OPPO RenoAというスマホはご存じでしょうか。去年の秋に発売された「おサイフケータイ・2眼カメラ・そこそこ性能高い・DSDS」付きで3万円台の高コスパスマホ。
大人気で、楽天販売モデルは即完売しました。そんなRenoAの後継モデルがついに出たんですよね。その名も「OPPO Reno3 A」。
RenoAを以前使っていた僕はすぐ購入しました。今回はReno3 Aのレビューをお届けしていこうかなと。
ポイント
現在OCNモバイルでセールをやっており、10/23まで、OPPO Reno3 Aが13,300円(税込14,630円)で購入できます。
OPPO Reno3 Aを買った理由
色々なAndroidスマホが世には存在するけど、ミッドレンジ帯のスマホは「どれだけ低価格の中に機能を詰め込むか」がカギだったりします。。
ってな感じで、どんどん高コスパスマホが登場している中で、ひときわ目立つ「おサイフケータイ」を搭載した海外SIMフリースマホが登場したのですよ。
こんなの買うしかないなと思いました。Reno3 Aが新しいミッドレンジ帯のスタンダードモデルになると予想。しかも使い勝手が向上したと来ました。
OPPO Reno3 Aはこんなスマホ
- 外観がP30そっくり=高級感満載
- 4眼カメラはそこそこ綺麗
- バッテリーが長持ち&充電速度もそこそこ速い
- おサイフケータイ&防水防塵
- 税込39800円
- 性能が低く、レスポンスが悪い
とまあ、かなりコスパがいいスマホですよね。
おサイフケータイが付いた低価格なスマホを探している人には真っ先にオススメできるスマホなんですよ。
ただ、欠点もあったりします。個人的には非常に大きい欠点なので、ここが痛かったですね。
OPPO Reno3 Aのスペック
サイズ | 74.1x160.9x8.2 mm |
画面 | 6.44インチ AMOLEDディスプレイ 2400×1080 |
OS | Android10 ColorOS7.1 |
SoC | Snapdragon665 |
RAM/ストレージ | 6GB/128GB |
認証 | 顔、画面内指紋認証 |
カメラ | 背面:4800万画素 超広角:800万画素 モノクロ:200万画素 ポートレート:200万画素インカメ:1600万画素 |
イヤホンジャック | ○ |
防水防塵 | IPX8 |
おサイフケータイ | ○ |
バッテリー | 4,025mAh QC2.0対応 |
OPPO Reno3 Aは有機ELディスプレイ搭載
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
先代モデルのOPPO Reno Aは有機ELディスプレイを搭載していたが、後継モデルのReno3 Aもちゃんと受け継いでいます。
やっぱり有機ELディスプレイは発色が綺麗で鮮やかだったりするんですよね。
僕なら断然有機ELを搭載したスマホを購入します。ダークモードの恩恵も受けれるしね。
OPPO Reno3 AのAntutuベンチマークスコア
先代モデルのReno Aより性能は若干下がっていたりします。
Reno Aは19万点越えと、そこまで性能は悪くなかったんですけどね。ただ、Reno3 Aは16万円程度と、3万点以上も下がっているのですよ。
これがどう操作やレスポンスに影響するかだけど、後ほど書きます。
OPPO Reno3 Aは軽くて持ちやすい
今まで200g越えのスマホばかり触ってきたから、Reno3 Aの軽さには驚きました。
画面サイズも6.44インチと片手操作もギリできるくらいのサイズ感。すごいちょうどよくて、個人的にはあれがベストなサイズ感ですね
iPhone11と違ってサイドが角ばっていて、ホールド感が増すので手から落ちにくかったりします。
OPPO Reno3 Aの外観。超イカしてる。
やばくない?このグラデーション。まるで海の中にいるような洗練されたデザイン。
光の当たり方によっても変化するので、裸で運用したいところですね。
底面にはイヤホンジャック、Type-Cコネクタ、スピーカーが存在します。
カメラは4眼。Reno Aは2眼カメラだったから、2倍に進化していますね。その横には小さなフラッシュライトが存在。
左サイドには音量ボタン。
反対側には電源ボタン、その上にはSIMトレー。
OPPO Reno AとReno3 Aの違い
変更点
- Reno3 Aのほうが縦長に
- Reno3 Aのほうが防水性能が高い
- Reno Aのほうが性能高い
- Reno3 Aのほうがカメラ性能高い
- Reno3 Aのほうがバッテリ容量・充電速度が良い
-
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SoCの性能低下をどう捉えるかは、ユーザーによって違うのですが、
それよりも、バッテリー持ちがいいとか、きれいに撮れるカメラの方がうれしい!
