できれば安く済ませたいからコスパのいいスマホが知りたい…
多分この記事を見ている人はこんな疑問を持っているだろうから、今回はDSDS対応の安価なスマホを紹介していきたい。
DSDS端末と格安SIMを使えば月の通信料金を抑えることができる。
賢い人はみんな使っている運用法だから、試して見ることをオススメする。
DSDSについて軽くおさらい
DSDSって言葉は聞いたことあるけど、実際はどういうものかよく知らないって人のために軽く説明していく。
ポイント
- DSDSは「デュアルシム・デュアルスタンバイ」の略で、2つのSIMが1つのスマホに入る。
- 2つの電話番号を1つのスマホで持てる。
- 同時待ち受けはできる。
- 同時に使うことはできない。(一方で通話中にもう一方で通話とかは無理)
大体こんな感じだと思うんだけど、2つのSIMを一つのスマホで使えるってのがポイントかな。
今まではDSDSって日本だと使いにくい機能だったんだけど、進化してきて、ちゃんと使い物になる機能になっている。
こんな人におすすめ
- 電話とデータ通信をよく使う人
- 月のスマホにかかるお金をできるだけ安くしたい
- 海外にいくことが多い
- プライベート用と仕事用とで電話番号を2つ持ちたい
ここまでDSDS機能って何?ってのをざっくりと説明したつもりだから、早速本題のDSDSに対応した安い端末を紹介していく。
7位:Nova3
本体サイズ | 73.7x157x7.3mm |
質量 | 166g |
色 | ブラック アイリスパープル |
OS | Android8.1 |
CPU | HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU |
ROM / RAM | ROM 128GB RAM 4GB |
バッテリー | 3750mAh |
ディスプレイ | 6.3インチ FHD+ (2340 x 1080ドット) / TFT |
カメラ | インカメラ:約2400万画素+約200万画素/FF メインカメラ:約1600万画素カラーセンサー+約2400万画素モノクロセンサー |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 指紋認証 |
今でも普通に使えるちょっと前のハイエンドスマホ。バッテリーも割とあるし、質感もだいぶいい。
Huaweiはカメラにこだわっているから、当然Nova3もカメラ性能は高い。AI搭載だから、適用にとってもそれなりに綺麗な写真が撮れる。
Kirin970はAIが搭載されているからバッテリーの最適化や、カメラ補正してくれる優秀なCPU。ちょっと前の最高性能。
個人的には有機ELじゃないのが残念なのと、割と前のスマホだからなんか使っていて微妙。
金に余裕があるなら1.5万上乗せしてNova5Tを買うのもアリ。
今ならAmazonで3.6万円で購入できる。はっきり言ってバカ安い。スマホの性能は高いほうがいいけど、出来るだけ安いのが欲しいならいい選択肢になる。
6位:TCL PLEX
本体サイズ | 約162.2×76.56×7.99mm |
質量 | 192g |
色 | ブラック ホワイト |
OS | TCL PLEX UI(Android 9ベース) |
CPU | Snapdragon 675(オクタコア) |
ROM / RAM | ROM 128GB RAM 6GB |
バッテリー | 3820mAh |
ディスプレイ | 約6.53インチ、液晶,2340×1080ピクセル、FHD+ |
カメラ | メインカメラ:約4800万画素(標準)約1600万画素(広角)約200万画素(低照度カメラ) インカメラ:約2400万画素 |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
TCL Plexっていうスマホはあまり認知度はない印象だが、かなりコスパは高い。
パンチホールにトリプルカメラ、爆速の指紋認証にイヤホンジャックなどなど。いい感じに詰め込んでいる印象。
ドコモ、ソフトバンクは問題なく使えるが、Auの必須バンドには対応していないから、そこは注意。
何といっても値段が安い。Amazonで34800円で買うことができる。
個人的には、パンチホールを搭載している安いスマホってあまり見ないから、そこにちょっと驚いた。大画面をフルに活かせるからありがたい。
5位:Zenfone5Z
本体サイズ | 約153mm × 約75.6mm × 約7.7mm |
質量 | 約165g |
色 | スペースシルバー/シャイニーブラック |
OS | Android 8.0 / ZenUI 5.0 |
CPU | SDM845 2.8GHz オクタコア |
ROM / RAM | 6GB / 128GB |
バッテリー | 3,300mAh |
