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Nothing社の新作ワイヤレスイヤホン、「Nothing Ear(2)」がやってきた。
前作のNothing Ear(1)は全身スケルトンボディのTWSイヤホンで世間を騒がせたが、その後継機種のEar(2)はどう進化しているのか。
本記事ではNothing Ear(2)を数日間使用してみてのレビューをお届けしたい。
ノイキャン | あり (ADAPTIVE ANC の使用で最大 40 db) |
形状 | インイヤー式 |
バッテリー | イヤホン: 一度の充電で最大 6 時間再生可能 ケースを含めた合計: 最大 36 時間 高速充電: 10 分の充電で 1.25 時間 (ANC オンの場合) または 1.8 時間 (ANC オフの場合) 再生可能 |
ドライバー | 11.6 mm ドライバー |
マイク | 各イヤホンに 3 個 |
コントロール | プレス コントロール |
オーディオ機能 | 3 デシベル高ノイズ除去機能を備えた、進化した CLEAR VOICE TECHNOLOGY デュアル接続 LHDC 5.0 による 24BIT ハイレゾ オーディオ パーソナル サウンド プロファイル |
NOTHING X(アプリ) | イコライザー設定のフルカスタマイズ ジェスチャーコントロールのカスタマイズ イヤホンを探す イヤーチップのフィット試験 PHONE (1) の低遅延モード イヤホン装着の検出 |
防水性と耐汗性 | IP54 イヤホン / IP55 ケース |
ワイヤレス充電 | あり、最大 2.5W の Qi 認定済み |
寸法 | サイズ: イヤホン (1 個あたり) 高さ: 29.4 mm 幅: 21.5 mm 厚さ: 23.5 mm ケース 高さ: 55.5 mm 幅: 55.5 mm 厚さ: 22 mm 重量: イヤホン (1 個あたり): 4.5 g ケース: 51.9 g |
価格 | ¥22,800 |
Nothing Ear(2)の箱。Nothing製品の箱は横側に切り取り線が設けられており、そこから開ける仕組み。一度破くともとには戻せないので
同梱物は以下のとおり。
Nothing Ear(1)、Nothing Ear(stick)に続く、第3のイヤホン、それがNothing Ear(2)だ。
スケルトン仕様のケースが特徴で、内部の基板までしっかり見える。ケースには磁石が埋め込まれており、開閉時にはピタッと閉まる感じ。
デザイン的にはNothing Ear(1)とほぼ変わってないように見えるが、実は以下の点が違う。
Ear(1)と比べて少し小さくなり、透明度が増したという感じだ。透明度に関しては「なんのこっちゃ」って印象だが、サイズに関してはたしかに小さくなっていると思う。
側面にはUSB Type-Cポートとペアリングボタン。
開くとNothing Ear(2)本体とご対面。
いくつものTWSイヤホンを購入してきた僕だが、デザイン的にはNothing Ear(2)が一番好きだったりする。全身スケルトン仕様のガジェットなんて胸アツでしかなく、とても所有感を満たしてくれる良い製品だと感じる。
前作のNothing Ear(1)と比べると間違い探しのレベルで違いが謎。ただ、内部に関してはだいぶ進化しているみたいなので、そちらは後ほど触れる。
Nothing Ear(2)は、11mmの大口径のD型ドライバーを搭載し、OP-1などで有名なTeenage Engineeringがチューニングを担当している。
Ear(1)と比べると、音質はかなり改善されていると思う。前作より低音の効きが良くなっているし、高音域の描写がよりきれいになっていると感じる。
全体の解像感が高くなっており、それにともなって明瞭感も増している。細部のディテールもハッキリ感じられるので、聴いていて非常に気分が良い。
専用アプリ「Nothing X」からイコライザなどの設定が行える。「パーソナルサウンドプロファイル」という項目があるのだが、これは聴力検査を行って自分に最適なチューニングにしてくれるというもの。
数分かかるが、これにより自分にあったプリセットを用意してくれる。適用してみると、若干低音の効きが強くなって、よりメリハリのあるサウンドになった。試してみると意外と面白いかも。
Nothing X
