OnePlusが新しく発売した、ミッドレンジスマホ「OnePlus Nord」のスペックがかなり良く、それでいて価格がめちゃ安いから紹介する。
最近のミッドレンジスマホは、性能がどんどん上がってきているから4眼カメラ程度ではもう驚かなくなってきた。
だが、OnePlus Nordはハイエンドにも大きく引けを取らないような、まとまった性能で、なおかつ4万程度で買えるというのだから驚き。
OnePlus Nordはこんなスマホ
- SoCはSnapdrago765Gを搭載。性能は結構いい
- リフレッシュレートが90Hz
- 有機ELディスプレイ搭載
- バッテリーが4115mAh
- 30Wの急速充電付き
- ワイヤレス充電非対応
- あくまで防滴
とまあ、スペック的にはRedmi K30 5Gっぽい性能。
個人的には有機ELディスプレイ+90Hzのリフレッシュレートが魅力的。
リフレッシュレートが高いミッドレンジスマホのディスプレイって、大体液晶なんだよね。
そこをOnePlus Nordは見事に有機ELディスプレイに変えてきた。これだけで買う理由にはなる。
ただ、ワイヤレス充電非対応や防水ではない点など、少々目をつぶらないといけない部分も存在する。
値段が値段だから、あんまり贅沢は言えないんだけど、、、
OnePlus Nordのスペック
ディスプレイ | 6.44インチ 有機EL 90Hz表示OK FHD+ |
サイズ | 高さ:158.3mm 横幅:73.3mm 厚さ:8.2mm |
重さ | 184g |
OS | Oxygen OS Android10ベース |
SoC | Snapdragon765G |
メモリ / ストレージ | 6/64 8/128 12/256 ※SDカード非対応 |
カメラ | アウト:48(メイン)+8(超広角)+5(深度測定)+2(マクロ)MP イン:32(メイン)+8(超広角)MP |
認証 | 顔、指紋(画面内) |
防水防塵 | 防滴 |
バッテリー | 4115mAh 30W急速充電 ワイヤレス充電非対応 |
5G | 〇 |
価格 | 40000円~(公式サイト) |
OnePlus NordはSnapdragon 765Gを搭載
OnePlus NordのSoCはSnapdragon765G。
Antutuベンチマークスコアだと30万点程度。一切不満やストレスを感じない性能で、非常に快適に動作してくれる。
どんな重いゲームだってサクサク遊べるので、正直ハイエンドスマホとの差ってほとんど体感できない。
僕はSnapdragon765Gを搭載したRedmi K30 5gを以前使っていたけど、ハイエンドスマホと変わらぬ操作感だった。というか、30万点を超えてくると差がわからない。
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OnePlus Nordの重量はたった184g
最近のミッドレンジスマホは性能だけではなく、重量もどんどん進化していっている。
200g越えのスマホなんて全く珍しくない。200g切ってると、「軽いやん」ってなるほど感覚がマヒしてきている。
個人的には200g越えのスマホはあまり使う気にはなれない。iPhone11とか意味わからんくらい重い。ケース付けたら拷問ですよあれ。
184gは今どきのスマホにしては軽いので、かなりいい点だと思っている。
OnePlus Nordのカラーバリエーションは2色。青がイカしてる
OnePlusのスマホといえば、結構ポップなカラーも出しているというイメージ。
OnePlus Nordのカラバリは、グレーとブルーの2色。どちらも相当シンプルな印象。
特にブルーがさわやかな感じでとてもいい印象を覚える。カメラの位置も、OnePlus8のようなひどい配置ではなくて左上という、よく見かけるデザイン。
スマホを選ぶ際はデザイン重視の僕でも、OnePlus Nordのデザインはかなり好き。
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OnePlus Nordのバンド
ドコモ:〇
Band1,3,19に対応しているから、全く問題なく使える。
5Gに関しては、Sub6 n78が対応している。
Softbank:〇
必須バンドのBand1、3、8に対応しているから、全く問題なく使える。
ただ、5Gに関しては、5G NRに非対応なので、気を付けてほしい。
au:〇
Band1、18、26に対応しているが、バンドが対応していても通信できない場合がある。
5Gに関しては、Sub6 N78に対応している。
楽天:〇
Band3、18、26に対応しているが、バンドが対応していても通信できない可能性があるので注意。
5Gに関しては、5G NRに非対応。
OnePlus Nordの特徴
OnePlus Nordは有機EL+90Hzのリフレッシュレート
発色がきれいで、ダークモードを使えば電池もちも多少良くなる有機ELディスプレイを搭載している。
しかも90Hzのリフレッシュレート付きという、ミッドレンジスマホの中でも頭一つ抜けている仕様になっている。
90Hzのリフレッシュレートは、60Hzと比べて明らかに表示が滑らか。ハイエンドスマホには大体搭載されている機能だけど、4万のスマホに搭載されるとは…
ディスプレイの画面占有率も高いし、パンチホール形状だし…で文句なしの出来え。繰り返しになるんだけど、これ4万ジャストのスマホだからね?
