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Galaxy Watchシリーズはデザイン性が良くて、個人的には結構好きだったり。
新作が出るたびに買っているのだが、今年は「Galaxy Watch5 Pro」が発売された。回転ベゼル廃止や厚みが増したりと、結構劣化しているのでは?と思っているのだが、実際使わないとわからない。
2週間程度使ってみたので、本記事ではGalaxy Watch5 Proのレビューをお届けする。
Galaxy Watch5 | Galaxy Watch5 Pro | Galaxy Watch4 | |
ディスプレイサイズ | 40mm:1.2インチ(396 x 396) 44mm:1.4インチ(450 x 450) | 1.4インチ(450 x 450) | 40mm:1.2インチ (396 x 396) 44mm:1.4インチ(450 x 450) |
ディスプレイ | サファイアクリスタル | サファイアクリスタル | Corning Gorilla Glass with DX+ |
素材 | アーマーアルミニウム | チタン | アーマーアルミニウム |
バッテリー容量 | 40mm:284mAh 44mm:410mAh | 590mAh | 40mm:247mAh 44mm:361mAh |
睡眠トラッキング | ◯ | ◯ | ◯ |
体組成計機能 | ◯ | ◯ | ◯ |
ルートワークアウト / トラックバック | × | ◯ | × |
高速充電 | ◯ | ◯ | × |
ストレージ | 16GB | 16GB | 16GB |
メモリ | 1.5GB | 1.5GB | 1.5GB |
Bluetooth | Bluetooth v5.2 | Bluetooth v5.2 | Bluetooth v5.0 |
Wi-Fi | 802.11 a/b/g/n 2.4+5GHz | 802.11 a/b/g/n 2.4+5GHz | 802.11 a/b/g/n 2.4+5GHz |
NFC | ◯ | ◯ | ◯ |
センサー | 加速度計 気圧 生体電気インピーダンス分析 ジャイロ 磁気 環境光 光学式心拍 | 加速度計 気圧 生体電気インピーダンス分析 ジャイロ 磁気 環境光 光学式心拍 | 加速度 気圧 ジャイロ 磁気 光学式心拍 環境光 生体電気インピーダンス分析 |
サイズ(高さ x 幅 x 厚さ) | 40mm:39.3 × 40.4 ×9.8mm 44mm:43.3 × 44.4 × 9.8mm | 45.4 × 45.4 × 10.5 mm | 40mm:40.4 x 39.3 x 9.8 mm 44mm:44.4 x 43.3 x 9.8 mm |
重量(約) | 40mm:28.7g 44mm:33.5g | 46.5g | 40mm:25.9g 44mm:30.3g |
Amazon価格 (2023年3月現在) | 40mm:43,755円 44mm:48,309円 | 69,673円 | 40mm:27,800円 44mm:31,232円 |
Proモデルとの1番の違いはバッテリー容量。
40mmモデルと比較すると倍以上のバッテリー容量となっており、実際に使ってみると1~2日程度Proのほうが持つ印象だ。
また、ボディーがProモデルはチタンとなっておりより高級感があったり、ルートトラック機能が搭載されている。
同梱物は以下のとおり。
今回選んだのはグレーの45mmモデル。前作のGalaxy Watch4 Classicでは42mmと46mmがあったのだが、今作から45mmに統一されている。
ケースはチタン素材でできており、折り紙付きの耐久性だ。コンクリートに落下させても少し凹みが付くくらいで、全く壊れなかったり(体験談)。
サラサラとした手触りで汚れも目立たなく、非常に扱いやすいスマートウォッチだと感じる。
前作のGalaxy Watch4 Classicのデザインがめちゃくちゃ好みで、付けていて非常に満足度の高い一台だったのだが、今作ではデザインが変わってしまった。
このステンレススチール製のケースの質感とシルバーカラーがマッチしていて、高価な雰囲気がプンプンする。
回転ベゼルが廃止されたことで、通常モデルと同様のタッチベゼルに。
ガラス面とケース面の境目部分が湾曲していて、指でなぞりやすくなっている。
個人的には、回転ベゼルの「カチカチ」という感触が好きだったので、今作の仕様変更は少しショックだった。
バンドはおそらくフルオロエラストマー素材。厚みがしっかりあって安っぽくは感じない。
留具にはマグネットが使われている。強力にくっついてくれるので、取れる心配は皆無だ。
長さ調整も自由にできるので、非常に扱いやすいバンドだと思う。
バッテリー容量は590mAh。前作から大幅に増えたのは良いが、厚みがかなり増してしまった。
着用するとこんな感じ。
重量は公式値46.5gと、実は前作Galaxy Watch 4 Classicよりかは軽くなっているのが驚きだ。
かなり分厚いので、長袖シャツを着ると袖に引っかかって時計が隠れてくれない…。
Galaxy Watch5 Pro
— DaLast1Woke (@dalast1woke) October 8, 2022
