メルカリで面白いスマホを見つけました。日本では未発売の「Huawei Nova5 Pro」というスマホです。
日本だと「Nova5 T」が発売されており、比較的手が出しやすい値段ながら高スペックと非常にコスパのいいスマホだったりします。
Nova5 T はアマゾンで見ると56000円くらいで買えます。
しかし、Nova5 Tとほぼ同じ性能のNova5 Proは3万円ちょっとで買えてしまうんです。早速見ていきましょう
Nova5 Proはメルカリで3.8万円で購入可能
僕が見つけたNova5 Proは3.8万円くらいでした。
Nova5 Tと外観が同じだから、無名メーカーのパクリ品かしら?って思ったんですけど、ちゃんとHuawei製。
もっと調べていくうちに、Nova5 ProはNova5 Tとほとんど同じスペックだということが分かりました。
Nova5 Proの特徴
- 6.39インチ有機ELディスプレイ
- SoCにKirin980、メモリ8GB搭載の高スペック
- 40Wの超高速充電
- 中華スマホには珍しいBand19対応
- 重さが171g
- 4眼カメラ
- 画面内指紋認証
- GooglePlay非搭載
- アクセサリがまじでない
- おサイフケータイ・防水防塵非対応
とっても癖のあるスマホです。
最初に言っておくと、Googleは使えません。アメリカの制裁後に発売されたモデルなので。
ただ、Googleを無理やり入れる方法を使えば一応使えるようにはなります。
その手法は潰されまくっているので、あまり人におすすめできるようなスマホではないですけど。。。
Nova5 Proのスペック
ディスプレイ | 6.39インチ, 有機ELディスプレイ |
ディスプレイ解像度 | 1080 x 2340px (フルHD+), アスペクト比19.5:9 |
サイズ | 157.4 x 74.8 x 7.3mm , 画面占有率: 85.1% |
重さ | 171g |
OS | Android 9.0 (Pie) , EMUI 9.1 |
SoC | Hisilicon Kirin 980 |
メモリ(RAM) | 8GB |
ストレージ | 128GB / 256GB , sd_card microSD最大(NMカード)256GBまで(SIM2スロットを使用) |
メインカメラ | 48 + 16 + 2 + 2MP,(メイン、広角、マクロ、深度測定) |
前面カメラ | 32MP , F値/2.0 |
認証 | 画面内指紋認証センサ, 顔認証ロック |
防水 | 非対応 |
イヤホンジャック | なし |
バッテリー容量 | 3500mAh |
充電 | 40W急速充電 |
Nova5 ProはNova5 Tとクリソツ。
Nova5 Pro
Nova5 T
ほぼ、というかもう完全に同じですよね。
カメラ配置も一緒ですし、ロゴや文字の位置まで同じ。
Nova5 TとNova5 Proの違い
5 Pro | 5T | |
ディスプレイ | 有機EL | 液晶ディスプレイ |
バッテリー | 3500mAh | 4000mAh |
メモリ | 8GB | 6GB |
重さ | 171g | 182g |
厚さ | 7.3㎜ | 8.4㎜ |
インカメラ | ノッチ | パンチホール |
指紋認証 | 画面内 | 電源ボタンと一体化 |
対応バンド | auなどは厳しい | フル対応 |
Nova5 Proと5Tの違いはこんな感じ。まだ細かい違いはありますけど、細かすぎるので割愛します。
基本的には大きな変更点は無いですね。ディスプレイに関しては、Nova5 Proの方が優れています。
対応バンドやバッテリーに関しては5Tの方が優れています。それ以外は個人個人でとらえ方が変わるので割愛。
Nova5 Proは軽くてコンパクト
Nova5 Proは最近のスマホでは考えられない、171gという重量。とっても軽くて、非常に扱いやすいんですよね。
片手操作もしやすいサイズ感なので、手が小さい女性でも問題なく使えそうな印象です。
Nova5 Proはあらゆる動作が快適。
Nova5 ProはKirin980を搭載しています。Antutuベンチマークスコアは約36万点といったところです。
何をするにも快適で、一切の不満を感じない動作速度。重めの3Dゲームだって難なくこなしてくれちゃいます。
Kirin980はMate20 ProやP30Proなど、1年半くらい前のHuaweiのハイエンドスマホに搭載されていたSoCで、まだまだ現役バリバリ。
そちらのスマホは定価が10万円程度しますが、Nova5 Proの定価は4万円台です。コスパ良すぎ。
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【Antutuベンチマークスコア】あなたのスマホの戦闘力はどれくらい?知っておくと得です
