モバイルバッテリーを使う上で煩わしいのはなんといっても「コードを別途持っていかないといけない」ことです。
正直、コードを常に入れておくのは面倒なので、どうせならモバイルバッテリー本体だけで充電したいところ。
そんな望みを叶えてくれる製品がAnkerから出ました。その名も「Anker Power Core III 10000 Wireless」。今回はこいつをレビューしていきます。
Anker Power Core III 10000 Wirelessの特徴

- 容量は10000mAh
- 最大18W出力のPower Delivery(PD)対応
- USB-CとQuick Charge 3.0(QC 3.0)対応
- 最大10W出力(iPhoneは最大7.5W)のワイヤレス充電パッド
- スマホスタンド付き
- お値段約4000円
Anker Power Core III 10000 Wirelessはワイヤレス充電に対応したモバイルバッテリーです。
Anker Power Core III 10000 Wireless本体にワイヤレス充電パッドがついているので、ケーブルレスで充電が可能。
ケーブルを持ってくるのを忘れてしまったり、いざ使うとなると断線してた!って事態になっても充電できるので結構便利だったりします。
Anker Power Core III 10000 Wirelessの外観

本体とUSBケーブルだけかなと思っていたら、まさかのポーチ付き。

ただ、そのまま入れるとはみ出すんで、ちゃんと入れるんだったら伸ばさないとダメです。
もうちょいサイズ大きかったらGOOD。完璧に設計ミスですねっ☆

Anker Power Core III 10000 Wireless本体です。ストライプメッシュ加工が施されているので、傷が目立ちません。あと滑りにくい。

ワイヤレス充電周りにはラバーが埋め込まれているんで、デバイスをおいても滑りにくくなってます。
ここに埃が結構張り付くんで、見栄え悪くなってしまってますね。

ポートは一箇所に集約。
電源ボタンを押すと、青インジケーターで状態(点灯:充電中 / ゆっくり点滅:スタンバイ / 点滅:異物計測)、4段階の白インジケーターでバッテリー残量が分かります。

厚みはそこそこあります。折り畳んだGalaxy Z Flipよりほんのわずか厚い程度。
サイズは151.80 x 68.4 x 18.7 mmと、小さくはない印象ですね。あと地味に重さを感じる。

Anker Power Core III 10000 Wirelessにはスタンドがついています。

こんな感じで簡易スマホスタンドになるんで、動画視聴時には地味に便利です。
ただ、スマホリングとかMoft X付けている人にとってはいらないと思うし、個人的にはなくてもいいかな。

Anker Power Core III 10000 WirelessはiPhone12なら2回以上充電OK
Anker Power Core III 10000 Wirelessは10000mAhという、そこそこ大容量なモバイルバッテリーです。
iPhone12なら2回以上充電できる感じなので、十分でしょう。
同時に3台まで急速充電可能

「USB Aポート」と「USB Cポート」を兼ね備えており、それらを使うことで2台の充電が可能です。
また、Anker Power Core III 10000 Wirelessは「ワイヤレス充電」にも対応しているので、全部併用すれば最大3台までのデバイスを充電できますね。
有線では最大18W、ワイヤレスでは最大10W

ワイヤレス充電だと10Wまでしか対応していないので、正直そこまで速くはありません。普通に使う際はUSB Cのポートを使うのをオススメします。
また、iPhone12なんかは最大7.5Wのワイヤレス充電にしか対応していないので、注意が必要。
僕の所持しているGalaxy Note20 Ultraは10Wのワイヤレス充電に対応しているので、7.5Wより若干早く充電できました。
残量35%→95%まで80分くらい
Anker Power Core III 10000 Wirelessまとめ

ワイヤレス充電にも対応した、同時に3台までのデバイスを充電可能な万能モバイルバッテリー「Anker Power Core III 10000 Wireless」をレビューしました。
サイズが少々大きいのがちょっと気になる点ですが、それ以外は文句のつけようがありません。
Amazonで4000円以下で買えるんで、興味あったらチェックしてみてください!