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モトローラからリリースされた新型縦折りスマホ「razr 40 Ultra」を購入してみた。(※海外モデルはrazr+ 2023表記)
日本でも7月21日に発売されるようで、いま大注目されているスマホだ。一足早く海外版を入手して使ってみたので、使用感レビューをお届けしていきたい。
OS | MyUX(Android 13ベース) |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen 1 |
RAM | 8GB |
ストレージ | 256GB |
ディスプレイ | メイン:6.9インチ(2,640 × 1,080)pOLED 165Hz サブ:3.6インチ(1,066 × 1,056)pOLED 144Hz |
LTEバンド | 5G:n1/3/5/7/8/20/28/38/41/66/77/78/79 LTE:B1/2//3/4/5/7/8/12/13/17/18/19 /20/25/26/28/32/34/38/39 /40/41/42/43/48/66 |
SIM | nanoSIM + eSIM |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.3 |
入出力 | USB Type-C |
カメラ | イン32MP/アウト12MP+ 13MP |
バッテリー | 3,800 mAh |
サイズ | ディスプレイ開口時:170.83 × 73.95 × 6.99 mm 折りたたみ時:88.42 × 73.95 × 15.1 mm |
重量 | 188 g |
早速中身を見ていこう。付属品は以下のとおりだ。
こちらがrazr 40 Ultra。
カラー展開は「マゼンタ」「ブラック」「ブルー」の3色。ブルーとマゼンタは海外版でのみ選べる。
マゼンタ色はネット上でもかなり人気のようで、「この色が出るからrazr 40 Ultraを買う!」という人も少なくない。それゆえに、日本でブラック一色展開なのは非常に残念だ。
僕も当初はマゼンタを選ぶつもりでいたが、ブルーの実機写真を見たらそちらもアリだなと感じてしまい、最終的にブルーを選択した。
背面はサラサラとした手触りのマット仕上げ。マゼンタのみ背面がレザー素材で、ブラックとブルーはガラス素材だ。
光の反射でロゴ部分がキラッと光るのがとても美しい。すりガラスのような見た目も相まって、見た目のゴージャス感が素晴らしい…。
側面には電源ボタン兼指紋認証センサー、音量ボタン。反対側にはSIMスロットがある。
Galaxy Z Flip4に比べると、ヒンジの厚みは抑えられている。ヒンジ部分は光沢仕上げで、ここらへんは他社製フリップスマホと変わらない造りだ。
どっかのなんちゃらZ Flip4と違い、隙間なく折り畳める。
なんでこういう事ができるかというと、折りたたんだ際にできる膨らみをヒンジ内部に収納しているから。こうすることで折り目が目立たないかつ、隙間なく折りたたんでいるように見せかけられるのだ。
ちなみに、折り畳み状態の厚さは僅か15.1mmで、折り畳みスマートフォンとしては世界最薄とのこと。
開くと約6.9インチのディスプレイが登場。折り目については、Galaxy Z Flip4よりは目立たないが、触ると凹んでいるのがわかるし、普通に見える。
メインディスプレイは1080×2640ピクセルの6.9型AMOLEDで、リフレッシュレートは165Hz。
裏から見るとこんな感じ。机に置くとカバーディスプレイと擦れてしまうので、日常使いにおいては保護フィルムは必須だろう。
カメラユニットの出っ張りは控えめで、置いてもガタつかないのが地味に良い点だ。
— jiyoung (@yukime_jiyoung) July 23, 2023
ヒンジ周りはしっかり作られており、固めの印象を受ける。
ディスプレイは、折りたたんだ状態で使用するカバーディスプレイが3.6インチ、メインディスプレイが6.9インチFHD+となっている。
Galaxy Z Flipシリーズのカバーディスプレイはあくまで簡易的な通知や電話の着信、カメラのサブディスプレイとして使うが、razr 40 ultraではカバーディスプレイでAndroidアプリが起動可能なのだ。
指紋認証でロック解除すると、サブディスプレイ専用のホーム画面が登場。ここには数種類のウィジェットが置ける。
それ以外のウィジェットはおけないので注意。個人的には、お気に入り登録したアプリの一覧にアクセスできるウィジェットがあればよかったのだが。
アプリを立ち上げるにはホーム画面から左にスワイプ。使いたいアプリだけを選択して、一覧画面に表示するスタイルだ。
一部のシステムアプリ以外なら何でも起動できるのが最大の特徴。やろうと思えば「原神」もプレイできる。
Spotify専用ウィジェットが用意されているため、音楽再生コントロールも容易にできる。
Twitterを立ち上げてみる。そのままでは見にくいので、全画面表示に切り替えている。
サブディスプレイ個別でフォントサイズの変更も可能なので、見やすいサイズに変更することも可能。情報量は少ないが、十分実用的と言えるだろう。
カメラに干渉しているDMや通知のアイコンだが、普通に押せるので心配ご無用。たまに開くのが面倒なときはサブディスプレイでみていたり。
LINE。これは非常に視認性が高く、とても便利だと感じる。キーボード入力は小さい画面ではやりにくいものの、指先で押すように意識すればごタップは抑えられた。
「さっと未読メッセージを確認したいけど、開くのが面倒…」というときに使っている。
ここからLINE通話の発信・応答もできるので、痒いところにも手が届く。