こんな人なら、Reno3 Aの恩恵は大きかったりします。ライトユーザーからしてみれば、SoC?何それ。みたいなレベルです。
それよりも、バッテリーが増えたり指紋認証が速くなったりと、そういう部分の改善点の方がうれしかったりするんですよね。
OPPO Reno3 Aのカメラ性能
んーどうだろ。ノーマルのままだとちょっと暗い印象ですね。ここらへんは補正をかけてあげると化けたりします。
あと、発色も若干暗い。実物はもうちょい色が明るいんですよね。
VS iPhone11 左:iPhone11 右:Reno3 A
広角カメラ
なんだろう、、色が白っぽいというか、暗いというか、、パッとしない仕上がりになった感じです。
Reno3 Aでインスタ映えした写真を撮るのは難しそうですね。たぶんそのままだと食べ物を美味しそうに撮影できなさそうなので、取った後に加工するのがよさそうです。
OPPO Reno3 Aの夜景写真
オート
夜景モード
広角
オート撮影はひどすぎる印象でした。ちゃんとピンと合わせてもこれなので、使い物にはならないです。
ただ、夜景モードで撮るとかなり変わります。なんとか看板の文字も見えるし、何が写っているかわかる。
6秒間支えていないといけないのがデメリットだけれども。。。
広角の夜景は何も言えないレベルなので、割愛します。。
OPPO Reno3 Aのいい点
OPPO Reno3 Aはおサイフケータイ搭載
やはりここが一番の魅力だったりします。Reno3 Aにはおサイフケータイが搭載されています。
モバイルSuicaも使えるし、中にクレカを入れればスマホで決済できる。実に便利な機能だと思います。
4万以下のスマホでおサイフケータイが搭載されているスマホってなかなかなかったけど、Reno3 Aがいいポジションを取ったって感じですね。
あと、なぜか望まれる声が多い防水防塵も搭載されていますが、僕はいらないと思うのですよ。水没しても壊したことないからです。
OPPO Reno3 Aは発熱が少ない
Antutuベンチマークスコアを起動させて計測している時でも発熱はほぼなかった感じです。
プリコネR、ブロスタ、クラロワなどのゲームを2時間くらいプレイしても、本体は全く熱くならなかったりします。。
iPhone11だと充電中やゲーム中だとそこそこ熱くなるので、「Reno3 Aやるやん。」って思いました。
OPPO Reno3 Aのバッテリー性能は改善されている
1時間Youtubeを垂れ流し
14:30の時点で70%
15:30の時点で63%
充電速度
35分で29%回復(付属の充電器)
1時間Youtubeを流しっぱなしにしても、これしか減らなかったので、驚きです。(P40Proで試したら、2時間で9%くらいだったけど…)
前のモデルのReno Aは電池持ちはそこまで良くなかったし、充電速度もバカ遅かったんですよね。
しかし、Reno3 Aはちがいます。バッテリ容量も増えたし、QuickCharge2.0に対応したことから、Reno Aより使い勝手が良くなっていたりします。
普段使いを意識するなら、Reno AよりReno3 Aを断然オススメしますね。
OPPO Reno3 Aの画面内指紋認証は以外と速い
先代モデルのReno Aはかなり画面内指紋認証の認証速度が遅く、いまいち良い印象を得られなかったのですよ。
Reno3 Aでは多少速度は改善され、ストレスのたまらないくらいの速度に進化しているんですよね。
これなら何の問題もないです。ただ、濡れていたりガラスフィルムを貼ると精度は落ちるので、やはり物理指紋センサーが欲しいと思ったりします。
ガラスフィルムを貼ると速度も落ちるし精度も落ちるので、相性最悪なんですよね。
OPPO Reno3 Aのダメなところ
OPPO Reno3 Aはレスポンスが悪い。
性能がランクダウンした影響が顕著に出たと感じました。Reno Aはタップしても瞬時に画面が切り替わる感じで、反応速度は速かったんです。
ただ、Reno3 Aはほんのワンテンポ遅れます。スクロールの追従も悪く、iPhone11をメインで使用している僕は少しストレスが溜まりました。
ただ、ゲームに関しては「ゲームターボ機能」を使えば結構快適に動いてくれたりします。COD Mobileも快適にプレイできるので、そこまでゲーム性能が低いわけではないのかも。。。
ColorOSに慣れるまで使いづらすぎ。
Reno3 AにはColorOS7.1が搭載されているんですけど、微妙に使いづらい。
通知を消す際のスワイプの方向だって逆だし、挙動も少し違和感があります。
EMUIやMIUIに慣れていると、用語の違いや権限の付与など、以外と異なるところが多いんですよ。
よく、ColorOSは使いにくいと言われていたりするんですが、何となくわかる気がしますね。
OPPO Reno3 Aは誰にでもオススメできる優等生
評価
こんな方におすすめ
- Reno Aから乗り換えたい
- バッテリーが持つスマホが欲しい。
- おサイフケータイが搭載されていないと嫌だ
- 4万円以下のスマホを探している
とまあ、こんな人にオススメできると思います。
僕はこれから「なんか安くていいスマホない?」っていわれたらReno3 AかiPhone SE(第二世代)をオススメすると思いますね。
バランスがよく、レスポンスがちょい悪いのを除けば悪い点はないです。OSは使いこめば馴染むから、そこは多くの人にとっては問題なかったりします。
ミッドレンジ帯のスマホの中ではトップクラスにオススメできる、いいスマホだといえるでしょう。しかも今なら安く買えてしまいます ↓