ディスプレイ | フルHD+(1,080 × 2,246) 6.2インチ |
カメラ | メインカメラ:約1,200万画素 + 800万画素 インカメラ:約約800万画素 |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
ちょっと前のASUSのフラッグシップスマホ。2018年夏の時点では最高クラスの性能を誇っていたんだけど、今でも余裕で使える。
iPhone Xと同じくらいの性能っていえばわかりやすいけど、全く問題ないよね。
あまり話題にならなかったスマホで、後継モデルのZenfone6の陰に隠れている印象。
今時デュアルカメラはちょっと時代遅れ感あるけど、結構きれいに撮れる。
今なら4.8万円で購入することができるから、コスパも十分いいと思う。
バッテリー容量が少ないから、そこが微妙なポイント。
ただ、1.5万くらい上乗せすると最新のZenfone6を買うことができるから、そっちを検討してみてもいいかもしれない。
4位:Mate10 Pro
本体サイズ | 幅:74.5mm縦:154.2mm 厚さ:7.9mm |
質量 | 約178g |
色 | ミッドナイトブルー/チタニウムグレー |
OS | Android. 8.0 Oreo/ EMUI 8.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 970 オクタコアCPU |
ROM / RAM | 6GB / 128GB |
バッテリー | 4000mAh |
ディスプレイ | OLED/ 2,160×1,080ドット 6インチ |
カメラ | メインカメラ:1,200万画素カラーセンサー+2,000万画素モノクロ インカメラ:約約800万画素 |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
はい来ました。前に使っていたメインスマホ、Mate10 Proです。
2世代前のちょっと古いスマホなんだけど、カメラ性能、処理速度はまだまだバリバリ使える。つい半年前まで使っていた。
こいつはLeicaのカメラを搭載しているから、すごーーくきれいに写真が撮れる。
きれいにクッキリ撮れてるね。色合いもきれいだし、AIのおかげで適当に撮ってもいい感じに仕上げてくれる。
Kirin970はHuaweiでいうと3番目くらいにいい性能のCPUなんだけど、まだまだ現役。バッテリー容量も4000mAhあるから長時間使える。
メルカリだと、ほぼ新品 or 美品が3万円くらいで購入できるから、コスパもいいと思う。
ただ、今時のスマホのようなノッチとかはなく、ベゼルがちょっと気になる。ここは個人差だから大きなポイントではないけど。
3位:P30 lite
本体サイズ | 幅約72.7mm × 縦約152.9 mm × 厚さ約7.4 mm |
質量 | 約159g |
色 | ブルー、ホワイト、ブラック |
OS | Android 9.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 710 / オクタコア |
ROM / RAM | 4GB / 64GB |
バッテリー | 3340mAh |
ディスプレイ | OLED/ 2,160×1,080ドット 6インチ |
カメラ | メインカメラ:約2,400万画素+約800+約200万画素 インカメラ:約約2400万画素 |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
日本でもユーザーがめっちゃ多い、格安スマホの代名詞的存在。
価格がとにかく安すぎる。たった2.5万円で手に入るスマホなんだけど、全く手を抜いていない。
指紋認証はHuaweiだから爆速だし、カメラもとってもきれい。カメラ性能に関しては以下のサイトでレビューされているから、見てみてほしい。
3月には後継モデルのP40liteが発売されるみたいだけど、残念ながらGooglePlayが入っていない。Google系のアプリを全く使えないから、ゴミ同然の端末となってしまう。
と言うことは、現状、日本で使えるP30liteと同じくらいの価格帯のスマホだとこいつが最初で最後かも。
ちなみに、筆者が運営している別サイトで、GooglePlayを入れる方法をまとめた記事を書いたからそちらも参考にしてほしい。
2位:P20 Pro(SIMフリー)
本体サイズ | 約155×74×7.9(mm) |
質量 | 約180g |
色 | ブルー、トワイライト、ブラック |
OS | Android 9.0 |
CPU | HUAWEI Kirin 970 / オクタコア |
ROM / RAM | 6GB / 128GB |
バッテリー | 3900mAh |
