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Technicsのハイエンドイヤホン「AZ-60」を愛用している僕だが、この度新作の「AZ-80」が発売されたので迷わず購入。
あらゆる面画前作より進化しているようで、これは買わずにいられまい。
数週間みっちり使ってきたので、本記事でレビューしてこうと思う。購入を検討している人の参考になれば幸いだ。
防水・防塵規格 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC / LDAC |
重量(イヤホン / ケース込み) | 約14g / 約50g |
バッテリー駆動時間 (上)イヤホン (下)ケース込み | 最大7時間(ANCで6.5時間) 最大24時間(ANCで23時間) |
ドライバー | 10mm径 アルミ振動板 |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス |
装着検出機能 | ◯ |
ANC | ◯ |
外音取り込み | ◯ |
専用アプリ | ◯ |
マルチポイント | ◯ |
価格 | 36,630円 |
本体以外の内容物は以下のとおり。
イヤーピースは7種類(XS2、S2、XS1、S1、M、L、XL)用意されている。軸が浅いものから長いものなど、色々なバリエーションが選べるのだ。
耳の小さな日本人の耳に合うように、特にXSおよびSサイズについては、高さの異なる2種類が用意されている。
これだけあれば自分の耳にフィットするサイズが見つかるはずだ。
Technics AZ-80の充電ケース。ヘアライン加工されたアルミボディは、高級感と重厚感を与えてくれる。
ゴールド色でプリントされた「Technics」のロゴが良いアクセントとなっており、フラッグシップモデルにふさわしい造りだ。
前作のAZ-60ではプラスチックのような素材だったため、それなりにチープ感があった。定価2万円強するイヤホンとしては残念だったが、AZ-80では圧倒的進化。
背面にはType-Cポート。
なお、今作から「ワイヤレス充電」に対応している。
御開帳。今作から充電ケース開封後の真ん中にLEDが追加されている。これでイヤホン収納時にキチンと充電されているかどうかがわかるようになった。
デザイン自体は前作のAZ-60から大きく変わっていない。
前作と比べると形状が結構変わっている。
耳に入れるノズル部分は、人間工学に基づいた新開発の「コンチャフィット」形状を採用。自然なフィット感で、長時間の装着でも疲れにくいデザインになっているそうだ。
内部にはアルミニウム振動板とフリーエッジ構造を採用した直径10mmドライバーを採用。この構造は定価13万の「EAH-TZ700」でも採用されている。
煌びやかな高音で澄んだ音で、抜けが良いのに全くささらないので聴いてて疲れない。
イヤホンの音質の評価に関しては個人の好みの度合いに影響されるが、Technics AZ-80であれば多くの人が合格点をつけるレベルの水準だろう。
曲のバランスを崩さずに、音楽の持つ楽しさを最大限引き出してくれる、そんな一台だと思う。
前作のAZ-60でも十分強いと感じていたが、他社のイヤホン(WF-1000XM4やAirPods Pro2など)には一歩劣る印象だった。
ただ、今作ではよりパワーアップしているのはすぐ分かった。
圧迫感のない自然なノイズキャンセリング。風切り音もきれいに消してくれるので、普段使いに置いてのストレスを最大限まで緩和してくれる。
それでも、ノイズキャンセリング性能だけで言えば「Bose QuietComfort Earbuds II」には劣る印象だ。トップクラスなのは間違いない。
正直言えば、前作のAZ-60の外音取り込み機能はおまけレベル。籠もってるし、いかにも安物のマイクで拾いました!的な印象が強かった。
ただ、今作は大幅にレベルアップ。自分の耳で聞いている感覚にかなり近く、自然に使えるのだ。
ノイズは少ないし、相手の声もクリアに聞こえるしで、十分実用的だろう。日常会話が問題なく行えるレベルの外音取り込み機能なので、この点は非常に嬉しかった。
前作と比べて形状が多少変わっており、そのおかげでバッチリ耳にフィットするようになった。
さらに装着性を上げたい人は、イヤーピースを「AZLA SednaEarfit Crystal」に変えてあげると、吸い付き感が強くなってフィット感が増すのでおすすめ。
AZ-80の操作は以下のとおり。
項目 | 操作方法(デフォルト) |
---|---|
再生/停止 | L or R側を1回タップ |
曲送り | R側を3回タップ |
曲戻し | R側を2回タップ |
音量を上げる | L側を3回タップ |
音量を下げる | L側を2回タップ |
電話を受ける | 着信中にL or R側を1回タップ |
着信拒否 | 着信中にL or R側を長押し |
通話終了 | 通話中にL or R側を長押し |
通話音量を下げる | 通話中にL側を2回タップ |
通話音量を上げる | 通話中にL側を3回タップ |
相手からのノイズレベル切り替え | 通話中にR側を3回タップ |
外音取り込みモードの切り替え | R側を長押し |
音声アシスタント | L側を長押し |
ペアリングモードへの移行 | イヤホンL or R側を長押し |
タッチ操作のカスタマイズにも対応し、左右イヤホンの「1回タップ」「2回タップ」「3回タップ」「長押し」と計8種類の操作アクションに各操作を割り当てることができる。
ちなみに、長押しに音量調整を割り当てるのはなぜかできない。
ANCオフ状態のバッテリー性能はイヤホン単体で最大7時間、ケース込で最大24時間。
ANCをオンにした状態だとイヤホン単体で最大6.5時間、ケース込みで最大23時間と、大して変わらなかったりする。
前作ではワイヤレス充電が使えなかったが、今作から対応した。いちいち背面のType-Cポートにケーブルを抜き差しするのは面倒なので、この点は非常に素晴らしい。
前作は最大2台までだったが、今作では3台までの接続に対応する。
Bluetoothの接続設定を切り替えることなく、最大3台のデバイス間で接続機器がスムーズに切り替わるので、非常に便利な機能だ。
ただ、LDACをオンにしたままマルチポイントを使おうとすると、接続が多少安定しなくなるので注意。
人混みの激しい都内某所を散歩する際にAZ-80を装着していたが、人混みや車の走行量が多い場所ではLDACだと途切れることがたまにあった。
まぁ、これはどのメーカーのLDAC対応モデルでも同じことが言えるので、AZ-80だけの問題ではない。
「今買えるイヤホンで、何が一番オススメ?」と言われたら、とりあえず勧めるくらいに気に入った。
前作も愛用していた僕だが、「ここが良くなればな~」と思っていた部分がほとんど改善されていたので、文句をつける点がほぼ無い。
対抗馬になりそうなのはSONYのWF-1000XM5くらいだろう。相当な完成度なので、とりあえず見かけたら視聴してみてほしい。太鼓判押しておきます。
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