Amazfitの最新スマートウォッチ Amazfit GTR4がちょっと前に発売された。
先代のGTR3シリーズを以前使っていたため、新モデルは見逃せない。一体どこが進化しているのか?本記事ではAmazfit GTR 4のレビューをお届けする。

- 質感は同じ価格の他メーカーの製品と比べても劣らず
- 2週間近く持続するバッテリー
- FeliCa非対応
- 急速充電非対応
Amazfit GTR4の特徴

- 大型1.43インチ HD AMOLED ディスプレイ搭載
- 常時表示に対応する200種類以上のウォッチフェイス
- 業界初のデュアルバンド円偏波GPSアンテナ&6つの衛星測位システム
- 音楽保存&通話機能
- 健康トラッキングOK
- 475mAhバッテリーを搭載。14日持続(公称値)
- 税込み31,900円
Amazfit GTR 4のスペック

スペック表(タップして開く)
カラー | スーパースピードブラック, ヴィンテージブラウンレザー |
画面サイズ | 1.43インチ AMOLED |
解像度/PPI | 466×466/326ppi |
画面占有率 | 68.1% |
画面常時表示 | 対応 |
GPS | 6衛星測位 + デュアルバンド |
内蔵センサー | BioTrackerTM 4.0 PPG Biometric sensor, 加速度センサー, ジャイロセンサー, 地磁気センサー, 気圧センサー, 環境光センサー |
測位システム | GPS, GLONASS, GALILEO, QZSS, and Beidou |
通信規格 | Bluetooth5.0&BLE, GPS, WLAN 2.4GHz |
防水規格 | 5ATM |
対応OS | iOS12.0以降, Android7.0以降, Alexa |
対応アプリ | Zepp |
マイク | 内蔵 |
スピーカー | 内蔵 |
内部ストレージ | 約2.3GB |
本体サイズ | 46×46×10.6mm |
本体重量 | 34g(ストラップ無し) |
タッチスクリーン | 強化ガラス + 反指紋コーティング + AGベゼル |
ボディ素材 | アルミ合金製ミドルフレーム + 高光沢塗装PCボトムシェル |
バンド素材 | フッ素ゴム、革 |
バンド幅 | 22mm |
対応手首サイズ | 150mm ~ 215mm |
バッテリー容量 | 475mAh |
バッテリー持続期間 | 約14日間(省電力モードでは約24日間) |
Amazfit GTR4の外観

内容物は以下のとおり。
- Amazfit GTR4本体
- 替えバンド
- 説明書
- 充電器

本体ケースはマット処理が施されたアルミ合金製。クルマのような流線形のストリームラインは所有欲を満たしてくれるデザインだ。
クラシックとスポーツテイストの両立が感じられ、初代Amazfit GTRのような面影を感じる。

1.43インチのAMOLED(有機EL)ディスプレイを備えており、視認性は良好。46mmの大型スマートウォッチだが、アルミフレームのためか重量はわずか34g。
一日中装着しても特に疲れを感じることはなかった。

デジタルクラウンはかなり目立つ。ガジェット臭漂う雰囲気で、いかにもボタンっぽい見た目だろう。
赤色のワンポイントが入ってるおかげで、いいアクセントになっている。この一手間が案外・・・できぬものなのだ・・・!クズには・・・!

画面配置は、前作のAmazfit GTR 3などと同一。ウォッチフェイスが表示されている状態でボタンを押すと、アプリ一覧画面になる。Zepp OS 2.0では、Apple Watchのようなグリッドスタイルも選択可能だ。

質感のよいフルオロエラストマーバンドが付属する。厚みはあまりなく、ペラペラとした印象だが、使い心地は中々どうして悪くない。
表面はフッ素加工が施されているため、サラサラとした手触り。

装着してみると、これがまた素晴らしいのだ。大型スマートウォッチなのに重すぎない絶妙な重量。
シルバーのアルミフレームが与えてくれる重厚感、質感の良いフルオロエラストマーバンドと、デザイン面では完全に文句ない。
ちょっとスポーツ感のあるスマートウォッチを探している人には大当たり…!ビジネスシーンでも合うことだろう。
以前使っていたAmazfit GTR3 Proよりもデザインは優れている

前作のAmazfit GTR3シリーズはミニマルなデザインが印象的で、GTR4とは異なるコンセプト。
ベゼル周りは極限まで細くなっており、圧倒的なベゼルレスを追求している。GTR4と比べるとのっぺりとしたデザインで、いまいち高級感に欠ける印象だった。
好みの問題だが、個人的には圧倒的にGTR4の方が好み。いろいろな装飾が施されており、パッと見の情報業が多いのが好きなポイントだ。