ディスプレイ | OLED/約6.1インチ フルHD+(2,240×1,080) |
カメラ | メインカメラ:カラー:約4,000万画素モノクロ:約2,000万画素 望遠:800万画素 インカメラ:約2,400万画素 |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 指紋認証、顔認証 |
カメラ性能がものすごい、Huaweiのちょっと前のフラッグシップモデル。
Mate10 Pro同様、Leicaのカメラを搭載しているため、かなり綺麗な写真が撮れる。
海外の、カメラ性能を計測するサイト「DxoMark」では現在109点と、なかなか高いスコアを叩き出している。
これ、夜景の写真なんだけど、ノイズもあまり入っていなくてめっちゃクッキリとしたいい写真に仕上がっている。
こんな綺麗な写真撮れるスマホってなかなかないから、現役バリバリで使える。以下のサイトからP20 Proで撮った写真を観れる。
筆者も以前にP20 Proをメイン機で使っていたんだけど、今では珍しいホームボタンが使いやすかったって印象。
タップすると戻る。長くタップするとホームへ戻る。これがめっちゃ使いやすくて、結構馴染んだ。
一つ注意して欲しいのが、Docomo版を買ってはいけないこと。なぜかと言うと、以下の通り。
ドコモ版P20 Proを買ってはいけない理由
- シングルSIMだから、DSDS機能が省かれている。
- ドコモアプリがめっちゃ大量にインストールされていて、うっとおしいの極み
- 通知が来ても画面が点灯しない
- ツインアプリ機能が消えている
- トワイライトカラーがない。あれめっちゃ綺麗なのに。
はい、控えめに言ってクソ。買う価値ない。ただ、ドコモ版は「おサイフケータイ」に対応しているから、それ目当てならいいかも。
でも、お財布ケータイを得た代償はでかすぎ。機能省かれすぎだから、本来のP20 Proとは別のスマホになっていると言ってもいい。
と言うか、キャリアで勝手に端末改造するのやめて欲しい。ドコモアプリ使うやついるの?絶対いらない。誰も喜ばない。

1位:OPPO RenoA
本体サイズ | 158.4 x 75.4 x 7.8mm , 画面占有率: 91% |
質量 | 約170g |
色 | ブルー、ブラック |
OS | Android 9.0 ColorOS 6.0 |
CPU | Qualcomm Snapdragon 710 |
ROM / RAM | 64GB 128GB / 6GB |
バッテリー | 3600mAh |
ディスプレイ | 6.4インチ, 有機ELディスプレイ |
カメラ | メインカメラ:16 + 2MP インカメラ:25MP |
インターフェイス | USB Type-C |
認証 | 画面内指紋認証、顔認証 |
はい、DSDS機能搭載コスパスマホランキング1位はOPPO RenoAとなりました!!
はっきり言ってコスパの ”鬼” です。RenoAと同じ価格帯のスマホでこいつに勝てるスマホはない。
こいつのぶっ壊れているところは以下。
OPPO RenoAのポイント
- 安い価格帯のスマホなのに有機ELディスプレイ搭載
- ユーザーが求めている「防水防塵・おサイフケータイ」搭載。モバイルSuica使えます
- スナドラ710のおかげで重いゲームも余裕
- イヤホンジャック搭載
- 背面の質感最高。
- 3万円台で買える
やっぱり「おサイフケータイ・防水防塵」がついているのが大きい。海外スマホって基本搭載していないのが普通だからね。
モバイルSuicaは意外と便利。クレカを入れれば、出かけるときにケータイ一つでいけちゃうのが個人的には嬉しかったかな。
重いゲームも難なくこなしてくれる。PUBGやプリコネやっているんだけど、ストレスを感じなくサクサク動いてくれる。
褒めてばかりも良くないから、RenoAの微妙なポイントも紹介しよう。
OPPO RenoAの微妙なポイント
- 画面内指紋認証は微妙
- ワイヤレス充電非対応
- 個人的にイヤホンジャックはいらない
画面内指紋認証は速くない。普通に背面指紋センサーを搭載して欲しかった。
角度によっては全然認証してくれないから、普段は顔認証にしている。
ワイヤレス充電非対応は痛いけど、まあこの価格だからしょうがない。
イヤホンジャックは個人的にいらない。TWSイヤホンが便利すぎるから、有線イヤホンを使う意味がなくなってしまった。
イヤホンジャック廃止して、その分厚みを薄くして欲しかった。
前にレビュー記事を書いているから、そっちも参考にして欲しい。
なお、今まで上げたスマホの中にはDSDSじゃなくてDSDVに対応したものもある。
DSDSとDSDVの違いはVoLTEに対応しているかの違いだから、VoLTEを使わない人にとっては大して変わらないから大丈夫。
どちらもSIMを二枚させるから、通信料の節約はできる。