッドスピーカーに高リフレッシュレートディスプレイ、より性能の高いSoC搭載と、コンテンツ消費にはうってつけだ。
廉価モデルという位置付けだが、性能的には全く問題なく、ほとんどのことを卒なくこなせるだけの力は持っているタブレットだ。
Sペンが標準付属しているので、簡単にイラストを描いたりメモを取ったり‥といった用途にも対応できる。大学生が講義のノートを取るのにも使えると思う。事実、僕は前のモデルのTab S7でレジュメを書いていた。
セール時には6万円台前半で買えることもあるため、興味あればぜひチェックしてみてほしい。
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