さあさあ、待ちに待ったiOS13.5の脱獄がやってきた。
驚くことに、すべてのデバイス&最新のiosバージョンで脱獄できるというからびっくり。
ちなみにもう自分は脱獄していて、いろいろTweakを入れて遊んでる。
面白そうなTweakを探すのがとても楽しいから、これだけで一日つぶせるかも。
この記事では脱獄する手順と、脱獄するメリットと注意点、筆者のおすすめTweakを紹介していく。脱獄するのは5分で終わるから、簡単だ。
脱獄できるデバイス&iOSバージョン
【iOS 13.0〜13.5 対応】・iPhone SE、6s、6s Plus、7、7 Plus、8、8 Plus、X、XS、XS Max、XR、11、11 Pro、11 Pro Max、SE (2020)
・iPod touch 7G
・iPad Air 2、Air 3、Pro 12.9(2015 / 2017 / 2018 / 2020)、Pro 11 (2018 / 2020)、Pro 9.7、Pro 10.5、iPad 5、iPad 6、iPad 7
・iPad mini 4、mini 5
【iOS 11.0〜12.2 / iOS 12.4〜12.4.1 対応】・iPhone 5s、SE、6、6 Plus、6s、6s Plus、7、7 Plus、8、8 Plus、X、XS、XS Max、XR
・iPod touch 6G、7G
・iPad Air、Air 2、Air 3、Pro 12.9、Pro 12.9(2017)、Pro 12.9(2018)、Pro 11 (2018)、Pro 9.7、iPad 5、Pro 10.5、iPad 6
・iPad mini 2、mini 3、mini 4、mini 5
上記が脱獄できる環境だ。
ほとんどの人が脱獄できる環境だと思うから、特にいうことはない。
最新のA13デバイスでも脱獄できるのはかなりうれしい。
iOS 11.0~13.5での脱獄の前にすること(要PC)
1. 必要なソフトをダウンロード
まずは必要な最新版ソフトウェアをダウンロード&インストールしよう。
*iTunes、iCloudはMicrosoftストアからインストールした物では不可。必ずAppleサイトからダウンロードしたものをインストールしほしい(Microsoftストア版がインストールされている場合は、削除を!)
- iTunes(最新版をご使用ください)
- Windows 用 iCloud
- AltStore(AltStoreをインストールするための、AltServer)
2. iCloud for Windowsのログイン
インストール後はアプリの署名に使用するApple IDでログインを行う。
ログインさえ行われていればいいので、iCloud Driveなどの設定はオフでも大丈夫。
このログイン作業は2段階認証(2ファクタ認証)を行っている場合に必要となる(有効にしていないApple IDでは、インストールさえされていればオーケー)。
3. AltServerのインストール
続いてAltStoreよりAltServer for Windowsをダウンロード後、ダブルクリックにて起動、インストールを完了する。
こちらも特に難しいことはなく、指示通り進めていくだけ。上の画像の2つのファイルを起動してインストールすればOK
脱獄ツールを入れるためにAltStoreをインストールする(iOS 11.0~13.5)
1. AltStoreのインストール作業
AltServerを起動するとタスクバーにひし形のアイコンが出現するので、【クリック > Install AltStore > 接続されているデバイス名】と選択していこう。
そうするとAppleIDでのサインインを求められるので、自分の使っているIDを打とう。打ち終わったら「Install」を押して実行する。
最後に「Installation Succeeded」と通知がPCに来たら、完了!これでAltStoreがデバイスへインストールされているはず。
2.iPhone側で認証させよう
iPhoneの設定→一般→デバイス管理から進むと、認証ボタンが出てくるので認証する。
下の画像ではすでにYoutubeも認証済みになっているが、これはすべての工程が終わった段階の画像だから、「AltServer」しか表示されていなくても問題ない。
iOS 11.0~13.5対応・脱獄ツール「Unc0ver」を入れる
これまでの作業でAltStoreのインストールを完了していれば、Unc0verのインストールや再署名は、次回以降こちらの手順だけで行うことが可能。
1. PC側でAltServerを起動&デバイスを接続
AltStoreでのアプリインストールや再署名は、PC側でAltServerを起動&iOSデバイスをPCと接続しておく必要がある。
デバイス単体では行なえないので、この点は注意が必要だ。
ちなみに、PCとの接続はUSB接続でもWi-Fi接続でもなんでもいい。
2. Apple IDでログイン
IPA(アプリ)のインストールや再署名に使用するApple IDでログインを行っておく必要がある。
AltStoreアプリを起動し、「Settings」タブ内「Sign in with Apple ID」をタップし、ログインを行ってほしい。
この際、AltStoreをインストール際に使用したApple IDと同じ物でログインしておくと、プロファイルの信頼作業が1回で済むのでちょっと楽ちんです。
3. 公式サイトからUnc0verをダウンロード
こちらのページからUnc0verをダウンロードしよう。
その次は、ダウンロードしたファイルを長押しして「AltStoreにコピー」を選択。しばらく待つと勝手にインストール完了している。
インストールした後はホーム画面にUnc0verが現れる。
Unc0verを開いて画面の指示に従うだけでおわり
ホーム画面から『unc0ver』アプリを起動し、画面下部にある『Jailbreak』ボタンをタップ。
脱獄作業が開始される。スリープにしたり、アプリを終了しないように気を付ける。最悪、起動できなくなる可能性があるんだ。
広告が出るから、その時は左上の「×」を押して広告を閉じよう。
Unc0verでの脱獄作業には2回目が存在する
成功すると、1回目は「The system needs to reboot to finish the jailbreak process.」というポップアップが出現するから、『OK』をタップしてデバイスの再起動を実行。

