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毎月3台くらいTWSイヤホンを買い続けているJiyoungです。
最近の僕の中での風潮は「どれだけ高音質か」です。正直、ノイズキャンセルはもう気にしない。コンプライつければある程度遮音できるからです。
ってことで、高音質である程度安価なTWSイヤホンを探していたところ、見つけました。「Noble Falcon 2」。今回はこいつをレビューしていきます。
Noble Falcon 2は音質に特化したTWSイヤホンで、他製品と比べても頭一つ抜き出ている実力を持ちます。
ただ、ノイズキャンセリング(ANC)は無いので注意。外音取り込みモードはあります。
削るところは削って、ところん音質にこだわったNoble Falcon 2の実力はいかに。
コーデック | SBC ,AAC ,Apt -X,Apt-X Adaptive |
サイズ | 21×30×21mm、5g |
再生時間 | 10時間、ケースで4回充電可能 |
充電時間 | イヤホン:1時間 ケース:1.5時間 |
付属品 | 充電ケース、ポーチ、イヤーピース(ePro製:S/M/L)、 USBケーブルユーザーズガイド |
が付属。
これがNoble Falcon 2のケース。ゴールドとくすんだホワイトの組み合わせが大人びた印象を与えてくれます。
もう一つブラックがありますが、そちらを選ぶ人が多く、あまりレビューしている人を見かけないこちらのカラーをチョイス。
充電規格はUSB-C。最近ではMicro-USBを採用しているTWSイヤホンを見つけることの方が難しいですよね。
ちなみにQiにも対応しているので、置くだけで楽々充電できます。
これがNoble Falcon 2本体。なかなか人を選ぶ形状をしており、合う合わないの差が激しそう。
装着感に関しては後ほど触れますが、僕はちょっと微妙。合わないわけでは無いですが、なんかしっくりこない。
早速音質について触れていきましょう。
Noble Falcon 2は聴覚学者であり聴覚専門医のジョン・モールトンという方がチューニングをしたらしく、感動レベルの音質とのこと。
いきなりハードルめっちゃ上げるやん
って思いながら公式サイトを読んでいましたが、果たしてどの程度の音質なのか。個人的には同じ価格帯のGalaxy Buds LiveよりよければOK。
Noble Falcon 2はとにかくフラットな音を出してくれます。癖が全くなく、非常にクリアで鮮明な音という印象。めちゃくちゃ気持ちがいい。
高音域や低音域が変に強調されているわけでもなく、モニターイヤホンみたいなイメージです。
「解像度」「音場の広さ」「分離の良さ」どれをとっても素晴らしい出来。表現力がとにかく優秀なイヤホンで、この価格帯だとまじで敵を探すのが難しいレベルです。
高音域の伸びはそこまでですが、しっかり一音一音を鳴らしてくれるので全然悪くありません。低音域に関しては、ボワボワした感じは一切なく、かなりクリアで明瞭度が高い。弱い感じは全くなく、迫力も申し分ない。
イントロのベース部分でとにかく驚きました。明瞭かつ深みのある低音がとにかく聴いていて気持ちいい。ベースの弦がブルブル震える感じがはっきりと伝わってくるので何度聴いても飽きない。
音場が広く、目を閉じればLIVE会場にいるかのようで、とにかく素晴らしい表現力だなと感じます。
この曲は青空に飛び立つような雰囲気の、開放的な楽曲。サビの部分はもう少し高音の抜けが良ければいいなとは思いますが、クリアかつ高い解像度のおかげでかなり良くまとまってます。
様々なSEが使われているのですが、低音が強調されすぎていないので全然くどい感じはしません。キレの良さとドスっとした沈み込みが特徴。
単純明快。癖が強くなくてとても聴きやすい音で、表現も素晴らしく、1.5万円でこれが手に入るなら文句はないなと言った印象。
ANCなんていらないからとにかく音質重視の人はNoble Falcon 2、オススメです。
AirPods Proにも搭載されている外音取り込み機能ですが、Noble Falcon 2にもあります。
ただ、性能は期待してはダメ。ONにした瞬間「サーーーッ」とノイズが入るのでめちゃくちゃ違和感あります。はっきり言って超不自然。
会話はできますが、AirPods Proのような自然な感じとは程遠いので、おまけって感じで考えてもらえたらなと。
正直そこまで良くはないです。標準でついてくるイヤーピースでは、ちょっと走っただけで落ちそうなイメージ。
ただ、手持ちのSpinFitに交換したところ、装着感が良くなりました。もし装着性が悪いと感じる方はイヤーピースの交換をおすすめします。
左 | 右 | |
1回押し | ヒアスルー機能切替 | 再生・停止 |
2回押し | 音量ダウン | 曲送り |
3回押し | 音量アップ | 曲戻し |
長押し | 音声アシスタント起動 | 音声アシスタント起動 |
Noble Falcon 2には物理ボタンが内蔵されており、上の表に記した操作が可能です。
反応も良好で不満なし。また、専用アプリ「Noble Sound Suite」より操作割り当ての変更ができます。
種類も多く、他のTWSイヤホンに比べてカスタマイズできる幅は広いですね。
まあ全部スマホ側で操作するので全く使わないのですが
がアプリ側から設定できます。
イコライザは思ったより設定できる幅が広く、結構実用的だなと感じます。ただ、別にNoble Sound Suiteを使わなくても別のイコライザアプリで代用できるんですけどね。
Noble Falcon 2はTWSイヤホンでも優秀な部類に入るバッテリーが搭載されており、10時間再生が可能です。
FALCON 2に搭載されているBluetooth SoC、Qualcomm QCC3040が省電力設計なおかげですね。
充電ケースは4回充電可能で、単純計算だと50時間使えます。
Noble Falcon 2はIPX7の防水性能を獲得しています。
「一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない」とのこと
そこらへんのスポーツイヤホンと比べてもだいぶ優秀なので、汗の多い夏場の運動にも問題なし。
多分お風呂でも使えると思いますが、推奨はしません。。。
Noble Falcon 2の特徴をまとめるとこんな感じ。
価格もそこまで高くないので、今まで使っていたワイヤレスイヤホンから一歩グレードアップしたい人におすすめ。
まじで音質に関しては価格を考えると優秀すぎる性能で、音質にうるさい人でも満足できるでしょう。あとはANCが搭載されていれば文句なしですが。
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