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防水規格 | IPX5 |
接続方式 | Bluetooth 5.3 |
対応コーデック | SBC / AAC(LC3対応予定) |
重量(イヤホン / ケース込み) | 約12g / 約85g |
バッテリー駆動時間 (上)イヤホン (下)ケース込み | 最大10時間(ANCで8時間) 最大40時間(ANCで32時間) |
ドライバー | PEN+DLC10mmドライバー |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス |
装着検出機能 | ◎ |
ANC | ◎ |
外音取り込み | ◎ |
専用アプリ | ◎ |
マルチポイント | ◎ |
価格 | 33,000円 |
さっそくJBL TOUR PRO 2をみていこう。
内容物は以下のとおり。
こちらがJBL TOUR PRO 2本体。ブラックとシャンパンゴールドの2色展開で、今回はゴールドを選択した。
イメージ画像だとシルバーにしか見えなかったのだが、実物はしっかりゴールドだとわかる。
下部に充電ポートを備える。
最初から貼られているシールを剥がさずに撮ってしまったのはミス。
御開帳。ところどころメッキ仕上げが施されており、非常に高級感あるつくりだ。日常使いでも線キズが入って目立ちそうなので、できるならケース着用で使いたいところ。
形状としてはJBL独自の「ショートスティック型」をさらに進化させたハイブリッドデザイン。AirPods Proに近い。イヤホン本体もところどころメッキ仕上げ。
あらゆる環境でクリアな通話を提供するように設計された片側3つずつ合計6つのマイクを搭載している。
ケース込みで85gあり、サイズ感もかなり大きめなので、コンパクトTWSイヤホンとはいえない。
ポケットに入れるとかなりの存在感があるのは間違いない。
JBL TOUR PRO 2の音質の核となるダイナミックドライバーのユニットだが、かなりこだわって作られているそう。
剛性の高いPEN (ポリエチレンナフタレート) に、伝搬速度も速く非晶質構造により適度な内部損失を持つことで素材固有の音も極めて少ないカーボン素材「DLC (Diamond-Like Carbon) 」をコーティングした、10mm径の振動板を採用。
この振動板のお陰で、余計な味付けがなく、細かなディテールも感じられる音に仕上がっているようだ。
JBLといえば上質な低音を鳴らしてくれるイメージだが、本作ももれなく低音が強調されている。ただ、TOUR PRO+余暇は控えめで、パンチが足らない印象だった。聞いていて疲れない音ではあるので、ここらへんは好みの分かれるところ。
中高音の解像感やキレの良さなどは評価したい。音数が多く、疾走感があり、ベースラインが特徴的な曲とは相性が良いと感じた。
音質の観点で言えば、MOMENTUM True Wireless 3など、同じ価格帯でもっと良い機種がある。
音の広がりや各音域の表現力、解像感で言えば、JBLのハイエンド機種としては少し弱いかなと感じる。音質思考の方は他のイヤホンを買ったほうがより満足できるかもしれない。
まあ音質なんてものは個人の好みの割合が大きいので、ご自分で視聴して決めてほしい。あくまで参考程度に。
JBL専用アプリから、ユーザーの聴覚特性に最適化する「Personi-Fi 2.0」という機能をオンにしてみた。
、帯域ごとにテスト音を流して聞こえているかをチェックしたり、きちんと耳にフィットしているかなどを解析し、自分にあったチューニングにしてみるというものだ。
対して変わらんだろ…と思っていたが、試してみてびっくり。いきなり音の明瞭感が上がり、かなりクリアに聞こえるようになった。
音のディテールがよりハッキリ感じられるし、全体として音質が良くなるのを感じた。
JBL TOUR PRO 2の音に満足できなくて手放そうか検討している、そこの君。Personi-Fi 2.0をオンにしてみてほしい。
ノイズキャンセリング性能だが、結論から言おう。
TOUR PRO 2のANCは、外の騒音をリアルタイムで検知し、騒音にマッチしたノイズ除去をしてくれる。
4つのノイズ検知マイクを自動的に使用して、リアルタイムで周囲をモニタリング。集中が必要な時の雑音や周囲の環境音を最小限に抑え、イヤホンのパフォーマンスを最適化するといった具合。
