記事内に広告を含む場合があります。
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
消費者庁が問題としている「誇大な宣言や表現」とならないよう配慮しコンテンツを制作していますのでご安心ください。
問題のある表現ま見つかりましたらお問い合わせいただけると幸いです。
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
消費者庁が問題としている「誇大な宣言や表現」とならないよう配慮しコンテンツを制作していますのでご安心ください。
問題のある表現ま見つかりましたらお問い合わせいただけると幸いです。
vivoから発売された、新型折りたたみスマホ「vivo X Fold」を実際に購入してみた。
僕は「Galaxy Z Fold3」ユーザーだったが、vivo X Foldが素晴らしすぎて速攻で売却。
本記事ではvivo X Foldの魅力や使い勝手についてまとめるので、購入の際の参考にしてほしい。
vivoからでた折りたたみスマホ。
スペックが非常に豪華で、一切抜け目のない構成だ。後発なだけあって仕上がりは申し分なし。
購入して実際にメイン機として運用しているので、しっかり使い勝手をレビューしていきたい。
SoC | Snapdragon 8 Gen 1 |
メモリ(RAM) | 12GB |
ストレージ | 256/512GB |
サイズ | 開いたとき:162.01 x 144.87 x 6.28~7.40mm 折ったとき:162.01 x 74.47 x 14.57~14.91mm |
重さ | 311g |
ディスプレイ | 内:8.03インチ 2160 ×1916 120Hz LTPO AMOLED 外:6.53インチ 2520 ×1080 120Hz AMOLED |
背面カメラ | 標準(広角):50MP OIS 超広角:48MP ポートレート:12MP ペリスコープ:8MP OIS |
バッテリー | 4,600mAh |
充電速度 | 66W有線 & 50Wワイヤレス充電対応 |
認証 | 画面内 |
防水 | ✗ |
vivo X Foldの箱。
Sa○sungの折りたたみスマホの箱とは大違いで、しっかり中身が詰まってそうな雰囲気を感じる。
箱を開けるとスマホ本体とご対面。その他アクセサリー類はどこ?って思ったのだが、スライドして取り出す方式らしい。
なかなかおもしろいギミックだと思いつつ、付属品をご紹介。
以上。ケースは付属していない。
「おっ!」って思ったのが、ACアダプタ。
普通、1ポートしか付いていないが、vivo X Foldのものは2ポート搭載されているのだ。
プラグ部分も折り畳めるので、持ち運ぶ際は結構便利。他のスマホメーカーも採用してくれると嬉しいなと思った。
vivo X Fold本体だ。背面がレザーということで、シックで大人なイメージの「Black」を選んだ。
スマホを買う際、黒は選ばないようにしているのだが、レザーのイメージに合うのは黒だろう。「Blue」にも惹かれたが、みんな青選んでいるので逆張り。
折りたたむとこんな感じ。ぱっと見は普通のスマホにしか見えない。
サイズやアスペクト比的にも一般的なスマホと同じ感覚で使えるので、そこが購入に踏み切ったポイントだったり。
本体上部にはスピーカー・マイクなど。
底面にもスピーカー。あとはType-C接続部とSIMスロット、マイクなど。
サイドには音量調整・電源ボタンにマナーモードの切り替えスライダーが。
vivoのスマホは切り替えスライダーが付いているのもが多いが、vivo X Foldでも同じ。
あれば便利だと思うけど、実際はそこまで使うシーンは多くないので微妙。
ヒンジ部分はマット仕上げになっており、スレ傷は目立ちにくい。
Galaxy Z Fold3のヒンジは光沢感が強く、小さな傷でも目立ってしまうので、扱いは慎重にならざるを得なかった。
vivo X Foldでも慎重に扱うことは変わらないが、ヒンジ部分に保護フィルムを貼らなくてよいのは良い点だろう。
開くと8インチタブレットに早変わりだ。
Galaxy Z Fold3とは違い、しっかりインカメラが搭載されている。個人的には不要なので画面内に埋め込むか、取っ払ってほしかった。
