シャオミのサブブランドPOCOは、「POCO F4」および「POCO X4 GT」をグローバル市場向けに発表すると明らかにした。
POCO X4 GTとPOCO F4は6月23日の21時の発表ライブでお披露目されるそうだ。本記事ではそれらの端末について概要を紹介していく。
POCO X4 GT
SoCは、Snapdragon 888に匹敵する処理性能と優れた電力消費効率を両立した「MediaTek Dimensity 8100」を採用。
また、冷却に2280平方ミリメートルの大型ベーパーチャンバーを搭載し、ミドルレンジの限界を破る性能だ。
ディスプレイはフラッグシップ級を謳う6.6型LCD(液晶)フラットディスプレイ。
解像度はFHD+ (2,460 x 1080ピクセル)で、最大144Hzの7段階変速のリフレッシュレート、微細で自然な高画質を実現するRGB配列や、適切な色温度調節機能に対応している。
また、ハイダイナミックレンジ映像を提供する「Dolby Vision」、ちらつきを抑えるDC調光や、ブルーライトのカットによるアイケアにも対応。
バッテリーは、大型の5080mAhバッテリーを搭載。iPhone 13 Pro Maxを上回るバッテリー持ちを実現したみたい。ただし急速充電は67W。
上位モデルは120Wに対応しているため、この点は残念だ。
メインカメラは6400万画素の「Samsung Isocell GW1」を採用。これは1/1.72インチのセンサーサイズ、0.8μmの画素サイズを持つセンサーであり、さらに隣接する4個の画素を組み合わせて1.6um/1600万画素とするテトラピクセル技術で感光性能を引き上げている。
その他、800万画素の超広角、200万画素のマクロのサブカメラ、1600万画素のインカメラを搭載。
音響面では、Dolby AtmosとHi-Resオーディオ対応のデュアルスピーカー、3.5mmイヤホンジャックを搭載。また、NFC3.0、IRブラスター(赤外線リモコン)、X軸広帯域モーターを搭載し、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3にも対応する。
カラーバリエーションは原子银(シルバー)、时光蓝(ブルー)、子夜黑(ブラック)の3色。
POCO F4
POCO F4はSoCに「Qualcomm Snapdragon 870」を搭載する準ハイエンドスマホ。
ディスプレイはフラット形状のSamsung製E4 AMOLEDディスプレイ。
サイズは6.67インチで、解像度はFHD+(2.400 x 1,080 ピクセル)、その他120Hzのリフレッシュレート、1,300nitsのピーク輝度に対応している。
バッテリー容量は4,500mAhで67Wの急速充電に対応し、38分で満充電が可能とのこと。また、冷却用に3,112平方ミリメートルの大型ベーパーチャンバーを搭載している。
アウトカメラは6,400万画素のメイン、800万画素の超広角、200万画素のマクロのトリプル構成で、メインカメラには光学式手振れ補正(OIS)が搭載。インカメラは2,000万画素で、ディスプレイ上部中央のパンチホールに配置されていると思われる。
かなり大型のVC液冷や高出力の67W急速充電を備えており、より使い勝手が向上していそうだ。
6月23日にグローバル発表予定
新製品発表会は、日本時間2022年6月23日21時に予定されている。
詳しい製品情報は以下のリンクから見てほしい。
The most exciting POCO product launch is coming!
Get ready to unveil #AllTheStrengths of the new smartphones.
Tune into #POCOF4 and #POCOX4GT global launch event on June 23rd at 20:00 GMT+8.https://t.co/cwg3tVYVfo— POCO (@POCOGlobal) June 20, 2022