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僕は長らくWindowsユーザーでしたが、この度MacBookを買って、Macに乗り換えました。
実際に一週間くらいMacを使い込んでみたのですが、個人的にはWindowsのほうが使いやすかった。という結論に至りました。
そして、今はBoot Campというソフトで、WindowsとMacを切り替えて使っています。
キーボードとかは完全にMac専用のものなので、Windowsの操作感とは少し異なります。
今回は、実際にBootcampを使ってMacBook ProにWindowsを入れてみたので、入れ方と使用感について書いていこうと思います。
追記:Windowsを入れないで、Macで.exeを実行する方法
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【2021年1月】MacでWindowsソフトを実行する方法【Wine】
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もし、.exeをMacで実行したいだけでこの手法を実践しようと思っているなら、もっと簡単な方法があるのでそちらをどうぞ。
無駄な容量を増やさずに済みます。
MacにWindowsを入れるために必要なものは3つ
必要なものはあまりなく、3つだけで済みます。
1.Windowsのライセンスキー
Amazonで18000くらいで買えます。
ちと高い気がしますが、MacBookを快適につかるようになるんだったらしょうがないかな。
僕は家にライセンスが一個残っていたのでそちらを使うことにします。
2.WindowsのISOファイル
ISOファイル?なにそれ。そんなの持ってない!って思うと思いますが、安心してください。
MicroSoftの公式ページから無料でダウンロードできます。
わかりやすい場所に保存しておいてください。
3.Bootcamp本体
こちらは最初からMacBook本体にインストールされているものです。
画像の右上にあるHDDみたいなアイコンです。このアプリを使うことで、 Windows10とMacOSを入れ替えて使うことができます。
Macに Windows10をいれる手順
1.BootCampを起動してISOファイルを選択
BootCampを起動したら、ISOファイルの場所を選択する画面まで進めます。
あとは、任意の場所においたISOファイルを選択して「続ける」を押し、進みます。
2.割り当てる容量を決める
これは使っているMacのストレージによって個人差があるのですが、Macの空いているストレージのうち、何GBをWindowsに使うか決めます。
50GBくらい割り振れば大丈夫な気がしますけどね。これはお好みでお願いします。
ちなみに、僕はMacbookの容量が128GBしかないのであまり割り当てませんでした。
容量を割り当て終わったら、あとは画面に表示されている指示に従って進んでください。特に難しいことはないかなと。
3.Windowsをインストールしよう
こんな画面になったら成功です。
BootCampはAppleの純正ソフトなのでよっぽど変なことしない限り、失敗は無いかなと思います。
特にいじることはないので先に進みます。
プロダクトキーを入力する画面が出てきたら、購入したWindows10に入っていたライセンスキーを入力しましょう。
あとは画面の指示に従って進むだけで、終わります。簡単ですよね。
お疲れ様でした。
ちゃんと成功したので、再起動をかけてみました。すると、見慣れた画面が出てきましたね。
ですが、このままではキー配列がカオスなことになってしまっているので、設定を見直す必要があります。
Windows10でキー設定をしていく
英数、かなを使えるようにしよう。
Macを使っていてたまにWindowsを触るとまず不便だなって感じるのは『英数』『かな』キーが使えない事です。
デフォルトの設定でWindowsの『半角/全角』キーに当たるのは『caps』キー。
でも、せっかくMacのキーボードなので『英数』、『かな』キーを有効にしてこうと思います。
まず、右下のタスクバーにあるIMEマーク「A」あるいは「あ」を右クリックして『プロパティ』を開く
「Microsoft IME の設定」 → 「詳細設定」
「編集操作」 → 「変更」
「無変換」の入力/変換 → 「かな切替」 → 「変更」
「無変換」の入力/変換が「IME-オフ」になったらOK
「ひらがな」の入力/変換 → 「ひらがなキー」 → 「変更」
「ひらがな」の入力/変換が「IME-オン」になったらOK
上の画像のようになったらOKです。特に難しいことはないです。
Commandキーを押すとWindowsメニューが出てくる問題を解決しよう
初期状態ではCommandキーにはWindowsキーが割り当てられているので、commandを押すと、左下からニョキッとメニューが出てきちゃうんですよね。
これを解消するために、「Key Swap」っていうフリーソフトを入れましょう。キーの割り当てを変更してくれるソフトです。
設定は簡単で、割り当てたいキーを選んで設定して保存するだけ。
左の『command』キーを『control』キーに設定
(右の『command』キーは『Windows』キーのまま使用)
ほぼ使わない『caps』キーを『Print Screen』キーに設定
これで結構快適に作業することができます。
BootCampを使ってMacでWindowsを使ってみた感想
高性能かつ、持ち運びに便利、MacOSとWindows10を使えるマシンが誕生したことはGOOD
Macのハードウェアは最高です。持ち運びも超ラクチンですし、キーボードが打ちやすい。
しかもスペックも悪くないし、MacOSとWindows10のどちらも使えて自由に切り替えができる。まさに神マシン。
外観はMacなのに、中身は windowsですよ?周りの人からの注目を集められます。
普段はMacを使っていて、どうしてもMacから離れられない、、、でも仕事で windowsを使わないといけない場面が出てきたけど、高い金出して windowsマシンを買うのもちょっと、、、って方にはいいかも。
僕は画像圧縮ソフト「縮小革命」や、Aviutl、Officeを使いたいのでWindows10を入れたのですが、問題なく動きます。
本体の性能はいいので、快適に動きます。もっと動作が重くなるのかと思ったけど、そうでもないですね。
使ってみて、不満な点をいくつか発見。
シャットダウンからの復帰に時間がかかる。
Windows状態のままシャットダウン状態にし、そこから復帰します。
なんか知らないけど、ものすごく時間が掛かるんですよね。1分くらい。
個人的にはこの立ち上がり時間の遅さが地味にイライラして、Macを開きたくなくなりました。
Mac状態の復帰は秒で表示されるんですけどね。
時々USBが認識しない。
普段は、USBハブを使ってマウスやUSBメモリを認識するのですが、3回に一回くらいの割合で認識しないんですよね。
抜き差しを数回することで認識されるようになるんですが、作業中とかに認識がされなくなったらとてもまずいので、なんだかなぁって思います。
充電の減りが早い。
元々Macbook Proは充電の持ちがあまり良くないですが、6−7時間くらいは持ちます。
ですが、Windowsにしてからは明らかに充電の減りが早くなり、4ー5時間くらいしか持たなくなりました。
1時間くらいの差ですが、個人的には大きいです。
結局、元に戻すことにしました。
上記に挙げた不具合の他にも、使いにくいところが見つかったので、結局元のMacに戻すことにしました。
元の状態への戻し方
BootCampを起動して、画面のポップアップ内にある「復元する」を押すだけで自動的にWindowsが削除されます。
あとは再起動すればMacOSが立ち上がります。
普通が一番だよね。結局。
ちょっと試しに windowsを入れてみたのですが、やはり元のWindowsマシンのような快適さは手に入りませんでした。
使いやすかったらしばらくこの状態で使っていこうと思ったのですが、まあ、しょうがない。
Macに慣れるしかないですよね。