QuietComfort Earbudsのノイズキャンセリング強度を9.5、WF-1000XM4を9とすると、TOUR PRO 2は8と言う印象だ。
専用アプリから細かいカスタマイズが可能。全部オンにすると、TOUR PRO 2の評価が8から8.25まで上がった。
JBL TOUR PRO 2のケースは、世界初となるタッチディスプレイ対応で、あらゆる操作がケースから可能だ。
全部で8つの項目からなり、これらすべてケースから操作可能。
ケース側でスマホの通知が見れるようですが、説明書にすら乗っていないので取り上げていません
JBL TOUR PRO 2 操作感 pic.twitter.com/Z0ALiCKN8U
— jiyoung (@yukime_jiyoung) March 10, 2023
ケースの操作感はこんな感じ。安物スマートウォッチのような動作速度だ。
けなしているかのように聞こえるかもしれないが、実は褒めていて、ちょっと驚いている。もう少しモタつくと思っていたのだが、そこそこ滑らかにスクロールするではないか。
個人的には「全く使わない。イコライザを頻繁に切り替えたり、タイマー機能を使いたい人以外は微妙では?」という結論に。
実際に数日使ってみた感想は以下のとおり。
正直、頻繁にやるノイキャンの切り替えや音量調整はイヤホン側でできるので、わざわざケースで操作しようとはあまり思わない。
目新しさは確かにあるが、それが便利かと言われれば懐疑的だ。
バッテリー残量が人目で見れるのは便利だと感じましたが、スマホとペアリングしてるとポップアップ表示が出てくるんで、そっちでもわかるんですよね。
JBL TOUR PRO 2はフィット感が絶妙。まぁAirPods Proのような形状が僕の耳にあっているだけというのはあるが。
イヤーチップが楕円状なお陰で耳と触れ合う面積が多く、その分密着度が高い。カナル型にしては圧迫感も少なめなので長時間使用でも問題なかった。
つけてて不快に思わない軽さって最高。頭を振っても落ちる気が全くしないし、楕円のイヤーピースが不思議なほどにフィットする…。
操作 | 左 | 右 |
---|---|---|
再生/停止 | 1タップ | |
曲送り | 2タップ | |
曲戻し | 3タップ | |
ANC / 外音取り込み / OFF | 1タップ | |
トークスルー / OFF | 2タップ | |
音声アシスタント | 2秒長押し | 2秒長押し |
受話 | 着信中に2タップ | 着信中に2タップ |
通話中のミュート / OFF | 通話中に2秒長押し | 通話中に2秒長押し |
通話終了 | 通話中に2タップ | 通話中に2タップ |
操作はこんな感じ。タッチセンサーがイヤホン表面に備わっている。
実際使ってみると便利だ。例えば、自分のiPhoneに「JBL TOUR PRO 2」を接続して音楽を聴いていて、途中でiPadでYouTubeを見たいと思ったとしよう。
普通なら、Bluetooth設定→iPhoneで解除→iPadでペアリングという過程を踏まないといけない。ただ、マルチポイントで予めペアリングしておけば、iPadで動画を再生した瞬間にその音声が流れる。
複数デバイスを使い分けている人には便利な機能なので、しっかり対応しているのは嬉しい。
バッテリーはイヤホン単体で最大10時間(ANCオンで8時間)、ケースふくめ最大40時間(ANCオンで32時間)。
概ね公称値通りの使い勝手で、ANCをオンにした状態で鳴らしっぱなしにしたところ7時間50分くらいで切れた。ここまで持てば何も言うことはないので、バッテリー持ちに関しては優秀だろう。
また、15分の充電で4時間再生ができる急速充電も備えている。もちろん、ワイヤレス充電もOKだ。
他媒体の記事やレビューを見ていると、「ケースからノイキャン切り替えや音量調整ができるのが便利!」という意見が多く見られるが、「いちいちケースから操作するよりイヤホンのタッチセンサーを使ったほうが良くない?」と思うのは僕だけだろうか。
たしかに意欲的で面白い製品なのだが、特にケースのディスプレイでやる意義をそこまで感じなかった。
音質やノイキャン、バッテリー持ちは軒並み優秀なので、十分買う価値はあるだろう。興味あればぜひチェックしてみてほしい。
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