OnePlus Nordは30Wの急速充電
バッテリー容量は平均より少し多めの4115mAh。電池もちは結構期待できそうだ。
充電規格にはOnePlus独自の「WarpCharge」を採用。公式サイトいわく、「バッテリー切れの状態から、30分で70%まで回復できる」とのこと。
ミッドレンジスマホの中でも最高クラスの充電速度を誇るOnePlus Nord。まさに死角なし。
出かける前にちょこっと充電するだけでも1日持ちそうだから、充電し忘れても何の心配もない。
ただ、ワイヤレス充電非対応なので、そこが残念。
電源キー上部には専用スライダースイッチが搭載
OnePlus Nordの電源ボタンの上部にはスライダースイッチが搭載されている。
iPhoneのサイレント切り替えスイッチのように、パチッとスライドすることで「通常モード」「バイブ」「完全サイレント」を切り替えられる。
これは地味にデカくて、いちいちスマホを取り出さなくても切り替えできるのがとても便利。
授業前や会議前に、サイレントに切り返したいときはポケットの中のOnePlus Nordのスライダースイッチを切り替えるだけで済むから超楽。
OnePlus Nordはクアッドカメラ搭載
OnePlus Nordはクアッドカメラを搭載しており、メインカメラには「SONY IMX586 センサー」を採用している。
ハイエンドスマホにもよく採用されているセンサーなので、カメラ性能も結構期待できるのではないだろうか。
レンズ構成も、「超広角」「マクロ」「深度測定」が搭載されているので、普段使いで様々なシーンに対応できる、万能な構成になっている。
とくに、最近の主流の超広角カメラはいい点。動画撮影する際や、大人数で撮影する際はかなり重宝するでしょう。
公式サイトに掲載されていたサンプル写真。たぶん加工されているとは思うけど、暗いシーンや夜景撮影といった、多くのスマホが苦手とするシーンでも活躍してくれるかも。
インカメラはデュアル仕様
いやあ、インカメラにも力を入れているんですねOnePlus Nordは。
画素数も3200万画素と、結構高いなという印象。センサーは「SONYのIMX686」。背面以上やん。
しかも広角カメラを搭載しているから、自撮りの際は超活躍してくれる。
なにこれ。4万のスマホのスペックじゃないじゃん。
OnePlus Nordは超万能な優等生スマホ
OnePlus Nordの価格は4万円から。(GeekBuyingだと49000円だけど)
SoCのグレード、ワイヤレス充電非対応、防水ではないなど、ハイエンドに比べると見劣りしてしまう部分もあるが、価格が価格だから目をつぶれる。
最近出た、Xiaoimi Mi Note10 Liteを買うくらいだったらOnePlus Nordを買った方が絶対いい。そこらへんのミッドレンジスマホの中でも群を抜いた性能を持っているといえる。
ハイエンドスマホと、体感性能的にはほぼ変わらないため、価格が安くて高性能なスマホを探している人にはぶっ刺さる。興味あったらチェックしてみてほしい。
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