【Anker Soundcore Liberty 3 Pro レビュー】Ankerの本気。全部入りTWS

Ankerが最近、新作TWSイヤホンAnker Soundcore Liberty 3 Proを発売した。 マルチポイントやLDACなどに対応した、Libertyシリーズの最上位モデルなのだ。半年前に発売されたSoundcore Libery Air 2 Proはかなり評価が高かったから、今回も期待できるだろう。 本記事ではAnker Soundcore Liberty 3 Proのレビューをお届けする。購入を検討している方の参考になれば幸いだ。

Anker Soundcore Liberty 3 Proの概要

[st-midasibox title=”こんなイヤホンです” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
  • 超強力なノイズキャンセリング
  • Anker史上最高音質
  • マルチポイント対応
  • LDAC対応
  • 個人の耳に合わせて音質を調整する「HearID」機能
  • アプリで3Dオーディオ設定が可能
  • 使用可能時間はケース込みで24時間
  • お値段19,800円
[/st-midasibox] 求められる機能は大体入れていますよ」という感じで、機能がとにかくモリモリ。 マルチポイント・LDACに対応しているイヤホンってなかなかなくて、対応してるイヤホンは軒並み高価。2万円切りで対応しているのはかなりびっくりした。 Ankerのノイズキャンセリング(ANC)は定評があるので心配ないとして、個人的には音質が一番気になる。

Anker Soundcore Liberty 3 Proのスペック

サイズ 約7.08 x 5.55 x 2.8cm
重さ 約59g (充電ケース含む) / 約7g (イヤホン本体 片耳)
防水 IPX4
再生可能時間 ・通常モード:最⼤8時間 (イヤホン本体のみ) / 最⼤32時間 (充電ケース使⽤時) ・ノイズキャンセリングモード:最大6時間 (イヤホン本体のみ) / 最大24時間 (充電ケース使用時) ・LDAC使用時 (通常モード):最⼤4時間 (イヤホン本体のみ) / 最⼤16時間 (充電ケース使⽤時) ・LDAC使用時 (ノイズキャンセリングモード):最大3時間 (イヤホン本体のみ) / 最大12時間 (充電ケース使用時)
充電時間 約2時間 (充電ケース *USBケーブル使用時) / 約3.5時間 (充電ケース *ワイヤレス充電器使用時)
コーデック SBC / AAC / LDAC

Anker Soundcore Liberty 3 Proの外観

パッケージの作り込みにはかなり驚いた。内容物は以下の通り。
  • イヤーピース4種
  • フック4種
  • Type-Cケーブル
  • 説明書
Soundcore Liberty 3 Proのケース。Soundcore Liberty Air2のケースを横に長く伸ばした感じで、手のひらに収まる程度の大きさだ。 蓋をスライドすることで開閉可能。こういったタイプのケースってあまりなく、片手で少ない力でサクッとアクセスできるので便利といえば便利。 ヌルヌルとした動きなので定期的に開け閉めしたくなる。 Soundcore Liberty 3 Pro本体だ。ロゴのあたりに触れることで各種操作が可能。イヤーフックのせいもあって筐体サイズは大きめ。 こういった細かい部分にも手が込んでおり、イヤーピースの間から見えるゴールドのラインは安っぽさを打ち消してくれる。 ただ、イヤーフックがシリコン製なので非常にホコリが目立つ。ブロガー泣かせのイヤホンであることは間違いないだろう。ソフト側で消す工程、これがなかなか面倒。

Anker Soundcore Liberty 3 Proの音質

Soundcore Liberty 3 Proの第一印象はAnkerらしいドンシャリサウンドだな、という感じ。低音がとにかく聴いていて心地良いのだ。 バスドラムやキック音がビシビシ耳に伝わってくる。BAドライバのおかげか粒立ち良く、D型ドライバのお陰で低音の量感も十分だ。 ただ、解像度は大したことないし、高音域の鳴らし方も少し雑な印象を受ける。低音部分は流石だなと感じたが、トータルで見るとまあこんなものか、という結論に至った。価格相応。
Jiyoung
Jiyoung

ボーカルの声に重点を当てて楽しみたいといったことにも不向きかもです。

LDACで更に進化

[st-midasibox title=”LDACとは” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””] ソニーが新規開発した「LDAC」は、既存技術に比べ最大約3倍の情報量を伝送する。 LDACに対応した機器間では、ハイレゾ音源をはじめ、従来の音源もワイヤレスで高音質なサウンドで楽しめるのだ。 [/st-midasibox] Soundcore Liberty 3 Proはハイレゾ対応コーデック「LDAC」に対応しており、対応するスマートフォン(一部のAndroid機)と連携させることで音質の向上が見込める。
Jiyoung
Jiyoung

僕はGalaxy Z Fold3で試してみましたが、これがビックリ

明らかに音の密度と分離感が向上しているのだ。ベースのアタックが明瞭になり、より太く聴こえる。 ただ、LDACには以下のようなデメリットがあるので、常時使うのは意外と微妙だったり。 [st-midasibox title=”LDACのデメリット” fontawesome=”” bordercolor=”” color=”” bgcolor=”” borderwidth=”” borderradius=”” titleweight=”bold” myclass=””]
  • マルチポイントと併用ができない
  • 最大再生時間が約半分になる
  • 接続が安定しないことがある
[/st-midasibox]
Jiyoung
Jiyoung