再起動後、再度ホーム画面から『unc0ver』アプリを起動。
画面下部にある『Jailbreak』ボタンをタップ。
2回目の実行では、1回目とは異なり進行状況を示す【1/32】という数値がどんどんと増えていく。【32/32】(環境により31/32までとなる場合も)になるまで待機してほしい。

上の画像のように、「JailBreak Completed」と表示されたら終了。
OKを押したらもう脱獄完了だ。ホーム画面を見ると、「Cydia」がインストールされてある。
iOS 11.0~13.5においての脱獄するメリット・注意点
脱獄すれば、iPhoneの糞な点が改善される。最高のデバイスに昇華。
iPhoneの糞ポイント
- 通知音を自由に変更不可
- ファイル管理が貧弱すぎ
- FaceIDは速いけど、スワイプ必須
- バッテリーの%表示がコントロールセンターにしかない
- ホーム画面のカスタマイズできない
- シャッター音消せない
- タスク一括キルボタンがない
まだまだあるんだけど、大きなポイントはこれ。
この糞使用のせいでiPhoneを買いたくなかったんだけど、脱獄することで大体解消できる。
そうなれば、iPhoneは完璧なデバイスと化すから、Android一択になる必要がなくなる。

オリジナルの唯一無二のiPhoneが誕生
iPhoneユーザーはおかしいほど存在するけど、どれも同じホーム画面だから面白みがない。
脱獄することで、圧倒的に差別化を図れるから、世界に一台だけのオリジナルiPhoneが誕生する。
脱獄なんてしている人はほぼいないから、周りからも好機の目で見られる。
脱獄アプリは山ほど存在するから、カスタマイズの幅も広い。めっちゃ楽しいです。
脱獄しても入獄すれば、保証・修理は受けられる。(脱獄したままは無理)