片手でぎりぎり持てるサイズ感。僕の手は標準よりやや小さめなので、手の大きい人であればもう少し余裕はあるはず。
マグネットが内蔵されているようで、しっかりくっつく。
サブ側はエッジディスプレイを採用しており、多少湾曲している。スワイプする際は地味に恩恵を感じるし、見た目も良いので僕は好きだ。
角度固定もできる。自由自在というわけではないが、動画を見たり、三脚代わりにするには十分。
vivo X Foldは内側・外側120Hzリフレッシュに対応しており、何をするにも超ヌルヌルな操作感。
SoCは「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載しており、全くもって快適。高負荷時には全体が温かくなるが、それはGalaxy S22 Ultraでも同じだったので、そこまで気にならない。
タブレットと違い、折りたたみスマホは排熱が優れているわけでもないのでしょうがないところだろう。
記事用② pic.twitter.com/aw86zfaZkQ
— jiyoung (@yukime_jiyoung) June 5, 2022
vivo X Foldのサブディスプレイは、Xperiaなどと同じ21:9のアスペクト比。
Galaxy Z Fold3のサブディスプレイは狭すぎて使いにくかったが、vivo X Foldは普通のスマホと同じ感覚で使用できる。
表示が変になることはないし、キーボードも打ちやすい。折りたたみスマホのサブサブディスプレイは「おまけ感」が強かったが、しっかりメインで使えるレベルだと思う。
僕が折りたたみスマホをこよなく愛する理由はコレ。「タブレットを常に持ち運べる」というのがたまらなく便利なのだ。
ポケットからサッと取り出して開けばタブレットに早変わり。使い終われば閉じるだけで良いのだから、慣れれば手放せなくなる。
YouTube視聴はスマホより圧倒的に快適。折り目がほぼ見えないので気にならないし、8インチの大画面で見る動画は迫力がすごい。
ただ、インカメラが絶妙に干渉するのはいただけない。
ここらへんは画面下インカメラを搭載した「Galaxy Z Fold3」やインカメラが無い「Mate X2」の方が良いと感じる。
ゲームは相性差が激しいと感じた。僕がよくプレイする「ブロスタ」だと特に不満はない。
原神だとそこそこ視野が狭くなってしまうので、” サブディスプレイでプレイしたほうが快適説 ”ある。
漫画の見開き表示は抜群。横にした状態だと8インチいっぱいに広がるので、めちゃくちゃ没入感があった。
単行本に近いサイズで漫画が楽しめるので、vivo X Foldを買ってからさらに電子書籍を読む時間が増えた気がする。
比較対象がコレしか無かったのでしょうがないが、iPhone13 miniと比べると雲泥の差だ。もうスマホの小さい画面で読みたくない。
Webサイトは読みやすくなるわけではなく、なんなら視点移動が増えて読みづらい。
写真をじっくり見たい人には良いかもしれないが、僕はあまり開いて記事は読まない。
閉じたときは素晴らしく使いやすく、Galaxy Z Fold3のように幅が窮屈になることはない。
片手操作が厳しくはなるが、表示がしっかりしていたほうが個人的には良いので、vivo X Foldのようなアスペクト比は他の折りたたみスマホでも採用してほしい。
画面分割はもちろん対応。Z Fold3のように分割サイズを変更できないのが微妙なところ。
分割しているアプリをショートカットとして登録できる機能もあるが、純正ランチャーじゃないと使えないみたい。
NiagaraLauncherを使っているので、この機能は使うことはない…。
vivo X Foldは66Wの有線充電・50Wのワイヤレス充電に対応している。
折りたたみスマホの中ではトップクラスに速く、今まで使っていたGalaxy Z Fold3(25W)と比べると感動する速さだ。
0→100%まで40分ちょっとで充電できる
バッテリー持ちに関しては、そこまで強くない印象。
以下の条件で一日使ってみたが、60Hzであればギリギリ1日持つ結果となった。
YouTubeは4時間くらい、TwitterやLINEはトータルで2時間くらい使っていた。
10時頃に家を出て、夜中の12時くらいに帰ってきたが、残量は13%。かなりハードに使ってコレだ。
