記事内に広告を含む場合があります。
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
消費者庁が問題としている「誇大な宣言や表現」とならないよう配慮しコンテンツを制作していますのでご安心ください。
問題のある表現ま見つかりましたらお問い合わせいただけると幸いです。
当サイトの記事内では「アフィリエイト広告」などの広告を掲載している場合があります。
消費者庁が問題としている「誇大な宣言や表現」とならないよう配慮しコンテンツを制作していますのでご安心ください。
問題のある表現ま見つかりましたらお問い合わせいただけると幸いです。
凛として時雨のドラマー、ピエール中野氏が全面監修したワイヤレスイヤホン「AVIOT TE-BD21j-ltdpnk」が発売された。
VGPワイヤレス大賞&部門金賞を受賞したスゴイやつ。僕は前モデルをちょっと前にメインで使用していたので、後継機種が発売されたと聞いて、もちろん飛びついた。
現在愛用しているTechnics AZ-60の座を脅かすだけのポテンシャルを秘めていそうだが、果たしてどうなのか。実際使ってみた感想を書いていきたい。
AVIOT TE-BD21j-ltdpnk(以下ピヤホン5)は、国内オーディオメーカーのAVIOTと、凛として時雨のドラマーのピエール中野氏とのコラボイヤホンの第5作目である。
ピエールとイヤホンを組み合わせて「ピヤホン」、それの5代目なのでピヤホン5ということだ。めちゃくちゃ音質が良いらしく、かなり好評みたい(だからコラボが5弾まで続いている)。
僕はピヤホン3を愛用しており、レビューも書いている。後継機の5が発売されたので購入した次第だ。
ピヤホン4はセミワイヤレス、ピヤホン3は完全ワイヤレス。3の後継機は4ではないんですね。
ドライバー | φ8mmダイナミック型及びバランスドアマチュア型ドライバー |
---|---|
最大入力 | DC5V/500mA(Max) |
Bluetooth version | 5.2 |
Bluetoothマルチペアリング | 4デバイス |
マルチポイント | 2デバイス |
対応コーデック | AAC,SBC,Qualcomm® aptXTM,Qualcomm® aptXTM Adaptive |
対応プロファイル | A2DP,HFP,HSP,AVRCP |
ピヤホン5パッケージ。前面にはピエール中野氏のロゴでもある「バイブスくん」が描かれている。
イヤホン以外の内容物は以下の通りだ。
紛失防止ストラップをイヤホンにつけることで、「片耳だけ紛失してしまった……」という失態を防ぐことが可能。実際に使ってはいないが、ランニング時などには重宝するかもしれない。
24000円くらいのワイヤレスイヤホンで、ここまで付属品が豪華なのは見たことがない。
ピヤホン5ケース。ジュラルミン素材を採用しているので、非常に頑丈。ピヤホン3をメインで使用していたときは、何回もコンクリートに落下させていたが、ちょっとスレ傷ができるくらいで、内部のイヤホンはしっかり無傷。
ある程度の高さから落下させてスレ傷ができるくらいなので、日常使いだと特に傷はできない。
イヤホンへのアクセスは上部の蓋をスライドさせることで可能。届いた直後は固くてスライドさせにくかったが、何回か使っていると割と改善された。
スライド方式でも蓋を開閉させる方式でも、どっちでも対して使い勝手は変わらないので、ここはノーコメント。
ピヤホン5を初期化する際や、充電残量を確認する際に使用するボタン。
充電ランプも搭載。もちろん充電方法はType-Cだ。
イヤホン本体。おしりの方にタッチセンサーを備えており、触れるだけで操作が可能。感度は特に不満ないというか、反応も悪くない。
左 | 右 | |
再生 | タップ | タップ |
停止 | タップ | タップ |
曲送り | – | ダブルタップ |
曲戻し | – | トリプルタップ |
受話 | タップ | タップ |
