どうも、大手キャリアでは一切購入・契約をしないと心に誓った青年、Jiyoungです。
IIJmioがeSIMを安く使えるキャンペーンを開催したみたいです。
何やら1円で使えるとか。
Pixel4aでも対応したeSIMですが、試してみたいって人以外と多いんじゃないですかね。
この記事ではIIJmioのeSIMキャンペーンについて解説しつつ、どのくらいの速度が出るのか、料金はどうか、eSIMの利点って?って内容で書いていきます。
eSIMとは何か
まずはeSIMについておさらいしておきましょう。
スマホで通信する際は「SIMカード」と呼ばれる小さいチップをスマホ本体に挿入して通信します。
ドコモのSIMカードを刺すとドコモの回線が利用でき、auのSIMカードを刺すとauの回線が利用できる。
「SIMカード」は物理的なチップで、自由に抜き差しするとこで回線を切り替えることが可能。
「eSIM」は、スマートフォンなどの端末本体にあらかじめ埋め込まれたSIMのことです。
従来のSIMと同様、ごく小さなチップの形をしていますが、端末から抜き差しすることはありません。
あとからeSIMが埋め込まれた端末を操作し(QRコードの読み取り、専用アプリのインストールなど)、「プロファイル」と呼ばれるデータのセットをダウンロードしてeSIMに書き込むことで、電話やインターネットなどの通信を利用できるようになるんです。
eSIMのメリット
- 抜き差ししなくていい。
- 手続きが楽。
- 複数の情報を入れることができる
などがあげられます。
普通のSIMカードだと、情報の上書きができなかったり、乗り換えの際は一々差し替えが必要だったりします。
eSIMならそれが不要になるので、キャリアを乗り換えたいときは、いつでも気軽に変更が可能。
解約や新規契約にかかる手続きが不要になり、回線切り替えのタイムロスも無しです!
1枚につき1つの通信キャリア/契約しか記録できない従来型SIMとは異なり、複数の契約を記録できることも特長ですね。
海外によく行く人は非常に便利ですよ。一々現地でプリペイドSIMやルーターを契約する必要がなくなります。
ネット上からWIFIなどを使って契約すれば、ものの数分で現地のモバイル回線が使用可能です。
普通のSIMより圧倒的に楽で素早くネットの契約や利用ができるので、どう考えてもeSIMの方が便利です。
一つのeSIMに、複数の国の情報を記録しておけば、その国その国で最適なプランやプロバイダーを使うことが可能。
切り替えが超便利ですし、必要に応じてすぐネット回線を契約して使うことができちゃいます。
eSIMのデメリット
- 選択肢が少ない
- 対応機種が少ない
- 電話番号つきプランが少ない
現在だとeSIMは、「IIJmio」と「楽天モバイル」くらいしか取り扱っていません。
あと、eSIMが使えるスマホもまだまだ少ない。
データ通信専用(LINE電話やSkype通話はできる)のものが多く、電話番号付きのプランは少ないです。
ただ、これらはもう少し時間が経てば解消されます。いずれはeSIM一択の時代が来ると思います。
IIJmioでeSIMが超お得に使用できる
普通にeSIMを契約しようとすると、初期費用(3000円)+月額料金がかかってしまいます。
それが今なら、初期費用が一切かからず月額料金だけで契約することができるんです。
プランは2種類
IIJmioのeSIMプランは2つだけ。
使う分だけチャージして使う「データプランゼロ」と、月6GB使えて月額1520円な「ライトスタートプラン」です。
前者は1GBから使うことができ、自分の好きな分だけデータ容量を購入する感じ。
料金は1GB/300円。2GB以降は450円。
1GBを使うのなら150円+300円の450円、2GBを使うのなら150円+300円+450円の900円となり、自分のスマホスタイルに合わせて柔軟に変更ができちゃいます。
月に使うGB数が超少ない人なら「IIJmioのライトスタートプラン」は結構おススメです。
1GBチャージ当たりの金額も超安い。
例えば、ドコモで1GB追加でチャージすると、税込み1100円かかってしまいます。
それがIIJmioのデータプランゼロなら300円からできちゃいます。(2GB以降は450円)
半額以下なので、どう考えてもIIJmioの方がお得ですよね。
eSIM対応機種
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11 Pro MAX
- iPhone XS
- iPhone XS Max
- iPhone XR
- Google Pixel 4a
- Google Pixel 4
- Google Pixel 4 XL
- P40 Pro 5G
現状、対応しているのはこれだけです。
GalaxyとかXperiaとかは対応していません。中華スマホもほとんど対応していないです。
ただ、これから発売されるモデルはほとんどがeSIMに対応してくると思うので、そこまで気にしなくていいかも。
IIJmio eSIMの速度は?