ライトな使い方であれば1日半は持つと思うが、そうでなければリミットはすぐかも。
折りたたみスマホといえば側面指紋認証のモデルが多いが、vivo X Foldは「画面内指紋認証」。
3D超音波式センサーを搭載しているということで、速度は爆速だ。
記事用① pic.twitter.com/LnirwASA5v
— jiyoung (@yukime_jiyoung) June 5, 2022
外側・内側ディスプレイで使えるのが良い点。机においた際は、側面指紋認証より使いやすい。
ただ、側面指紋認証の方が使いやすいシーンも有るため、一概にどちらが優れているかの判断は難しいところ。
手に持って自然にロック解除できるのは、側面タイプならではだろう。
vivo X Foldのカメラ構成は以下の通り。
フレアやゴーストを軽減してくれる「ZEISS T*」も付いており、カメラ性能は非常に高い。
ここからは、「ZEISS Natural Color」をOFF、AIモードをONにした状態での作例をいくつかご紹介していきたい。
AIモードをONにした状態だと彩度が高めな印象。SNS用にはもってこいな一枚に仕上がる。
曇り空だが、空の色が飛ぶようなことはない。
5×でもクッキリハッキリ。解像感が高く、防炎を多用する僕からするとありがたい。
60倍のハイブリッドズームに対応しているが、流石に微妙。塗り絵みたいだし、粗っぽくて実用的ではない。
飯も美味そうに撮影可能。特に不自然な色合いにならず、自然なまま表現してくれる。
都市夜景。ノイズや白飛び、フレアはかなり抑えられており、流石といったところだろう。
ただ、2×で撮ってみるとディテールが少々潰れ気味に。
20倍までは実用的で、飯も美味そうに撮れるしで使っていて非常に満足。
正直、現時点でほぼ無敵の折りたたみスマホだと感じる。
ちょうどタイミングが良く、3台のフォルダブルスマホが手元にあったので、vivo X Foldとくらべてみる。
Z Fold3は縦長の筐体で、片手持ちも全然余裕なサイズ感。
他2台は似たようなサイズ感で、くっつけてみてもほぼ同じ。
動画表示は両者同じ。
Z Fold3は画面サイズ的には一番小さく、コンテンツ表示は少し劣っているのかなと思いがちだが、実際はそうでもない。
縦幅はほぼ変わらなく、横が少し狭いかなといった感じ。Mate X2やX Foldだと上下の黒帯が大きくなるので、コンテンツ自体の表示は変わらないのだ。
マンガに関しても、大きな差はない。
片手持ちがしやすいZ Fold3の方が、読書には適している気がする。
Webサイト閲覧は、幅があるMate X2やX Foldの方が圧倒的にしやすい。
普段使いにおいて、Z Fold3は狭すぎて少々微妙だと思う。レイアウトが崩れることも多いので、もう少し横に伸びてくれればなぁ……と感じている。
手持ちの3機種で、僕が一台選ぶとすれば「vivo X Fold」だろう。理由は以下の通り。
ちなみにMate X2は論外。GMSは導入できるが面倒だし、通知問題はお金を払って対処する必要がある。
また、ホーム画面のカスタマイズ性が皆無なのと、他2機種が使いやすすぎるので、あえてMate X2を使う必要はなかった。
vivo X Foldは折りたたみスマホとしては完璧に近いと思う。
ただ、全てを台無しにする欠点が一つ。「Volte非対応」ということだ。
僕の環境だと、コマンドから「LTE Only」にすればdocomo回線で通信はできた。ただ、SMSや通話ができない。
一応、Volteを使えるようにする方法はあるが、ある程度知識がないと難しいだろう。
セットアップしたらすぐ使えるスマホではないので、玄人向け。
[card2 id=”13201″]
特に不満なところがない出来栄えだった。ビルドクオリティは圧巻の出来で、ソフトウェア面も素晴らしい。
Volte非対応なのが懸念点だが、30分もあればサクッとできるので、大きなマイナスポイントではないと思っている。
日本からだと20~23万円くらいで買えるので、興味あれば探してみてほしい。「Galaxy Z Fold4」がこいつを超えられるかが非常に楽しみだ。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!