特に便利だと感じたのはQRコード決済。指紋解除してから2アクションで決済画面を表示できるので、非常にスピーディーだ。
もはやiPhoneで顔認証解除して…とやるよりも速いので、毎日の決済がとても楽しく、便利になった。
たまに店員さんに「なんやコイツ…」といった目で見られるので、使う場合はそれ相応の覚悟をしておいたほうが良いかも。
YouTubeも見れる。小さい画面で見るメリットは特に無いが、気分転換に視聴スタイルを変えるのもよいだろう。
目新しさに最初の数日だけ使っていたが、今となっては普通に開いて視聴していたりする。
「ほぼすべてのアプリがカバーディスプレイで使用できる」というのが最大の便利ポイント。これにより、わざわざ開かずとも返信や通知の確認が行えるようになった。
使い勝手で言えば完全に他社の縦折りスマホの上を行くのは間違いない。
開かずとも済む瞬間が、Z flip4と比べて格段に増えた。ジャケットの胸ポケットからサッと取り出して操作し、すぐしまうことが多い僕には非常に便利に感じる。
日本でも発売された、前作の「motorola razr 5G」と比べるとヒンジに大きな改良が施されているようで、自重で閉じてしまわない限り、自由に角度が変えられる。
公式では「0~180°の間で角度固定が可能」とあるが、実際は端末の重さで倒れてしまうこともある。
YouTubeなどの一部のアプリは、Galaxyでいう「フレックスモード」対応している。
画面を一定の角度に折りたたむと、三脚を使わずともスマホを固定して利用できるモードのことだが、これがまた便利。
一部のアプリのレイアウトが自動的に変更され、下半分がコントロール画面、上半分が表示領域に代わる。スタンド不要で自立してくれるので、ゆったりと動画視聴したいときに重宝する。
正直に言えば、「良くはない」。
以下の環境・スタイルで1日使ってみたが、夜22時頃にはバッテリー残量30%ほどだった。
ヘビーユースというほどではないが、それでもこの減りだ。サブディスプレイを中心に使用すれば、もう少し駆動時間は伸びるはず。
思った以上にサブディスプレイのバッテリー消費量は少ないため、これで済む人であれば2日くらい持つかもしれない。
razr 40 ultraには「MYUI 5.0」が搭載されている。見た目はPixelシリーズに搭載されているものに似ており、各種設定項目の名称も割と同じだったり。
ただ、MYUI 5.0はデザインのカスタマイズの幅が広い。専用ストアで追加はできないものの、アイコン形状・フォント・壁紙・テーマといった細かい項目をいじれる。
アプリ複製やジェスチャーの設定など、Pixelにはない機能も追加されている。GalaxyのOneUIほど柔軟ではないが、秋が来ない程度に楽しめるOSだと感じた。
razr 40 ultra、中華端末なのにサードパーティ製ランチャーが使えるのが驚きでした。
カメラはイン32MP、アウト12MP(メイン) + 13MP(超広角)だ。
アウトカメラの画素数は低めだが、画像信号プロセッサーにより暗所でもノイズを抑えた鮮明な写真が撮影可能のようで。
カメラ性能は大して良くないが、鮮やか目に撮れることから見栄えは悪くない。細部のディテールの表現もなかなか良く、日本でも売られたRazr 5Gから比べるとだいぶ良くなっていると思う。
望遠レンズは備えておらず、デジタルズームのみ。
2倍ズームであれば劣化が気にならない程度の写真に仕上がるが、それ以上は期待しないほうが良い。
ポートレートモードは、紫陽花の輪舞までしっかり切り抜いたボケ感となっており、クオリティは悪くない。
夜景。わりと低照度な環境だったが、夜景モードを使うことでそれなりに見れる写真に仕上がる。
よく見るとノイズが多少乗っているが、ズームしないのであればそこまで目立たない。
海外版であれば256 / 512GBでストレージが選べ、512GB版であればメモリは12GBだった。
国内版だとメモリ8GB、ストレージ256GBのモデルのみ展開されるので、より上位のスペックのものは手に入らないのだ。
日本でも発売される端末なので、多くの人が望んでいただろうFeliCa。残念ながら搭載されなかった。
コスト的な問題を考えると搭載は難しかったのか。ちなみに、Z Flip4では搭載されており、閉じた状態でも改札の入場ができたり、タッチ決済ができたりと何かと便利なのだ。
もう一つのデメリットは、防塵・防水が「IP52」であること。雨に濡れるくらいは問題がない防滴レベルなので、水場への持ち込みは避けたほうが良さそうだ。
ここらへんはまだまだSamsungの技術力の高さが見受けられる。
購入してから1ヶ月ほど経ったある日、何気なくパカッと開けたところ「バギッ!!」という破裂音。
もしや…と思いディスプレイを見たところ真ん中に黒い帯が表示されていた。そう、ディスプレイが割れたのだ。
ディスプレイが割れたことについて、以下のように推測した。
温度変化で破損するか?と思ったが、衝撃ダメージがないので消去法でこうなる。
今回は海外版を購入したため、国内での修理対応は受けられない。泣く泣くジャンク品としてメルカリで出品することにした。
こういうケースもあるので、少しでも不安な方はサポートを受けられる国内版を選択したほうが良いだろう。
razr 40 Ultraは、ただコンパクトに折りたためるのが便利なだけではなく、折りたたみ時と開いた時の2WAYの利点を生かした操作性を実現していることが魅力。
縦折りスマホを使っていると、「それって縦に折る必要ある?」と聞かれる瞬間がある。今までだと否定しにくい心情だったが、razr 40 Ultraの登場で新しい縦折りスマホの活用方法が増えたため、今ではしっかり反論できるようになった。
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