GTR3 Proでは滑らかな曲線を描くようなフォルムだったが、GTR4では角張ったフォルムに。
Amazfit GTR4でできること・機能
- 時刻の表示(常時表示画面(AOD)対応)
- 歩数計
- 24時間心拍数計測
- 睡眠モニタリング
- 血中酸素飽和度(SpO2)測定
- 睡眠時の呼吸の質測定(Beta)
- 150種類を超えるスポーツモード
- 座りすぎ通知
- 着信やアプリの通知
- 低血中酸素アラート
- ストレス緩和促進アラート
- アラーム/タイマー/ストップウォッチ
- 天気予報
- 音楽再生コントロール
- ストレスレベル測定
- 心拍数、血中酸素濃度、ストレスレベル、呼吸数をワンタップで測定
- スマホを探す(音を鳴らす)
時計本体で計測→管理は専用アプリから

専用アプリ「ZEPP」より想定したデータの閲覧が可能。ぱっと見でわかるグラフ表示なので、視認性は良好だ。

SpO2。呼吸苦に陥った際、体の重篤化を図る指標として使うが、日常生活で使うことはほぼ皆無だろう。

ストレス測定。現在の状態がリラックスしているのか、ストレスを感じているのかを教えてくれる。

睡眠ログは他社と比べて少し情報量にかけるが、欠けていて不満があるわけではないのでこれで十分だと感じる。
メッセージ返信に対応

LINEなどのメッセージアプリの返信に対応している。
簡単な定型文を選択して送ることもできるし、キーボード入力(超打ちにくい)で送ることも可能だ。
文を予め設定できるので、わりと幅広い返し方ができる。スマホを触れない環境下の場合に便利な機能だろう。
Alexa対応
Amazfit GTR 4にはマイクとスピーカーの両方があるため、Amazon Alexaに話しかけて応答を聞くこともできる。
- リマインダー機能
- 買い物リスト
- 検索機能
- スケジュール…など
Amazfit GTR4のバッテリー持ちは…?

475mAhのバッテリーを備えているAmazfit GTR4。公式が謳っているバッテリー持ちは約2週間だ。
初期状態ではモニタリングの自動計測がONになっているので、それらを外した状態で2週間程度使ってみた。
だいたい10~11日ほどは充電無しで使い続けられる結果に。僕は通知や時刻の確認くらいしか使わないので、メーカーが想定している用途とは異なる。

頻繁に計測したり、自動計測をONにしていたり、常時点灯をONにしている場合だと1週間ギリギリ持たないくらいだった。
これくらい持てば十分すぎるだろう。

バッテリー長持ちさせたい人は、心拍数、SpO2、ストレス、睡眠といったトラッキングをOFFにしましょう。
ちなみに、本機は急速充電には非対応。満充電まで2時間位かかるので、そこらへんは注意しておこう。
Amazfit GTR 4の口コミ
まいにゅーぎあ。
— にゅい@沼のほとり (@nuitmemo) October 31, 2022
Amazfit GTR 4
スマートウォッチって初めて買ったから、何が分からないのかまだよく分かってないけど素敵だし楽しいからいいやー♪ pic.twitter.com/A3Nr2kJxEt
My new gear…
— 🚰蛇口🚰 (@jaguchi) October 31, 2022
Amazfit GTR4
2年使ってきたGTR初代、バッテリーの劣化か頻繁に電源断、再起動をするようになり新調
GooglePixelWatchと迷ったけど、同じシリーズで買い替え
PixelWatchはまだ初代なのでこれから伸びてくるでしょう⌚
文字盤でっかくなったなぁ😯
まぁ歩数と睡眠しか管理してない😇 pic.twitter.com/DhxEQYlMxT
Amazfit GTR4を1日使ってみたけど気に入った。かっこいい、軽い、動作は軽快、それでいてバッテリーも10日は持ちそう。ランニングしてGPS精度も試してみたい
— しゃうら (@shaula103) October 29, 2022
Amazfit GTR 4まとめ


- 質感は同じ価格の他メーカーの製品と比べても劣らず
- 2週間近く持続するバッテリー
- センスの良い文字盤
- 動作速度も申し分なし
これでお値段31,900円。現在(2022/11/6)、Amazonの方では2,000円引きクーポンが配布されているので、適用すれば2万円台となる。
機能の豊富さを踏まえて考えると、わりとリーズナブルな価格でないだろうか。
2週間近く持つバッテリー、軽快な動作、クラシックかつスポーティーな風防の見た目のスマートウォッチ。興味あればチェックしてみて欲しい。