通話終了 | タップ | タップ |
音量UP | トリプルタップ | – |
音量DOWN | ダブルタップ | – |
外音取り込み | 2秒長押し |
ピヤホン5の開発に携わった、ピエール中野氏のコメントは以下の通り。
ピヤホン第5弾のキーワードは『低音』。とはいえ低音過多にならず、中域〜高域もバランスよく、かつ、ピエール中野チューニングらしさも出しています。この低音は他のイヤホンでは聴けないと思います
低音域にこだわったチューニングがアピールされているが、実際に聴いてみると不自然に低音に偏って強調されているわけではなく、全体としてバランスが良いと感じる。
他のイヤホンでは聴いたことのない低音で、厚みや重さを感じつつ、しっかり明瞭感が出てるというか…。表現力がとにかく凄まじい。
解像感がとても素晴らしく、細密さがあり音粒がクッキリしていて明瞭なサウンドを鳴らしてくれるのだ。澄んだ聴きやすい音質なので、個人的にはとても好きだ。
今メインで使用しているテクニクスのAZ-60で満足していたが、ピヤホン5を使うと差を感じてしまう。多分、3万以下のワイヤレスイヤホンの中でもトップクラスの表現力を持ってると思ってる。
Snapdragon Soundのおかげなのかはよくわからないが、音質においては超優秀なワイヤレスイヤホンなのは間違いない。
ピヤホン5、付属のウレタン製イヤーピースMでピッタリ耳に収まった。シリコンタイプだと遮音性が微妙だったのでウレタンの方が個人的には好み。
ただ、イヤホン本体が横に長いので、耳に装着すると結構はみ出る。そこそこ目立つ気がするのでもう少し控えめにしてくれるとありがたかったりする。
これは最近の2万円くらいのイヤホンでは当たり前の機能になりつつある機能だ。ピヤホン5では同時に二台の端末でペアリングができる。
実際使ってみると便利なのだ。例えば、自分のiPhoneにピヤホン5を接続して音楽を聴いていて、途中でiPadでYouTubeを見たいと思ったとしよう。
普通なら、Bluetooth設定→iPhoneで解除→iPadでペアリングという過程を踏まないといけない。ただ、マルチポイントで予めペアリングしておけば、iPadで動画を再生した瞬間にその音声が流れる。
Appleのエコシステムだともっとスムーズなので、周りの製品をAppleで統一するメリットが実感できた。
ノイズキャンセリング(ANC)はないので、外の音はかなり入ってくる。ウレタン製イヤーピースを装着するといくらかマシになるのだが、ANCを搭載したイヤホンと比べると雲泥の差。
音質にガン振りしているのでANCが無くてもまだ許容はできるが、飛行機や騒がしい空間での仕様はあまりおすすめしない。
ピヤホン3を使っていたときは「まあANC無くてもいいかな」と思っていたが、ある程度騒がしい場所だとせっかくの高品質なサウンドが邪魔されてしまう。これが耐えられなかった。
ANC搭載機に乗り換えた際は、騒がしい環境でもしっかり音を楽しむことが可能になったので、個人的にはANCは必須だなと感じる。
ピヤホン5は、単体だと9時間バッテリーなので、そこそこ優秀な気がするが、ケース込みだと45時間もバッテリーが持つ。
前のピヤホン3を使っていたときは頻繁に充電した記憶がなかったので、バッテリー持ちに関してはかなり優秀な方だろう。
ANCも搭載されていないので、あまりバッテリー消費は激しくない。
ピヤホン5の素晴らしいポイントは「音質」「ケースの質感」「バッテリー持ち」くらいだと思っている。その他は正直、ダメダメ。
個人的には以下の点が悪い点だと感じた。
これはピヤホン3の時もあった。夜寝る際に雑談動画を流して寝ている僕だが、ピヤホン5だと「サー…」っていうホワイトノイズが微妙に後ろで流れているのだ。
これがマジで耳障り。普段音楽を流しているときはあまり感じないのだが、夜に静かな自分の部屋で使っていると結構気になる。
音楽鳴らしていないときはかなり聞こえるので、これが改善されていないのはマイナスポイントだ。