データ消費量も増えるので、長時間使用するとゴリゴリ減っていきます。

ちなみに、iPhoneでは対応していないので、LDACで使用したい方はAndroidスマートフォンを用意しよう。どの機種が対応しているかは「LDAC Android 対応」で調べると出てくる。

3Dオーディオは期待はずれ

AIrPodsの「空間オーディオ」や、SONYの「360 reality Audio」を彷彿させる、「3Dオーディオ」という機能があるのだが、これは期待はずれ。 AirPods 3で味わったあの明瞭感や臨場感は程遠く、ボヤ〜ってした音に変わっただけ。期待するだけ無駄どすえ。  

Anker Soundcore Liberty 3 Proのノイズキャンセリング

Soundcore Liberty 3 Proは「ウルトラノイズキャンセリング2.0」を搭載しており、かなりANC性能は高い。 以前SONYのWF-1000XM4をレビューしたが、XM4と比べると若干の差は感じた。XM4より中高音を削れてないものの、低音はしっかり消してくれてる印象だ。 普段耳にする環境音の9割位は消してくれるのではないだろうか。また、環境によって自動的に遮音レベルを調整してくれる機能もついている。
Jiyoung
Jiyoung

スタバで本を読みながら使用しましたが、店内の話し声や音楽は一切聞こえませんでしたね。

WF-1000XM4やAirPods Proを比べるとほんの少し劣ってしまうが、値段がぜんぜん違うので、それを考えると優秀すぎるという結論だ。
Jiyoung
Jiyoung

風切り音低減機能もあります。実際に外で試すと低減されているのがわかる…!

外音取り込み機能は及第点

外音取り込み機能に関してはあまり自然ではない印象。WF-1000XM4に比べるとかなり差があると感じた。 ただ、普通に使えるレベルではあるので、あまり求めない方からするとこれで十分だとは思う。
Jiyoung
Jiyoung

きちんと人の声は強調されて聞こえるので、使いにくいわけではないですね

装着感は可もなく不可もなく…。※個人差

Soundcore Liberty 3 Proにはイヤーフックがついており、耳に引っ掛けることで簡単には落ちにくくなっている。 ただ個人的には、筐体がデカイ分圧迫感が強く感じた。これは僕の耳が若干小さいことが影響していると思うが、長時間使用は少し厳しい。 ちなみに、イヤーピースを「SednaEarfit Crystal Standard」に変えると凄まじく安定感が増した。ちょっとやそっとじゃ耳から落ちなくなるのでおすすめだ。 音質も若干クリア感が増すので、別売りのイヤーピースに変えるのも良いかもしれない。ただ、少しお値段がお高めなのが難点…。

Soundcore Liberty 3 Proの操作

Amazon商品ページに載ってたものを引用。 かなりカスタマイズ性は高く、計8つの操作に「再生・停止」「曲送り・戻し」「音量調整」 「音声アシスタント」「ANC・外音取り込み」の機能を割り振ることができる。 他社製品だと2回タップでノイキャン切り替えだったり、長押しでノイキャン切り替えだったりするのだが、Soundcore Liberty 3 Proだとワンタップで切り替えができる。これが地味に嬉しい。

本体の連続再生時間が前作と変わらない

ノイキャン無しで8時間、有りで6時間、LDACノイキャン無しで4時間、LDACノイキャン有りで3時間となっており、前作から進化していない。 これでも十分だが、LDAC+ノイキャンで3時間ほどしか持たないのは惜しい気がする。LDACでの音質の変化はすごいので、できるなら常にLDACで使用したいところ。

マルチポイント対応

Soundcore Liberty 3 Proは同時に2台の機器と接続することが可能だ。Bluetooth接続を都度切り替える必要がなく、スマホで音楽、PCでWEB会議などの使い分けをスムーズに行うことができるので、かなり便利なのだ。
Jiyoung
Jiyoung

一々Bluetooth設定から機器を選択して…ってやるの超めんどいですよね

さすがにAirPodsとAppleデバイスのような切り替えのスムーズさではないが、十分すぎる。 [st-mybox title=”注意ポイント” fontawesome=”fa-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#ffebee” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] マルチポイント使用時はLDACは使えなくなります。

総評。2万円切りを考えれば驚異のコスパ

こんな方におすすめ

  • マルチポイント対応TWSイヤホンが欲しい
  • Android機だからLDAC使いたい!
  • 2万円以下で機能モリモリなイヤホン欲しい
  • ノイキャン性能は重視します
  • ドンシャリサウンドが好みです
2万円以下でこれだけの機能が搭載されているのであれば文句はない。LDACとマルチポイントに対応しているイヤホンが今後増えてくるだろうから、それらにしっかり対応しているのはGood。 音質は価格相応だが、ノイキャンに関してはWF-1000XM4と若干の差程度まで詰め寄っている。同じ価格帯のイヤホンと比べればSoundcore Liberty 3 Proがトップに来るに違いないだろう。 今のイヤホンから少しステップアップしたいけど、3万は出せねぇ…って方は、ぜひSoundcore Liberty 3 Proを試してみて欲しい。きっとあなたの要望を叶えてくれるイヤホンだから。