New band pic.twitter.com/MKn0NmhY6t
屋外であってもしっかり視認できる。
高品質なディスプレイが使われているので、他のスマートウォッチと一線を画す繊細さと輝度の高さだ。
専用アプリ「Galaxy Wearable」から文字盤を変更できる。
有料・無料の文字盤があるのだが、どれもなかなかのクオリティ。WearOSになったことで、GooglePlayストアからも追加することが可能だ。
高級感のある文字盤は少ない印象。HUAWEIのスマートウォッチはそういった文字盤が充実しているのだが、Samsungはそこまで力を入れていないのだろうか。
Samsung公式では好みの文字盤が少なかったため、GooglePlayストアから適当な有料文字盤を入れてみた。
ROLEXだが、これはこれで悪くないだろう。モノホンを所持している人には笑われそうだが。
WearOS特有のヌルヌルした操作感で、引っ掛かりやモタツキは微塵も感じない。
アプリ一覧画面は少々使いにくい印象。アイコンがズラーっと並ぶタイプなのだが、視認性が良いとは感じない。
メインで使用していたHUAWEI Watch GT3 Proだと、リスト表示も選べたので、Galaxy Watch5 Proでも実装してくれるとありがたい。
Galaxy Watch5 Proでは以下の項目の測定が可能だ。
血圧と心電図測定に対応しているのだが、日本国内では諸々制約があるためかオミットされている。
詳しい測定データは「S Health」というアプリで管理可能だ。
浅い睡眠や深い睡眠を自動で判別してくれたり、睡眠時のSpO2を測ってくれたり。
体組成センサーと組み合わせることで、睡眠時の消費カロリーまで出してくれるのだからすごい。
いびきの録音にも対応している。スマホと連携することで、寝ている間にどのくらいいびきをかいているかや、実際の音声も教えてくれる。
体に微弱な電流を流すことで、骨格筋料や体脂肪、水分量などを測定する「体組成機能」が使える。
中指と薬指をそれぞれボタンに添え、腕を上げながら待つことで測定可能だ。
前作でも使えた機能だが、より測定精度が上がっているそうだ。
LINEなどのメッセージアプリから通知が来た場合、Galaxy Watch5 Pro単体でメッセージ返信が可能だ。
簡単な定型文での返信や、キーボードでの文字入力での返信ができる。スマホを取り出さなくてもササッと返信できるので、結構便利なシーンは多い。
ちなみに、LINEなどのメッセージアプリ以外でも返信できる。上記の画像はTwitterのリプの返信なのだが、それでも使えてしまう…!
Galaxyスマホを使っているのであれば、スマホのカメラをリモートコントロールできる機能も標準で搭載。
プレビューも表示されるので、離れた位置にスマホを設置して、手元のGalaxy Watchでシャッターを切ることも可能だ。
GooglePayが日本でも解禁になったので、Galaxy Watch5 ProでNFCを用いたコンタクトレス決済が可能になった。
「Google Payアプリ」をスマホと時計の両方に入れ、クレカを追加することで使えるのだが、カードによっては追加できないみたい。
三井住友カードだと、Vpassアプリを経由して設定する必要があるのだが、Vpassアプリ自体がスマートウォッチに対応していないため、現時点では使えない。
僕は手持ちのエポスゴールドを設定してみた。問題なく完了したので、このまま使えると思われる。
すべてのカードが使える訳では無いが、一部のカードだけでも設定できるようになったのは大きいポイントだ。
Galaxy Watch5 ProのGoogle Payで使えるカードが手持ちに無い。。。
— gadgeorchis (@gadgeorchis) October 3, 2022
使えるカードを申し込もうと思ったけど、Watchで決済するメリットが自分の場合あまり感じられないので、アプリを削除した。
バッテリー持ちは、前作のGalaxy Watch4 Classicから大幅に改善している。
以上の環境で使ってみた。通知の確認とタイマー機能しか使っていないためか、ギリギリ6日持たないくらいでフィニッシュ。
1日あたり14~18%くらいのバッテリー消費だった。ヘビーな使い方をするならもっと早く切れるだろうが、そうでないなら十分すぎるバッテリー持ちだと感じた。
最初の1週間は通知の確認とタイマーのみの使用で、2周目から検証用に各種測定やアプリ追加を行ったのだが、その際は3日程度のバッテリー持ち。
前作と比べて2~3万円アップしている価格。円安などの影響を踏まえると仕方ないと思うが、それでも7万円台は気軽に手は出ないだろう。
個人的な意見だが、デザインは前作の方が優れていると思うので、あえて前モデルのGalaxy Watch4 Classicを買うのも良い選択だと思う。バッテリー持ちはかなり改善されているが、前作でも1~2日は十分持つので、そこまでひどいわけでもない。
正直言うと、全くおすすめはしない。デザインがよっぽど好みだったり、「Galaxyにお布施をせねば!」という信仰心の高い人以外は買う必要はないだろう。
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