格安SIMの速度を比較しているmobile by keisoku.ioによると、IIJmioのドコモ回線の速度は上記の通り。
ちなみに、eSIMプランだと使える回線はドコモ回線になります。
やはりお昼時が弱い印象。
ここは他の格安SIMサービスでも言えることですが、ラッシュ時には結構遅くなる。
平日のラッシュ時には速度が落ちますが、余り混まない日曜だと、結構速度は上がります。
お昼時はちょっと快適に使えない可能性が高いですが、外出先で動画やゲームを多用しない人なら十分快適に使える速度ではありますね。
SNSやブラウザ程度なら、大きなストレスなく使うことが可能だったりします。
eSIMはQRコードを読み込むだけで簡単に使える
IIJmio eSIMプランの契約&利用は全く難しくないです。
プランを選択、メールアドレスを入力、クレカの登録を済ませるだけ。
あとは登録したメールアドレス宛にメールが届きます。そのメールの中にはQRコードが記載されています。
そのQRコードを読み取ってAPN設定するだけでeSIMが使えるようになるんです。
普通のSIMを使う際は、電話番号引継ぎやSIMカードお届け先の住所だったり本人確認書類の提出だったり、色々面倒な手続きが必要。
SIMカードもすぐには届かないので、待つ必要があります。その間は通信できなかったり。

しかし、eSIMなら手続きから利用まで、全く時間はかかりません。
使えるようになるまで30分程度ではないでしょうか。(個人差超あり)
QRコードを読み込んでAPNを設定するだけなので、あまりスマホに詳しくない人でも簡単に使うことが可能。
IIJmioでeSIMを契約する際の注意点
電話番号なし。SMSも使えない
基本的にデータ通信専用プランしかないので、電話番号やSMSなどは使えません。
LINEを利用しようとしても、SMS認証の壁にぶち当たり、使用するのは結構面倒です。(Facebook認証や、2代目のスマホを使えば行ける)
もし通話したい際は、日本で使える、通話にも対応したeSIMを使うか、別途通話プランの物理SIMを契約する必要があります。
大容量プランは無し。たくさんチャージするなら高くつく
月額1520円で6GB使えるプランが、eSIMの中では最も容量の大きいプランになります。
データプラン ゼロを使い、10GBくらいチャージするのもいいですが、完全に他の格安SIMより高くつきます。
それだったら、eSIMではないですけど月2400円ちょっとで50GB使えるFuji-Wifiの方が圧倒的にお得。
あくまで、あまりスマホを使わない人向け&eSIMを使ってみたい人向けのプランですからねこれ。
-
【断言します】Fuji WiFiこそ、最強の格安SIMです【評判・料金】
続きを見る
SIMロック必須
SIMロック解除しておく必要があります。
SIMロックって何?どんなメリットがあるんですか?って思った人は、以下の記事で解説してるのでよかったらどうぞ。
-
SIMロック解除はすぐにできるので、やっておくとお得ですよという話
続きを見る
IIJmio eSIM×楽天ミニの相性は良好
楽天モバイルから出ている、超超小型スマホ「Rakuten Mini」と組み合わせて使うと、結構便利だったりします。
Rakuten Miniはおサイフケータイ・eSIMに対応しています。IIJmioのeSIMと組み合わせれば安いコストで運用可能です。
RakutenMiniについては以下の記事で解説しているので、よかったらチェックしてみてください。
-
【Rakuten Miniレビュー】1円で買える小型スマホの使い道を考える
続きを見る
IIJmio eSIMプランを試すなら今がチャンス
こんな方におすすめ
- もう一回線欲しい人
- eSIMを体験してみたい人
- 良く海外旅行に行く人
- 面倒な手続きをスキップしてネット回線を使いたい人
僕個人の使い方としては、メイン回線をドコモやSoftbank、他の格安SIMで契約し、もしデータ容量が少なくなった時のためにIIJmioで契約しておく。
IIJmioならチャージ料金もかなり安いし、運用コストも超安いです。
大手キャリアの大容量データプランを契約するより節約できるので、アホみたいにネット回線を使わない人ならこの組み合わせがオススメです。
ちょっとラッシュ時の速度は心配ですが、サブ回線として利用するならその心配はほぼ消えるでしょう。
お安くeSIMを試せるキャンペーンは10/31までなので、eSIMの使い勝手なんかを確かめたい人はこの機会を逃すのはナンセンスです。
対応した端末を持っている人は、ぜひ試してみてください。