外音取り込み機能はついているが、おまけ程度だと思ったほうが良い。ノイズが酷いので、クリア感はまるで無い。
もちろん会話は問題なくできる。ただ、他の機種と比べるとかなり差を感じるので、それでもよければどうぞ!という感じだ。
ピヤホン3のときも同じ感想だったが、あまり改善されている感が無いので悪い点に加えた。
アプリの機能自体には不満はない。
各種ボタンの設定はしっかりできる。AirPods3みたいにカスタマイズ不可なんてことなく、割り当てられる。
外音取り込みの具合も調整可能。
イコライザも細かく調整できる。ちなみに、音楽再生中にしかこの機能は使えないので注意。一見すると「充実してるじゃん」と思いがちなのだが、これが罠。
アプリ起動→イヤホン接続するまでやたらと時間がかかるし、画面遷移して戻ってくると接続途切れてる。また接続し直すのにも時間がかかる。
イヤホン本体のアップデートも失敗することがたまにあるし、そもそも更新するときはまた違うアプリを入れないといけない…といったように、色々ツッコむことが多いのだ。
なぜ統一しないのか謎です
使い勝手が悪すぎるので、まじで開きたくない。他社のアプリだと全くそういうことはないのに、AVIOTはこれだ。イヤホンに力を入れるのは当然だが、アプリにも注力して欲しい。
これは稀に起こる症状。他の機種だとペアリングで躓くことなんてまったくないのだが、ピヤホンはたまに「接続に失敗しました」「接続解除しました」というアナウンスが流れ、そのたびに初期化して再接続するハメになる。
頻繁に起こるわけではないのでそこまで深刻な問題ではないが、たまにこの現象が起きるとマジで面倒。
初回ペアリングですらスムーズに行かなかったので、もうお察し。
おはピエ!
— きなこ (@xkinako1218) December 5, 2021
ピヤホン5が届いたら速攻聴きたかった曲↓↓↓震えます
Love Of My Life (Live at Rock in Rio)✨Queen
帰ろう✨藤井風
Heal the World✨Michael Jackson
高音も凄かったです
確かに今まで聴こえなかった音があった事に驚いてます😮
あと、YouTube等の会話もクリアです👏 https://t.co/Wj20Zuaz2x pic.twitter.com/RNNGb3BHaE
無線ピヤホン5マジですごい!!
— あきらかに元祖AKIRA屋 (旧めかりずむ) (@mecharism) December 2, 2021
これより高いの使ってたのにドラムの音とか今まで聴こえなかった音が聴こえる!
サイズも想像よりスマートで7cmくらい?
最初に何聴こうか決められなかったからFAD横浜の無料配信ライブ見ようかなーと考えながら装着したら花澤香菜さんの音声でもうすでに音質よくてビビる pic.twitter.com/5vuyLtPRZc
イコライザー弄ってないのに低音がIMAXで観た時と同じくらい凄い💦
— Kei (@kei_tesla) December 4, 2021
でも、決して嫌な低音・不自然な低音じゃなくて自然と強調されてる感じ。
中音・高音領域もピヤホン3よりも鮮明で今まで聴こえなかった音が聴こえる♪ピヤホン3の時も初めて聴こえた音があったのに凄い😲#AVIOT #ピヤホン5 pic.twitter.com/G6KBwEhWWP
ぶっちゃけ、メイン機で使う気はまったくない。普段遣いであればANCが搭載されたイヤホンの方が良いし、もっとフィット感の高いイヤホン使いたい。Technics AZ-60の座を脅かすことは全然なかった。
せっかく素晴らしい音質を備えているのに、外音に邪魔されるのは損してる気がする。ピヤホン5は室内でじっくり音楽を楽しみたい際に重宝するイヤホンだ。
ちなみに、超人気のイヤホンみたいで、Amazonでは在庫切れ。AVIOT公式ストアや楽天市場などでも購入可能なので、少しでも気になった方はチェックしてみて欲しい。
この記事が気に入ったら
フォローしてね!