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Antutuベンチマークスコアって何?って思った方は上記の記事をチェックしてみてください。
Nova5 Proのカメラ性能は普通
Nova5 Proは4眼を搭載しています。
メイン + 広角 + マクロ撮影専用広角カメラ + 深度センサなんですけど、まあ普通に撮ってもちゃんと綺麗に撮れますよね。
このブログにある記事の画像は大体スマホで撮影したもので、最近あげたSONY WH-1000XM3の記事は全部Nova5 Proで撮影した画像を使っています。
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【WH-1000XM3 レビュー・評価】2.7万円で最高の無音体験
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まあ、普通に綺麗だなって感じの印象しかなかったです。
前に使っていたP20 Proの方が綺麗に撮れる(Leicaのカメラだから当たり前)気がします。
もう手元にないので、詳しい作例は載せれませんが、カメラ性能はNova5 Tと変わらないので載せてもしょうがなかったり。。
Nova5 Proの40W充電はビビるほど速い。
Nova5 Proは40Wの急速充電に対応しており、圧倒的な速さで充電することができちゃいます。
0→100%まで50分程度で回復してくれるので、まじで速すぎます。
朝起きたときに充電残量が10%でも、出かけるころには100%に回復していたりするので、非常に便利なんですよね。
この速さになれると、iPhoneの充電速度に耐えられなくなるのでちょっと注意が必要だったり。
Nova5 Proはお財布・防水防塵非対応
日本向けスマホだとほとんど搭載されている機能「おサイフケータイ・防水防塵」ですが、Nova5 Proにはありません。
日本では販売されていないので付いていないのは当たり前ですけど。
これが付いていないとメインスマホでは使えない!って人は結構いるので、そういう人にはNova5 Proは無理ですね。
防水防塵っている?
おサイフケータイは確かに便利な機能で、僕的にはぜひ欲しい機能です。
ただ、防水防塵は別になくてもいいと思っていて、特に固執するようなものではないと思うのですよ。
僕自身、防水防塵非対応のスマホをお風呂で1年以上使ってきました。水没させた時もあります。
ですが、乾燥させたりすれば普通に使えちゃうんですよね。水が原因で壊れたことって一回もないので、防水防塵は個人的にはいらなかったり。
Nova5 ProはGooglePlay非搭載
Nova5 ProはHuawei Mate30 ProみたいにGoogle関連のアプリが一切入れることができないというクソ仕様。
購入する前に色々調べてたんだけど、「GooglePlayを使えない」ってわかった瞬間買う気が失せました。
ただ、Youtubeで「Huawei Google Play」って調べると、有志の人が導入開設動画を出しているのでそれを見ればOKだったりします。
一回成功したらOK
一回端末の中にGooglePlayを入れれば、その後もずっと使えちゃいます。
導入方法が塞がれたら終わりですけど、導入さえ成功すれば問題ないので、入れたもん勝ちですね。
塞がれるのは明日かもしれないし、1分後かもしれないから、この方法を試すなら早いうちにやるのがおすすめです。
追記:現在8/22だと、ふさがれるスピードが恐ろしく早くなっているので、Nova5 Proは買わない方がいいですね。
ケースの選択肢は基本的にない。フィルムもほぼない
中華スマホあるあるだけど、基本的にデザインの良いケースは手に入りません。
Nova5Tなら日本で発売されたスマホだから、ある程度はアクセサリも手に入ります。
Nova5 Proは日本未発売だから、現状だとケースを手に入れる手段は輸入しかありません。
米国版Amazonで一応ケースは手に入りますけど、届くのが1ヶ月半くらいかかるから現実的ではないです。
Nova5 Proの良いところ・悪いところ
Good Point
- 有機EL+片手持ちしやすいサイズ感
- 何をするにも不満ナシの処理性能
- 40Wの超高速充電は便利すぎ
- 中華スマホには珍しいBand19対応
- 重さが171gだから超軽い
- 4眼カメラが比較的綺麗
- 画面内指紋認証の速度が速い
Bad Point
- GooglePlay非搭載(裏技使えば搭載可能)
- アクセサリの選択肢がなさすぎ
- おサイフケータイ・防水防塵非対応
Nova5 Proは”いい意味で”特徴のないスマホ
Nova5 Proって、カメラも普通だし、性能も申し分ないですね。
でも最近のスマホみたいに目新しい機能も特にないので、面白い特徴がまるでないんですよね。
あらゆることを普通にストレスなく動作してくれるスマホですが、Googleが使えないので玄人向けのスマホですね。