こんなこと考えている人は多いのではないだろうか。結論から言うと、脱獄したままAppleに持ち込むのはアホ。
脱獄したままのiPhoneなんて持ち込んでも、どこの店でも断られる可能性が高い。
修理・保証を受けたいなら、「入獄」すればいい。
入獄とは、脱獄する前の環境に戻すことで、脱獄関連のアプリやファイルをすべて消すということ。
その状態なら、Appleに持ち込んでも修理・交換してくれるらしい。(見て見ぬふりとのこと)
7/1追記:入獄iPhoneでもAppleで修理受けられました
「入獄作業を行って、クリーンなiPhoneにすれば保証サービスを受けられるのか!」試してみた。
結論から言うと、問題ない。バッテリー交換を行ったんだけど、何の問題もなく修理が完了した。
つい先ほど上記のメールが来た。脱獄に怖がる必要がないことが証明された瞬間であった。
入獄できない場合は修理・保証は受けられないと思ったほうがいい
入獄は、ただ単に初期化すればいいとか、そういう簡単なものではない。
ググればやり方はいくらでも載っているんだけど、失敗すると二度と起動しなくなったり、不具合が起きてしまうかもしれない。
それは完全に自己責任なので、泣きつく相手も存在しない。脱獄にはある程度のリスクが伴うから、慎重に判断してほしい。

不具合時には自分で対処しないとダメ
こういう改造をする際は、たぶん周りでやっている人なんて少ないだろう。
困ったときは自分で全部解決しないといけないからめんどうくさい。
日本語のサイトもそこまで多くないから、海外サイトをみないといけなくなる。検索力がない人は脱獄しないほうがいい。
最後に:iPhone11に入れた脱獄アプリを少し解説
上記でiPhoneの糞な部分を述べたが、それを解決するアプリを紹介する。
これ以外にも無数に存在するから、それはほかのサイトで各自調べてほしい。
Half:バッテリー表示を常に行うアプリ(みにくいので消すかも)
AutoUnlockX:顔認証に通ったらそのままホーム画面へ!
KillBackGround13:一括でタスクキルを可能にする。下にスワイプで全アプリ終了
SafariPlus:Safariの機能拡張アプリ
Safariの機能を拡張する。ファイルのダウンロードのために入れた。
着信音や通知音をダウンロードすれば、BannerSounds13で簡単に通知音を変更可能。
ShutterSoundSwitch:シャッター音をデフォルトで無効
もはや入れない理由がない。純正のカメラアプリでシャッター音が消える。
SpringTomize5:できることが多いので説明は省く。たぶん必須級のアプリ
有料だが、入れておくべきアプリの一つ。できることが多いので、調べてみてほしい。
Filza:iPhoneのファイル管理ならこれ。内部ファイルまでいじれる
主に通知音を変更するときに使う。
通知音は「Ringtones」という内部ファイルに保存されており、それをいじることで通知音の追加が可能。
Cydown:Cydiaの有料アプリを無料でDL
これは入れたけど、不具合が起きるときがあるからあまり使わない。
SpringBoard:テーマ変更。アイコンとか配置とかなんでもできる
脱獄する理由としてはかなりおおきいアプリ。テーマを変えられるから、アイコンの変更やらコントロールセンターの変更やら、何でもできる
BannerSounds13:通知音を変更。アプリ個別や、指定のメッセージだけとかもできる
例えば、Twitterはこの通知音とか、このアプリはこの音とか、好きに設定できる。
このメッセージが来たときはこの通知音とか、LINEにおいて、この人からメッセージが来たときはこの通知音とか、細かく設定も可能。
脱獄はリスクが伴うけどやるメリットの方がでかい。
入獄にミスったら最悪起動できなくなるけど、それは手順をミスったり、変な操作をした場合だから基本的には起きない可能性の方が高い。
ミスったら保障や修理が受けられないのは気を付けてほしい。間違っても脱獄iPhoneをショップに持ち込まないように。
ミスった場合のリスクがでかいけど、iPhoneをもっと快適に楽しく使えるなら脱獄しない手はない。
もし不具合が起きても当サイトは責任を取らないので、脱獄は自己責任でしてほしい。