Nothing Technology Limited無料posted withアプリーチ
Nothing Ear(2)は、チップセットが刷新されたことでノイキャンの威力もアップしていて、自動でノイキャンの威力が変化するアダプティブノイキャンに対応した。
Adaptive Modeを使うと、周囲のノイズに合わせてノイズキャンセリングの強弱が調整され手動で調節不要。
実際使ってみると、ノイキャンの各モードの切り替えが滑らかじゃないのが少し気になった。
2万円代前半という価格なので、ノイキャンの効きはとても強いわけではない。が、前作よりは明らかに強くなっている。
Ear(1)が6点だとしたら、本作は7.5点。AirPods Pro2やQuiet EarBudsが10点なのを考えると、十分健闘しているだろう。
低音のカットはよりよくなり、風切り音もよく消えるようになった。過度なノイキャンは耳が疲れるので、個人的にはこれくらいの強さがちょうどよいと思っている。
外部音取り込み機能に関しては、「悪くない」という程度。音楽を流していないときはホワイトノイズが乗るので、そこが気になる。
自分の声は少しこもり気味に聞こえるが、さほど気になる点でもない。「外の音を取り入れつつ、音楽が聴きたいし、会話もしたい」と言ったニーズはしっかり叶えてくれるので、値段を考えると十分といったところだろう。
Nothing Ear(2)、僕の耳にはめっちゃフィットする。
ジムで筋トレしていると、いくらそれなりにフィットしているとは言え、ジワジワずれてくるものだ。
ただ、Nothing Ear(2)だとその”ジワジワ”がかなり緩やか。結構強めに動いてもあまりズレないため、使っていて非常に快適。
ちなみに、イヤーピースをSednaEarfit Crystalという製品に変えると、フィット感と音質がかなり良くなる。
ケースの収まりはわずかに悪くなるが、それを差し引いても買う価値はあると思っている。Ear(1)で試していたのだが、まじで耳への吸着力が高まった。
値段は高いが、Nothing Ear(2)を長く使いたい人は、買っておいて損はないだろう。
イヤホンのスティック部分の操作はEar (1)ではタッチセンサーだったのに対して、Ear (2)では先端部分を擬似的に押し込むプレス式のセンサーに変更された。
「カチッ」というクリック感があるので、誤操作はあまりない。タッチセンサーだと、イヤホンのズレを直すときに触れてしまって、いらんアクションを起こしてしまうので、この変更は良い。
Nothing Xより、操作のカスタマイズが可能。動作割当を変更できるのは、今どきのイヤホンなら当たり前だろう。
1度押しの”再生 / 一時停止”だけ変更不可です。
Nothing Ear(2)はマルチポイントに対応している。
例えば、自分のiPhoneで「Nothing Ear(2)」を接続して音楽を聴いていて、途中でiPadでYouTubeを見たいと思ったとしよう。
普通なら、「Bluetooth設定→iPhoneで解除→iPadでペアリング」という過程を踏まないといけない。ただ、マルチポイントで予めペアリングしておけば、iPadで動画を再生した瞬間にその音声が流れる。
複数デバイスを使い分けている人には便利な機能なので、しっかり対応しているのは嬉しい。
前モデルでは非対応だった、「ワイヤレス充電」に対応したNothing Ear(2)。また、急速充電にも対応。ケース付きならわずか10分で8時間の音楽再生が可能だ。
ノイキャンをONにした状態だと、イヤホンのみで約4時間、ケース込みで約22.5時間となる。バッテリー持ちに関しては前モデルより大幅に改善したというわけでもなく、あまり強くない印象だ。
AirPods Pro(第2世代) はノイキャンONでイヤホンのみ最大6時間だったりします。
スケルトンデザインで素晴らしいデザインに加え、音質、ノイキャン性能や通話品質も◎なNothing Ear(2)。
前作で不満だったポイントが軒並み解消されており、使い勝手はかなり良くなっている。これならば価格の上昇にも頷けてしまう。
ハードウェア・ソフトウェアと共に着実に改良がなされており、見た目も音も高いクオリティで楽しめるイヤホンだと感じた。興味があればぜひチェックしてみて欲しい。
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